劇場公開日 2019年11月1日

「地毛証明するために今の髪型になった高橋克実」ブラック校則 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0地毛証明するために今の髪型になった高橋克実

2020年8月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

いわゆるアイドル映画

連ドラの方は観たことがないし存在すら知らなかった

高校生の主人公が校則を変えたいと願う話

ジャニーズ所属のタレントが映画やドラマに出るだけで異常に嫌う人がいるが僕には理解できない
この作品を高く評価しているのが事務所関係者なら酷評しているのはジャニーズに批判的な講談社関係者になるのだろうか
ちなみに僕はマスコミでも出版社関係者でもない

『僕らの7日間戦争』のヒロインは宮沢りえ
『野豚をプロデュース』のヒロインは堀北真希
『ブラック校則』の主人公はモトーラ世理奈
目立つ存在ではあるけれど・・・
必ずしも美人である必要はないし
悪趣味だけど大胆な抜擢だし勇気ある決断
モトーラが出ているから観ようとも思ったわけだし

モトーラはうまい方だし2人の芝居だって目に余るほど酷くはない
若い子たちはそれなりによくやっている

酷いのは脚本だ
全く面白くない
校則を変えるには至ってないし努力さえろくにしていない
好きな人には申し訳ないが日本語のラップはダサイ
体育教師の体罰を暴露しただけじゃないか
これだけ酷いとドラマはもっと酷いのかな
逆にドラマは面白いのにというパターンかな
いずれにせよアイドル映画とはいえちゃっちい
ターゲットになった人たちが満足ならいいかもしれないが僕には全く合わなかった
歳を取り過ぎたせいかもしれない

たしかに現役時代は狭苦しく鬱陶しくイライラするものだがそれほど酷い校則だと思わない
進路のため進学のためと言われたら文句は言えない
あの学校に行くとダメになると噂が定着したら学校経営は成り立たなくなる
酷いの茶髪に対する対応だ
本人が生まれつきだというのなら教師は信じるほかないし嘘だとしても教師が責められることではない

むかし束縛されないことが自由じゃないと稲葉浩志が歌っていたっけ

校則よりブラックなことは世の中にたくさんある

野川新栄