劇場公開日 2021年12月17日

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「訴訟の展開が少し分かり難いかも」ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5訴訟の展開が少し分かり難いかも

2023年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

一流の企業弁護士が、世界的大企業デュポンの公害訴訟に奮闘する物語。

実話を元にしたお話のようですね。あらすじを見た際に、直ぐに「エリン・ブロコビッチ」を思い出しました。
「エリン・ブロコビッチ」も、一弁護士が巨大企業の公害に挑む実話を元にしたお話。環境問題については、日本よりも欧米の方が厳しい印象がありますが、アメリカはそうでもないようです。企業規模と土地が広大なだけに、公害規模をスケールが違いますね。

さて、主人公エリン・ブロコビッチの破天荒さに焦点をあてて盛り上がりを狙った「エリン・ブロコビッチ」と比較して、この映画は主人公の苦悩に焦点をあてたシリアスドラマ仕立て。私好みの展開ではありますが、デュポンとの攻防が分かり難くなってしまい、映画としての面白さを減じてしまったように思います。
もしかしたら、アメリカの方には有名な訴訟であるため、この描き方でも十分なのかもしれません。しかし、この訴訟を初めて知った私には少し分かり難く感じてしまいました。

私的評価は普通にしました。

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よし