「ただただ苦痛」Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズマ☆ファンタズム スの字さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0ただただ苦痛

2019年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

他の方が書いているように、ほとんどが慎二・ラーメン屋の話。
メインの三人は全然出てこない。

プリズマ☆イリヤ(以下プリヤ)はFateのスピンオフ作品で、慎二とラーメン屋はFateで人気だったキャラらしいけどプリヤしか知らない人にとっては全然思い入れがないキャラ。
そんなキャラの話を延々見せられて楽しいはずがない。

慎二の下ネタは本編で一度だけ使うことで忌避感や嫌悪感を引き立たせる役割を果たしていた。しかし、何度も使われると映画自体に忌避感を持ってしまう。正直見ていて気持ち悪かった。

ラーメン屋の話も同じオチが5回も続く。しかも食事をするシーンなく急にドンブリに顔をうずめている。訳が分からない。

また、「イリヤのクラスメイト四人がルビー達と契約していたら」というifも四人中二人だけ。あまりにも中途半端。

エインズワースの性転換ネタも意味が不明。
というか慎二の下ネタに性転換にダウンタウン、私の嫌いなネタをピンポイントで突いてくる。この脚本とは絶対に笑いのネタが合わない。

そして、これらの話がぶつ切りで流される。映像が変わるたびに「またこれか…」と疲れがたまる。

動かない絵を左右に振ってるだけで歩いてるようにしてたり、キャラの大きさがシーンによって変わったりと言いたいことはたくさんあるし、粗を探せばどんどん出てくるのだろうけど、
もう二度と見たくない。お金と時間を返してほしい。
そう感じる作品でした。

楽しみにしていただけにコレは酷い。

スの字