劇場公開日 2019年2月1日

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フロントランナーのレビュー・感想・評価

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4.0政治家に汚れは許されない…⁈

2019年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

知的

難しい

誰を悪者とするのか、その判断に困るというか、何を持ってして正義というのか…。

うーん…。
真実はうやむやにされ葬られた感じ。

マスコミの汚さと、政治家のエロさだけが残る後味の悪い作品でした。

大統領目指して、有権者の獲得に人生の全てをかけている上院議員のハート。

しかし、最有力候補と期待されていた矢先に、ハンター(マスコミ)に追いかけ回され、不倫疑惑を吹っかけられることに…。

マスゴミと言われる彼の追跡は、人権を無視するかのごとにどんな場所にもカメラを向けてきます。

もし彼に身の潔白を証明するものがあれば、大統領として大活躍を遂げてしたことでしょう。

しかし、彼も人間…!
不倫疑惑を完全に否定することができなかったからこそ、弱みを握られつけ込まれてしまったのだと思います。

最後まで彼を信じた、奥様の献身的な姿印象的でしたが、21世紀になった今では、女性も社会進出する時代。

夫を支える献身的な妻というのは、理想郷のような気がします…(笑)

まあ、そもそもマスコミが彼を取り上げなければ、良かったのかもしれませんが、人気のある人ほど、裏の部分を覗きたくなるもの。

だからこそ、躍起になって追いかけ回したのかもしれませんね。

この時代のマスコミの執拗さは、まさにハンターと言われるほどですが、そのせいで本人以外の人にまで、プライバシーを傷つけるのは論外。

人権の尊重とプライバシーの保護を守るべきだと思うものの、ハートの不倫騒動がなんとも矛盾な映画でした。

きっと、他の最有力候補者の妨害があったのかもしれませんが、真実は闇の中…。

人間の妬み嫉みって恐ろしいということでしょうか?
色々と考えさせられました。

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ガーコ

3.5スキャンダル報道の功罪を深く考えさせられる意欲作

2019年1月10日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

難しい

スピード感のあるドキュメンタリー的な演出で、大統領候補を取り巻くスタッフの熱気、80年台のアメリカの報道の雰囲気、などがリアルに描かれています。候補者の業績・能力のを重視するか、それとも人格・素行のを重視するか、決して結論は押し付けず、鑑賞した人それぞれに考えさせる映画になっています。
主演のヒュー・ジャックマンの演技も圧倒的です。

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orang