ELI イーライ

意外な結末なら良いというわけではないんやで…

斬新な展開で途中まではハラハラしたので星２です。
ただしかなりテンポが悪く間延びしていたのでほとんど10秒飛ばししながら観ました。
操作無しで見ていたらイライラするだけだったかもしれません。

設定は面白いので勿体無い気がする作品です。

あらすじ見て幽霊が出てくるホラーっぽいと思ってたけど、予想とは違って純粋なホラー映画というジャンルではなかった（良い意味で）。
じゃあ何のジャンルかと言われると、ネタバレになるかもしれないので詳しく言えない。
個人的にはこういう普通とは違う視点を描く展開は、新鮮で好き。
多分こういう展開は一度体験すると、その後の似たような展開の映画はあまり楽しめないのかも。
一応ハッピーエンド？にはなっているからよかった。

現代の環境汚染や食生活による免疫異常によるもの若しくは親の狂愛故の隔離的何かからのストーリー展開かと予測しながら視聴したがまさかのホーリーストーリー。極度な方向転換はまだしも、クライマックスが幼稚すぎてデイズニードラマかと思うほどだった。舞台設定が興味深いだけに残念な作品となった。３１７の番号に伏線張ったのにも関わらず大したことも無く、秘密を暴いていく様にもドキドキ感は皆無。最も恐怖を感じたのは頭にドリルを刺される治療シーン。今まで見たサスペンス・ホラーで最も駄作でした。
サスペンス要素★★☆☆☆
グロ★☆☆☆☆
スリリング★★☆☆☆
ストーリー性★★☆☆☆
恐怖度★★☆☆☆
クライマックス☆☆☆☆☆
親との関係性 / 父のスタンス　？

まさかの結末だった。『ユージュアル・ネイバー』のように親に問題があるのか、それとも明らかに怪しげな医師に問題があるのかと思いながら観ていたら、最後の最後で衝撃的な方向転換。サスペンスまたはスリラーではなく、エクソシスト系のホラーだったとは。それにしても隔離施設にやってきた少年が体験する数々の怪奇現象が、いかにも日本的というかJホラーのテイストが強かった点も意外といえば意外だった。