劇場公開日 2021年6月25日

  • 予告編を見る

「重い雰囲気が続く。もう少し和ませるところがあった方がよかった。」夏への扉 キミのいる未来へ M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5重い雰囲気が続く。もう少し和ませるところがあった方がよかった。

2022年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 2022.09.24@Netflix 2回目。
 初回は、2021.06.25@バルト11。期待の清原果耶が出演ということで、劇場公開を待って期待してみた。元々、ロバード・A・ハインラインの原作「夏への扉」を読み、山下達郎の同名曲「夏への扉」にいたく心を揺さぶられ「リッキー・ティッキー・タビー その日までお休み」がすごく印象に残った曲であった。が、そのときはあんまり印象にはなかった。山下達郎の曲が最後の方で掛かると最高だったのだが、そうはならなく、映画の曲はどうも納得がいかない。
 ストーリーはなかなか複雑で、現在から未来へ、未来から現在の過去へ。その軸は一つでしかなくどこかが狂うと全体がずれてくる。その辺りのカラクリが明らかになるのだが、結構混乱してしまってフォローできない局面も多々あった。
 山﨑賢人、清原果耶もいい雰囲気を出していたが、全体的に二人の置かれた状況は厳しく厚くのしかかってラブストーリーでは全くない。もう少しコミナルなところもあって、メリハリを付けてくれたほうが、私のテイストであった。

コメントする
M.Joe