劇場公開日 2019年6月7日

「不思議兄弟から海中の神秘、そして壮大な宇宙の謎へと駆け上がる・・・のはいいとしても細部を端折り過ぎたかも」海獣の子供 resuwisshu311さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5不思議兄弟から海中の神秘、そして壮大な宇宙の謎へと駆け上がる・・・のはいいとしても細部を端折り過ぎたかも

2022年8月18日
PCから投稿

海中生物や深海、宇宙生成の謎、さらには哲学・神秘思想などへの興味を抱き、半可通の知識を持つ人間(←俺)からすれば、映画の作り手がどういう思想を込めようとしたのか分かるような部分もあり、分からない部分もある。総体的には殆ど分からなかったけれどもね。苦笑

問題はこの映画のターゲット層と目される少年少女たちに何が残されるかということ。
本作品にて身の回りの小さなことから少しでも離れることができ、俯瞰的視点で地球や宇宙の神秘に想いを馳せられるようになれば意義はあったということになるのかもしれない。

個人的に気になったのは
・目と瞳が大きすぎる
・ジュゴンに育てられた兄弟の生育過程。及び保護後の教育課程
・少年とヒロインがヒッチハイクでどこまで行き、どのように家に帰ってきたのか。(実際に起こったら大騒ぎだろう)
・ジュゴンに育てられた兄弟を、“悪どい組織”は何に利用しようとしていたのか?

上のようなことに気を取られる“すれっからし”な人間は全くつまらないとしか言いようがないね。笑

resuwisshu311