グッバイ、リチャード!のレビュー・感想・評価
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残りの命
余命宣告を受けた男性が残りの人生を自由に生きる物語。それまでの人生は、学校の先生をしていてなんの変哲もない家族のようにみえた。だけど、それは本来見るべきものを見ていようとしてなかっただけに気づかさられる。自分の妻が浮気をしていたり、実の娘がレズビアンだったりと考えるだけでパニックになりそうな気がしました。
でも、それは自分が死ぬ事に比べたらそんな大した事ではないと感じさせられる。
主人公は、そんな事実を知ってからも麻薬をしたり、店の人をナンパをしたりとはちゃめちゃである。
それは、全部が自分が生きていた証として体験しておく事かもしれない。ならばやり残すをしないでおこうと言うメッセージだと思う。
生きるって事は、素直に色んな事を受け入れる事から始まっていく事だと思う。
そしていつしか自分がフィルターをかけて大事な事を忘れて、安易なものに飛びつきやすくなってしまっただろうな。
最後のシーン
車を走らせてつきあたってしまうけど、どちらかを選ばないといけないとなってもそれは自分で新たな道を選ぶ事も出来る。
だから可能性は、捨てないで。
そんなメッセージを感じました。
大して本音も言わず、流れに身を任せてきた大学教授のリチャードが、ガ...
大して本音も言わず、流れに身を任せてきた大学教授のリチャードが、ガンで余命半年である事を知り、本音で生きだす物語。
学生と酒飲みながら本音で話したり、奥さんとお互いを尊重しながら本音で話したり…
もちろん死んじゃうんだけど、本音で生きる事の清々しさを感じさせられる物語です。
最期ぐらい思いのままに…
余命宣告されたら嫌ですね
出来れば知りたくない
もって半年
治療して一年
運がよくて一年半
確実に死が待っている
生きている間は苦痛、苦悩が伴う
…身も心も
まあ。最期の終わり方はともかく
こうありたいなみたいな所はあって
自分だったら。。どうするかなと
家族に隠して最後に告げる
…強い人ですね
自分に正直にありのままに生きられれば
…なかなか難しいです
ジョニー.デップらしい演技もよかった
余命ものだけど暗くならずに観ることができた
ジョニーデップ渾身の演技
ジョニーデップが残された命と向き合う文学教授を全身全霊で演じた1作。
冒頭の余命宣告を受けるアップのジョニーデップで完全に引き込まれた。少なすぎる余命に呆然としながら放送禁止用語を吐きまくるリチャードの様子を滑稽になりすぎず訴えられる演技力は彼しか持ち合わせていないと思う。
ジョニーデップだけでなくダニーヒューストンの情に脆く、心からリチャードを想う美しい友情に泣いてしまった。
リチャードが旅立つ時、それぞれの人間との精算、メッセージを伝えることで日頃から腹を割って話すことの重要性が伝わった。
ジョニーデップ渾身の演技、作品の雰囲気、キャラの魅力全て自分好みの作品だった。
A terminal cancer patient
もし万が一、同じ境遇に晒されたらリチャードの様に生き(死に?)たいと思えました。
『信じた道を行け。お前のままでいいんだ。』娘との素晴らしい関係が刺さりました。
とても良かったです。
ジョニーの演技を観る映画。
ジョニーの演技を観る以外に
見処は特にない。
だけどジョニーに興味がない人が
観るとは思えないので、
ある意味充分とも言える。
やっぱかっこいいなぁ〜。
プラス犬で、0.5星もプラスです。
存在するだけでなく生きると言う事
英文学の教授のリチャードが癌で余命宣告を受ける。
「死ともっと友達になっていたら、もっと生きる喜びがわかってたはず。。存在するだけではなく生きなさい。。」
良い教授、良い夫を演じてきたが、自分を素直に出して生徒や家族にぶつかる良いになったリチャード。
そつなく生活するより、鮮やかな人生の方がいいよね。
自分がどん底で生きてる事が楽しくないと思えた時に「私はもうすぐ病気で死んじゃう」ごっこをして、生きる喜びを噛み締めようとしてましたw
幼稚なごっこ遊びだけど あれはあれで必要でした。
ずっと死を考えだから生きるのは重いけど、たまに思い出すことは良いことですね。
最後、リチャードは不倫してる妻と、振られたばっかのレズの娘にお別れをして旅に出る。
ジョニーディップ主演映画の中ではかなり好きな映画です。
これぞ…
ジョニー・デップらしい作品。余命半年を医師から告げられたことで、余生を自分の思うように過ごすことを決めた主人公とその周囲の人たちへの影響を描く。自分らしく生きる=好き勝手生きると同じように描いている気がして、あまり共感できなかった。
首にならないのが不思議
ジョニーデップの存在感はさすが。
ただ、死を宣告されてからの行動は理解できない物が多く、逆に言うと自分がいかに小さい人間かと言うこと?
人間は今が一番若く、且つ、残された時間は今が一番多い。
着実に今より年老いていくし着実に死に向かっている。誰でも。
この映画は改めてそれに気づかしてくれたし、どんな状況でも一生懸命生きていく事を教えてくれている。
後悔の無い死を迎えることを教えてくれている。
親戚のおじさんが言ってた言葉を思い出した。
「がんは怖い病気ではない。死ぬ時期がわかるからそれまで色々準備ができる。」がんを宣告されてからの生き様、まさにこの映画だった。
それはそうと最後に愛犬を連れ出したらあかんやろ。
なんぼ淋しかっても。
おまけに家族までほったらかしにして。
も一つおまけに左右に曲がらず道の無いまっすぐに突き進んでいって。
どやさ
その続きが見たいわっ
友
余命半年、治療しても1年から一年半、どちらを取るか?リチャードの決断で、一人で耐え抜いて行くのはかなりの勇気が必要だが憧れる所が多分にある。そこまで破天荒というわけでも無いが、学生達に思いの丈を語る姿はカッコ良かった。
一番はピーターとの友情。何よりも友を熱く思う思いに羨ましく思った。
ピーターがやさしい
ジョニーデップの存在感はさすが。
ただ、死を宣告されてからの行動は理解できない事が多く、逆に言うと理解できない自分がいかに小さい人間かと言うこと?
人間は今が一番若く、且つ、残された時間は今が一番多い。着実に今より年老いていくし着実に死に向かっている。誰でも。
この映画は改めてそれに気づかしてくれたし、どんな状況でも一生懸命生きていく事を教えてくれている。
後悔の無い死を迎えることを教えてくれている。
親戚のおじさんが言ってた言葉を思い出した。「がんは怖い病気ではない。死ぬ時期がわかるからそれまで色々準備ができる。」がんを宣告されてからの生き様、まさにこの映画だった。
それはそうと最後に愛犬を連れ出したらあかんやろ。なんぼ淋しかっても。
肺ガンで余命半年と言われた大学教授リチャードが残された人生を見つめ...
肺ガンで余命半年と言われた大学教授リチャードが残された人生を見つめ直す。
あまり深刻にならずに自由奔放に生きているのもいいが、酒を飲みまくり、マリファナに手を出したりするのはやり過ぎか。
体調も特別悪くなる前に作品が終わってしまうのも中途半端。
存在するだけじゃなく生きるんだ
映画「グッバイ、リチャード!」(ウェイン・ロバーツ監督)から。
突然の余命宣告のパターンで思い出す映画は数多い。
しかし、映画「生きる」(黒澤明監督)を超える作品は、
なかなか見当たらないのも事実。
第1章 言いたいことがある
第2章 正面からぶち当たれ
第3章 俺は本当に死ぬ
第4章 本気を出してきた
第5章 まだ言いたいことがある
第6章 ついに時が来た
珍しい章立ての展開に、少し違和感を感じながら、
妻や子どもが、夫・父親の死に対してて、
意外とあっさりしていて、ちょっぴり焦った。
メモしたフレーズを1つ選ぶとしたら、
「なぜこの人生と言う奇妙なもの中に漂い、
生きようとしないのか。生きないければダメだ。
存在するだけじゃなく生きるんだ。
もがいて失敗して正面からぶち当たれ」かな。
特に「存在するだけじゃなく生きるんだ」は、
60歳を超えた私たちには、ズシリと重く響いた。
でも・・周りに迷惑をかけずに、1日を丁寧に過ごし
存在するだけでもいいじゃないか、と思う私もいる。(汗)
歴史に名を残すほどのこともできないのだから。
Life
人はいつか最期を迎える。世の中の98%の凡人にならないよう、生きている今、自分の人生を自分らしく精一杯生き抜こう。悩み苦しみ楽しみの全てが人生、その人生を謳歌してこそ価値ある人生だ。
ちなみに、2019年3月、本作のタイトルが『Richard Says Goodbye』から『The Professor』に変更された。
仮面を外して
仮に半年後に死ぬと分かったら、ダイエットをしたり、ジムに行ったり、仕事を頑張ったり、貯金をしたりするのだろうか。答えはNO。私が今やっているこれらのことは、将来への投資です。だから、余命宣告されたら、確実にリチャードみたいになるんじゃないかなあ。リチャードよりかは、ソフトかもしれませんが。皆さん、普段付けてる仮面が、本来の自分の気持ちと違いすぎやしまいませんか?と言われた気がしました。
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