劇場公開日 2020年2月7日

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37セカンズのレビュー・感想・評価

全165件中、41~60件目を表示

3.5世の中には色々なひとがいる。

2020年7月1日
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なかなか衝撃的なシーン多め。

ユマちゃんの表情が少しずつ変わってくる様子がすごく良かった

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ぱん

3.0正直きつかった

2020年6月30日
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もうきっついシーンの連続だった。
しかしこれが現実。

障がい者を支える親切な人々に感動させられるわけではなく、
想像以上にブラックな現実が待ち構えている。

あの漫画家の母娘との対比がいちばんえぐかったかな。
人間ってハンデとか格差とかあるのかなって思った。

でもどんな境遇でも結局は自分で選んだ道を進むのが、
幸せということなのかもしれないと思わせてくれた作品。

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JYARI

4.0「わたしでよかった」と言えるまでのユマのロードムービー

2020年6月1日
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鑑賞方法:VOD

「わたしでよかった」と言えるまでのユマのロードムービー

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カタヤマ

5.0セックスはマクガフィン

tさん
2020年5月30日
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新宿も捨てたもんじゃないですね。

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t

5.0今年のナンバーワン

2020年5月29日
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泣ける

近年、稀な傑作、明るく愛に溢れた映画です。

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マルコ

4.5居場所を求めて

2020年5月26日
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 稀に見る、キラキラした傑作。(コロナ後の再映で出逢え、本当によかったと思う。)こんな素晴らしい作品に、敢えて文章を添えなくても…と思ったけれど、やっぱり書き留めておきたい。書かずにいられない。
 なんと言っても、設定がうまい。主人公・ユマは、元同級生である漫画家のゴーストライターとして、それなりには認められ、活躍の場を得ている。とはいえ、漫画がどんなにヒットしても、その成功は所詮友人のもの。母親との生活は息苦しく、もどかしさや悔しさがつのるばかり。行き詰まりを感じた彼女は、自分の身の置きどころを模索し、もがく。
 仕事もおしゃれも性愛も、車椅子のユマは既存の枠におさまれない。(ワンピースを着て外出したがる彼女を、母親が制止するやりとりが印象的だった。)与えられた居場所に甘んじるのをやめようと、危なっかしくも大胆に迷走する彼女は、弱々しいようで力強く、目が離せなかった。
 壁にぶつかるたび、彼女が手にして見入る親子のイラスト。窮地から救われた彼女が、車窓から眺める都会の夜景。そこに彼女の居場所はなく、異次元に紛れ込んだようだと彼女はつぶやく。実写にイラストやアニメが絡む描写が、漫画を志す彼女だからこそ、説得力が増し、躍動する。彼女の目に映る「よのなか」が、切ないほどに生き生きと伝わってきた。
 後半、物語の舞台は都会から海辺の町、そして緑濃い南国へ。ああ、この場所こそ彼女の再出発に相応しい、と合点した。(パスポートとか、タガログ語のやりとりとか、細々した帳尻合わせは脇に置いたままでいい、とあっさり思えてしまった!)異国での思いがけない出会いから、これまで「与えられるばかり」だった彼女が、「与える」側になる。そして、これまでも彼女が周囲に様々なものを与えてきたこと、そしてこれからも…ということを、一瞬にして描き切る。その豊かな語り口に圧倒され、息を呑んだ。
 自分は何者なのか、どこで、何をすればいいのか。そんなもやもやは、誰しも抱くことだ。自分でもやっていけそうな場所を選択肢から選び取るだけでは、本当の居場所にはならない。他人のやり方をなぞるのではなく、自分の内側に目と耳を向けて、自分なりの居場所を作っていく。簡単なことではないし、辛くて苦い思いもついて回る。けれども、そんな一歩一歩すべてが、かけがえなく素晴らしい。文字にすると無粋で当たり前すぎることを、本作は、瑞々しく語ってくれる。これぞ映画の力、だと思った。
 旅から戻った彼女は、もううつむかない。異次元の中でも戸惑わず、まっすぐ前を向いている。キラキラした彼女の笑顔が、最高の幕切れだった。

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cma

4.5おススメです!

2020年5月23日
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一つ一つの言葉の重みを感じる映画でした。
監督、役者が出ている他の映画を観たいと思いました。
ポジティブに思考を変えたい方にオススメです!是非!

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zin

4.0抱擁

2020年5月23日
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Kj

4.0輸出したい日本映画

2020年5月11日
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海外の人にみせたい日本映画。
冒頭の親子の関係性からドキッとさせられて、この映画只者じゃない感。
一部登場人物に人格がなくてキャラ化してるのがちょっと残念だけど、
後半のもう一捻り効いてからの展開が胸にしみるまじでいい映画。

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cokeman_2

4.5冒頭のセリフ「普通と変わらないですよ」 生まれつき障害をもった23...

2020年5月10日
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冒頭のセリフ「普通と変わらないですよ」

生まれつき障害をもった23歳の女の子。しかし彼女が抱いている悩みはごく一般の23歳の女の子と変わらない。親子関係、友達関係、仕事、だったり。

CHAI久々に耳にしたけど、いいな。
東京の撮り方がよかった。東京に対しての見方が変わりそう。
最初の親子のシャワーシーン、綺麗。あのシーンがあったからこの映画に、この親子に引き込まれたかもしれない。

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rrringo0

4.0リアル

2020年4月24日
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鑑賞方法:VOD

お芝居初めてとは思えない生々しさがあった

むりやり男の子とくっつけるわけではなく

1人の女性として強く生きるユマちゃんをみて感じるものがあった

面白かった

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みん

4.5佳山明さんに主演女優賞をあげたい!

2020年4月21日
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ぽんぱる

4.5これは純粋に1人の女の子の成長物語

2020年4月19日
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いい映画だった。
実は障害のある方の物語と思って見始めた。
でも、主役の女の子はたしかに障害があるのだけれど、引っ込み思案で自信がなくて過保護の女の子がだんだん自我に目覚めてもがき始める、これはどんな子にも遅かれ早かれ訪れることだ。
でも、そこには障害ゆえの悩みももちろんあって、すごいのは、誰よりも彼女自信が今の自分をちゃんと受け入れていて前に進もうとするところだ。彼女の素直さ、優しさが周りを自然に巻き込んでいく。
なんと強くて優しい子なのでしょう。
反発したお母さんを逆に包み込めるくらいの成長をして前に進んでいく姿は、観た人みんなを励ましてくれるだろう。

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ニョロ

5.0これは「かわいそうな障害者に親切な人が手を差しのべてよかったね」映画ではない

2020年3月22日
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しろくま

5.0これは実話?!

2020年3月19日
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素晴らしかった!みてよかった!
うーん、言葉がでません!
とにかくブラボー!!!
何か賞とれそう。
と思ったけど、よくみたら賞とったみたい。
だよね。
これは中身のある映画だ。
ほんと素晴らしかった!!

しかも、シネスイッチ銀座でお母さん役の神野美鈴さんがきてて、少しお話でき写真もとらせていただきました~

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みみ

4.5素直に凄い作品

2020年3月18日
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トシくん

5.0絶望から救ってくれる人がいる幸せ

2020年3月15日
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泣ける

幸せ

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bloodtrail

4.5主題と映像が見事に一体化した作品。

2020年3月14日
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鑑賞方法:映画館

監督のHIKARIさんも、主演の佳山明さんも共に新進気鋭で、その瑞々しい感性、熱意が物語の推進力になっています。

当初は予告編の印象から、障害を持った主人公が自立に奮闘する感動物語では、と予想していました。確かに前半の展開は概ね予想の範囲内でしたが、後半から物語は大きく飛躍します。この物語上の跳躍には驚かされましたが、主人公ユマと「ある人物」との別れ際の、短いが重要なメッセージを含んだ会話に心打たれました。その言葉、二人の身体の温かみが、スクリーンを超えてまさしく自分の身体から発せられたものであるかのような感覚を覚えました。

本作はとにかく撮影が素晴らしいです。冒頭の都市を上空から捉えた映像は、焦点の合う範囲が極端に狭く、まるで精巧なミニチュアを撮影したようです。この映像技法はそれほど真新しいものではありませんが、本作で重要な意味を持つ、「距離感の喪失」を視覚的に表現していました。
また狭いマンションの一室、猥雑な繁華街、自然溢れる屋外など、状況も雰囲気も大きく異なる場面それぞれの場面をつなぎ合わせても、決して映像的な統一感を失わず、かつ車椅子のユマがそれぞれの場面で浮き上がらないように、慎重に照明やアングルを選び取っていることが分かりました。

主演の佳山明さんの表情、立ち振る舞い、そして体当たりの演技も素晴らしいですが、介護福祉士、俊哉役を演じた大東駿介さんや芋生悠さんも良かったです。後半の舞台に完全に溶け込んでいて、最初からそこに住んでいたかのようでした。

あまり重要な欠点ではないのですが、前述の俊哉とそれに関連する人々がなぜユマとここまで深く関係するのか、もう少し説明があると良かったかな、とも思いました。また物語の後半への移行は、現実には手続き上そんなに簡単なことではないと思うので、これについても短い描写でそれとなく説明があると良かったかも、と感じました。こうした細部の飛躍が気になって、気が削がれる観客もいると思うので。

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yui

4.0毎日「お母さん」をがんばってる人に、小さなyes.を。

2020年3月10日
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ホントの話なのか都市伝説なのかは知らないけど、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが住んでた部屋の天井だか壁だかに、小さく「yes.」って書いてあるって話を昔聞いたことがあって、それを今でも時々ふと思い出す。

『37セカンズ』という映画は、観た人の多くにとって、後年その「小さなyes.」のように思い出される作品になるんじゃないかなと思う。
あなたの肩をガシッと掴んでユッサユサしながら「君は君らしく生きればいいんだよっ!!」って大声で訴えてくるのではなくて、この映画のことを思い出した折に、ふっと心を緩ませることができるような。そういう「小さなyes.」を示してくれる映画だったように思う。

物語の主人公も、それを演じる主役も、脳性麻痺の女性ということで。「障害者の現状や人権をケイモウしつつ、困難を乗り越え、前向きに生きる主人公の姿に感動させられるタイプの映画」なのかな?という先入観に構えてしまってたけど、実際は「主人公の生きづらい個性」くらいのトーンで扱われていて、それはとても観やすいというか、スッと感情移入できる語り口が、上手でスマートだなと思った。障害者にしても、例えばLGBTQとかにしても、もう「差別へのアンチテーゼ」という文脈で語るよりは、「多様性の一風景」として描かれるアプローチの方が、世に自然浸透していくんじゃないかなと最近思う。もっとも本作は、それを意識させることが目的の映画ではないんだろうけども。

そんな主人公の冒険と成長の物語の素晴らしさについては、いろんなところで語られているし、宇多丸さんの『ムービーウォッチメン』でもガッツリ解説され高く評価もされてる。でも僕は、そんな主人公の冒険と成長の物語としてではなく100%、主人公の母親の物語として観た。

神野三鈴演じる主人公の母親は、解説には「異常なほどに過保護な母親」って書かれてたり、映画の中でも人形製作の仕事(我が子のことも人形のように扱う人という暗喩?)をしていたり、主人公にとっては「母親こそが障害であり呪縛」かのような悪役の大人として描かれてる。

その反面、この母親以外に出てくるオトナたちは、渡辺真起子にしても板谷由夏にしても奥野瑛太にしても皆、一見アウトサイダーのようでいて、でも人の痛みを知ってる素敵な人物ばかりだ。主人公がそれまで見させてもらえなかったオトナの世界へ、彼ら彼女らは背中を押してくれたり、手を差し伸べてくれたり、隣にいてくれたりする。そんな世界、夢中になって当たり前だよね。特に渡辺真起子のカッコ良さには、同じ大人としての自信を砕かれる。「あんな自由で爽やかな風のようなオトナ」になりたかった。『ちひろさん』という漫画の中の主人公が幼少の頃に出会った「リアルちひろさん」のような存在感。

さて、夢のような夜が明けて家に帰れば、神野ママは鬼の形相で待ち構えてる。罰としてケータイ没収したり軟禁状態にしようとしてみたり。それは娘を心配する愛情というよりは、束縛とか支配とか、もしくは依存が神野ママのエゴとなってるように描かれる。

自由で爽やかな風のようなオトナたちと、重たい鎖のような母という大人。

描かれ方としちゃあ神野ママ、圧倒的に不利。

でも、だけど。
何ていうか、僕にはそれが「そういうもん」だと思ったし、なんなら「それがいちばんの母親像」のように思えた。

例えばこの映画に出てくる爽やかな風のようなオトナが、100点正解の親だとしたら。主人公がいつか人の親になったときに、「親としての間違え方を知らない親」になってしまうような気がするんだ。「完璧からは失敗を学べないというパラドクス」っていうか、「子育てに迷う親の姿が子を育てる」みたいなリクツ。神野ママは、全力で迷ってた。それをもって僕は良い母親だとしか思えなかった。冒険に踏み出すためのゼンマイを主人公が巻いたのは、そういう母親だからこそではなかったか。

例に漏れずウチのカミさんも、全力で子育てに迷い、桜島くらいのペースで噴火してる。「どうしたらもっとシッカリしてくれるのかねぇ?」と相談されて僕が「母親がいなくなれば一発で自立心が芽生えると思うよ」と言うと、「それは子育てとは言わない」と叱られて解決案なきまま話は終わる。でもそれでいいのだ。「どうしたらもっとシッカリしてくれるのかねぇ?」と迷い続けることが子育てなんだと僕は思うからだ。また叱られるから言わないけど。

かくして本作『37セカンズ』の中で、神野ママは全力で子育てに終始迷走してる。でもどうしたって子どもは目の届かない冒険に出ていってしまうし、その冒険でこそ成長する。そのことに少し寂しい気はする。でも子どもが成長して「オトナ」になっていくように、その間に親だって成長する。親が成長して何になるかというと、「帰る場所」になるのだ。

この映画の最後の最後に、神野ママは「小さなyes.」を見つける。よかったね、よかったねと、僕は泣いた。「小さなyes.」とはどんなものか?毎日お母さんを頑張ってる人に観てほしいラストシーンだと思う。

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ウシダトモユキ(無人島キネマ)

5.0まるでドキュメンタリー

2020年3月9日
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ドキュメンタリーかと思った。主演の女優さんが、演技ではなく、本当に脳性麻痺を抱えてるって知ったうえでこの映画を観たせいだと思う。正直、とても面白かったし、とても感動した。でも、思っていた以上に赤裸々だった。今までも、こういう障害者の方が主役のドラマや映画って、たくさんあったけど、健常者との違いとか、障害者だって、普通の人間なんだよ…みたいなテーマが多かったように感じる。思わず同情したくなるような表現が多かったように思う。それに比べると、この作品は、もっと赤裸々な部分が表現されていたように思う。
親子の関係とか、リアルな性体験とか、父親や姉の存在とか、障害者でなくても起こりうること。それをリアルに描いてる。ただ、主人公マユって、とても周りの人に恵まれてる。母親がウザいのは分かるけれど、とても心配してくれているし、大東駿介くんや渡辺真起子さんや板谷由夏さんも、とても良い人。このまま大東駿介くんと恋に落ちるのでは…と思ったけど、そうならなかったのも、とてもリアルに感じた。そんなに世の中、上手くいかないんですよ…みたいな感じです。映画って、どこか、ご都合主義みたいなところがありますからね…。障害者としてではなく、一人の女性としての素敵な経験談だったと思います。

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らぶにゃん