劇場公開日 2019年9月27日

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「不自然なストーリー。宮本がミスキャスト。」宮本から君へ Λibo.uryyy0さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5不自然なストーリー。宮本がミスキャスト。

2023年2月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

ストーリーや感情の盛り上がり方が不自然ゆえ観てるとギャグかと思えてくる。2人が迫真の演技なだけにいったい何やってんのこいつら感が凄い。原作未読でドラマも知らないが、原作著者がエレカシ宮本浩次のファンで命名したとの事で興味湧いて映画観てみた。主人公宮本は名前のみならずキャラも宮本浩次の若い頃をイメージしてる気がした。破天荒で大胆なイメージの部分を。そこに熱血漢足したのが本作の宮本か。演じた池松壮亮は配役ミスだと個人的に感じる。池松の事はよく知らないが、思慮深くて常識的な顔に見える。馬鹿な事しそうに見えない。「世の中全員敵にまわすつもり」等という台詞が似合ってないし、叫ぶキャラがハマってない。熱演でそれっぽい感じ出してるものの基本大人しめキャラのが合う気がする為、この人が演じてもキャラ合ってないせいでなんか浮いてるし何こいつ?としか思えず映画に入り込めない。宮本浩次本人なら思わないだろう。宮本浩次と顔は若干似てる気もするがキャラは宮本とは真逆に見える。本作で脇役だった松山ケンイチのがまだ近い気が。顔はあんま似てないが、顔の造形ではなく本人の醸す雰囲気で選んで欲しい。松山なら目に若干狂気宿ってるから同じ言動でも説得力だいぶ出るだろうし本作にもっと入り込めた気がする。池松の印象は普通すぎるのだ。池松だと不自然さが否めない。まあ単に個人的見解ですが。池松と蒼井優が2人とも一般人っぽい顔な為こういういかにも漫画的なストーリーだと何やってんだこいつら感ハンパない。という訳で役者が違えばまだマシだったであろう全然面白くない映画だった。ピエール瀧は妙に良かったが。あと蒼井優をレイプする男は棒演技が逆に良かった。

2023/02 VOD

Λibo.uryyy0