引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
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夏の終わりに見るのに丁度いい作品
何か見ていると夏の風物詩みたいなのが頭によぎる。
例えると、もう夏休みも終わりか...というかんじの劣等感がズンズン沸いてくる。
そもそもなんかこれはレビューじゃないが...
終わり方が面白い。
やはりこういう映画は面白いようだ。
今、調子にのって私と…(笑)
主人公片桐(星野源)が月代もないこじゃれた頭なのでどうなることか?と思って観たが脇を固める面々やワンシーンにも見かけた俳優を配してのコメディは楽しい。
映像的に綺麗すぎる気がしないでもないがリアリティーなどどうでもよい程度に楽しめる。
侍社会の窮屈さも上手く面白みを持たせており、サラリーマン化した根性のない侍たちは邦画コメディに良く合っている。
幼馴染の鷹村(高橋一生)のチャラさとアホのような豪胆さも片桐と相反してインパクトがあった。
年増好きと言うのも面白い。
於蘭(高畑充希)が子連れの出戻りで生き生きしてたのも良かった。片桐のプロポーズ擬きが強引にプロポーズに切り替わっていく件は笑えた。
このままラストまでコメディで行くのかと思えば公儀に通じて裏切る者も現れ、襲撃されるなどのチャンバラ要素も盛り込んでいる。
しかしあの後さらに国替えを強いられるとは、色恋の恨み恐るべし。やはり松平の殿は一晩お付き合いするべきであったか?
現代の経営策や引っ越しに繋がる面白味
1682年 越前松平家が国替えにて播磨から豊後へ引っ越ししなければならなくなった。
その土地は石高が今の半分。
藩主&家来丸ごと引っ越しなので事前かつ経済的にかなり切り詰めなければならない状態。
そんな遠方引越しの采配を任されたのは書庫番の片桐だった。
星野源のよそよそしさと引越しへのあわてぶり。
時代劇コメディである。
収支見直し、整理整頓策、金策、リストラ策(新型コロナ→ロイヤルリムジン策を思い出してしまった)で今を乗り切ろうとする姿は共感出来るし、理不尽で融通効かない上司をギャフンと言わせる所にも面白味がある。
上手く時代劇に現代風を取り入れた感たっぷり。
しかし、アンパイ過ぎた面もあり。
星野源、高畑充希以外の俳優が少ししか活きていない。
高橋一生は引越し中アクション用か?
濱田岳の無駄遣い。
新型コロナのこの社会情勢だからこそ、個人的に面白味も少し増えたとも思われる。
何かと言えば腹を切れと言われる江戸時代。
切れとまでは言わないが、そんな覚悟でやれてる役人が今何人いるだろうか?
新型コロナ危機で経済が疲労しているからこそ観てもらいたい映画である。
おひっこし〜
あの時代で引越しに必要なものは体力や力だけではなかった!技術や知識を駆使し、切らざるを得ない人員に丁寧に説明することで反感を買うこともなく、、素晴らしい!しかし、こんな大名がいたのかっ?!はて??
いろいろ混ぜ込んだ作品
まずは、土橋先生(脚本)の博識にはいつも脱帽する。
イジるためには、歴史を深く知っていなくてはならないというのが学校の教えなので、
ここまでイジり倒せるってことは、
もはや実体験じゃね?と聞きたくなるほどwww.
単なるコメディではないのは解ってましたが、
まさかの高橋一生でしたね!
あんな華奢な役者さんが、
物凄い豪傑に空目する不思議。
がもちゃん(凪のお暇)…だよね?(震)
今回はキャスティングにもザワザワがありましたが、
私としては、まあまあ満足。
そして、ラストでしっかり泣かせるあたり、
ずるい!!www
でもってエンドロールでびっくり!
おいおい、振付と作詞は野村萬斎さんでしたか!!
どうりで狂言ぽいと思いました。
脚本家の登竜門、城戸賞入選作品が即映画化、そこからスルリとてっぺんまで登っていってしまった先生なので、
今後も楽しみな脚本家なのです。
前半が間延びして面白くない。
なぜかすぐに腹を切れやらホモ(男色)やら、キャストの魅力が薄いのも相俟って面白くない。後半からはようやくストーリーが立ち上がってくるが…繰り返し見たいとは思わない。
ラストシーンで無理やり武士の忠義をとってつけた感じ。
オタクだってできるもん
原作未読で鑑賞。
主人公の成長っぷりが凄い。
引きこもりのコミュ症のオタクがお嫁さんももらって国を動かしていく中心人物に…
オタクかつ第一線で活躍する星野源さんが演じるからまた説得力がある。
時代劇が苦手な人でも楽しめる作品。面白かった。
誠実
書物に精通し、人付き合いは苦手だけど、知識や知恵で難色を切り抜けるという設定のはずが、ここ一番という所は、他人の支援や誠実さで切り抜けていくばかりで、才能を発揮する場面が少なかったのが残念。
途中からは、普通にコミュニケーションが取れる普通の人になってた。。
時代劇ねえ
こう言う形でしか時代劇は生き残れないのかな。
凄く淋しくなる。
キャストについて、星野源、高畑充希は良かった。
高橋一生は、無理している感が否めない。こう言うコメディは向いていないのでは?
濱田岳は好きな俳優なんだけど、コメディはいつも同じに見える。
面白かった!
面白くて、笑ったり和んだり、主人公たちを応援したくなったりしながら最後まで見終えて、エンドロールの主題歌でまたジーンとして、映画館を出てからも「でんでん」を聴きながら余韻に浸って帰り、数日後にもう一回観に行きました。ストーリーは知ってるのに、また同じように全編物語に浸って観ることが出来て、やっぱり清々しくエンドロールを迎え、ああ、良かったなーと思えました。
コメディと思って時間つぶしに行きましたが、
別れ道・タイタニック・ボヘミアンラプソディーに次いで私の心に残る作品でした。
人として生きるうえで何が大切かを教えられます。現代人が忘れたものがあります。若い人に観ていただきたい。
高橋一生さん素敵ですが、今まで何か違う気がしていましたが、今回の高橋さんは魅力を十分に発揮させたように思います。
まさに痛快な娯楽作品。笑って泣ける時代劇!!
【賛否両論チェック】
賛:引きこもりだった主人公が、仲間達と共に理不尽な国替えに立ち向かっていく姿が、まさに痛快。それに加えて、人々との関わり合いのドラマに感動もさせられる。
否:展開は時代劇特有のご都合主義で、ツッコみどころも多い。殺害シーンもあり。
家臣や家族全員で引っ越す「国替え」をテーマにした本作。引きこもりなのに何故か総責任者にされてしまった春之介が、親友や勝ち気なヒロインの助けも借りて、様々な困難を切り抜けていく姿は、観ていてまさに痛快で、これぞ時代劇といった印象です。個人的には高橋一生さん演じる源右衛門の、熱くて友達想いでそれでいて強い、そんなキャラクターが好きでした。
そして、泣く泣くリストラを行った春之介と、武士を捨て百姓として残ることになった者達とのドラマも、また感動を誘います。詳しくは実際にご覧になっていただきたいのですが、物語のラストも、それに関連してすごくジーンと来ました。
それから何といっても、やはり時代劇ですので、殺陣のシーンは不可欠です(笑)。クライマックスはこれまた痛快ですので、お見逃しなく。時代劇好きもそうでない人も、笑って泣ける娯楽作品ですので、是非是非チェックしてみて下さい。
文句なしに面白かった!
適材適所!それぞれのキャラが立ってます。
シナリオも面白かった。クスリと笑わせてくれたり、ホロリとさせてくれたり。
意外な役であーんな人が出てたり、NGのあの人が存在感たっぷり出てたり…存分に楽しめました。
本日2本目の図書係の映画
“かたつむり”とあだ名されている書庫番の片桐春之介。突然「引っ越し奉行」という役職をもらってしまい、超難関プロジェクトをまかされることになった、実話ベースの作品。現代社会にも通ずる、公務員や大企業の社員のつらさ。しかも、国替えとなったら家族も含めた民族の大移動。いや、巨大な集団左遷とも言えるのではないか。
町民に金を借りるところやお役御免の儀=リストラのシーン。特に小澤征悦のところが泣ける。何しろ2000人の武士のうち、600人を解雇せねばならないのだ。金銭面の苦労よりも人を切ることのほうが辛いに決まってる。加増されたらまた再就職と言われても、農業に従事させられるんだからなぁ。
そんなこんなで引っ越しが始まるや否や、アー〇引越センターでバイトした頃を思い出したのですが、姫路城内の柱という柱に竹を切ったものを巻いているシーンに、あ、「養生」だと、つらいながらも引越バイトが懐かしく思えてきた。すると、何ということか!積み荷に札を貼っていく何気ないシーンで「〇一二三」と数字が書かれているではありませんか!!!笑った・・・一人で。しかも、一瞬彦根城の橋も映ってるし・・・(笑)
何度も国替えさせられた松平直矩。生涯5度もの引っ越しをした大名だ。最後にはようやく15万石に加増させられ、農業に従事していた武士たちも戻ってくることになったのだが、途中死んだ藩士たちの名が刻まれた石碑に涙、涙。何とも素敵な作品でした。
結局は柳沢吉保の陰謀だったのか?最近はどんな映画にもLGBT問題が絡んでいるし、やっぱりこれか?年末にはまた忠臣蔵の作品も公開されるし、ヒール役の柳沢がどんな感じで登場するのかも楽しみになりました。
旬の俳優まつり!
って感じだった。笑いあり、涙あり、陰謀あり、恋愛あり、忠義あり、派手なアクションあり…とベタだけどみんな大好き!な展開が詰め込まれていて、その中で生きる俳優陣がみんなキラキラしてた。
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