劇場公開日 2021年9月3日

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「テニプリというコンテンツの集大成」リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様 yam.さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0テニプリというコンテンツの集大成

2022年4月21日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

20周年を迎えたテニスの王子様という大作のあらゆる意味での集大成というべき作品だと思いました。
漫画やアニメ、そしてミュージカルという様々なメディアによって、長きにわたり多くの人々を掴んできたテニプリでしか作ることのできない映画だと思いました。

私は、家族愛、恋愛、友愛、様々な形の「愛情」を力に成長していく人の強さを描いていたと思います。特に、この映画で驚いたのは、主人公リョーマの心の成長です。

リョーマは、有名な「俺は上に行くよ」という台詞が象徴的なように、小さな身体だけれど並外れたテニスの才能によって、我が道を突き進んでいく孤高の天才肌タイプのキャラクターです。ダブルスは苦手。ライバル校の人から「唯我独尊」なんて揶揄されていたこともありました。

しかし、この映画では、巻き込んでしまった桜乃を気遣ったり、父南次郎のために奔走したりと精神面で一段成長したリョーマの姿を見ることができます。

テニスの王子様の原点である、全国大会優勝を目指して切磋琢磨しあった青学メンバーたち、しのぎを削ったライバルたちとの日々が、リョーマを心身共にここまで成長させたんだと思うと、胸が熱くなりました。
やっぱり、「テニプリっていいな」と心から思わせてもらえました。

テニプリをよく知らない人にももちろん楽しめる作品だと思いますが、今までテニプリを応援して愛してきた人にこそ見て欲しい映画です。
許斐先生からの今まで応援してきてくれてありがとう、これからもテニプリをよろしくねという声が聞こえてくるような、テニプリとファンへの愛がたくさん詰まった映画だと思いました。

鑑賞しながら、テニプリと共に生まれ育ち、これまで応援してきたこの20年間を振り返らずにはいられず、涙なしには見られない作品でした。

yam.