劇場公開日 2020年1月12日

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「愛してると言ってくれ」FREAKS フリークス 能力者たち MARさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5愛してると言ってくれ

2020年1月20日
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悲しい

興奮

特殊能力を持つ、アブノーマルの呼ばれる人間(=フリーク)が危険人物として淘汰される世の中で、娘を守りたい為、「お前は普通の子だ」と言い聞かせ続け半ば監禁生活をしている父親とその娘の物語。

未体験ゾーンの中でもイチオシされている感のある本作でしたが、それだけの見応えのある作品でした!

予告を見れば話の大筋はわかるものの、映画前半は父娘の会話が中心で、その意味もイマイチよくわからず。

しかし、中盤に入りSF全開になってからは、前半の伏線もキッチリ回収し超能力バトルの連続でアツい展開に!お向かいの奥さんを撃たせるまでの展開とか、もうね(とばっちりもいいとこだけど(笑))。

ただ、アブノーマルというだけで淘汰されてしまう家族に始めは同情しつつも、映画が進むにつれ「あ、やっぱこの人達危険だわ」と思い、一般人側に感情移入しかけてしまった自分もいたかも(笑)

X-MENのようなド派手な超能力バトルではないけど、登場人物それぞれの能力やキャラクターが魅力的でとてもよかった。

そして、お前は普通の子だと言い聞かせ続けていた父親が、最後に「お前は特別」だと言った「特別」の意味。

グッと来ちゃいました。

MAR