劇場公開日 2018年8月24日

  • 予告編を見る

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間のレビュー・感想・評価

全54件中、41~54件目を表示

2.5どこ向けかわからない映画でした

2018年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

3篇の短編でまったく異なるものを持ってきていました。
どれもまとまっていて面白いのですが、短編だからか?物語の掘り下げが足りず深みがなく、少々物足りない印象でした。
また、子供向けにするには少々見せたくないシーンもあり、どこ向けかわからない、ターゲットがつかめない作品でした。

どれかといえば透明人間が好みでした。
わりとわかりやすいあざとい手法で主人公の心情を描いていましたが、最近はここまで分かりやすい手法も珍しく、逆に新鮮でした。
盲目のおじいさんが渋く良いアクセントになって主人公がぐっと引き締まって素敵でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ちいまめ

3.5個性が詰め込まれた作品集

2018年8月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

スタジオポノックが描く3つの短編集。作品を観ていると、3人の監督それぞれがスタジオジブリの監督や作品をリスペクトしているのが伝わってくる。3作品以外のOPや作品の繋ぎ目、EDといったちょっとしたシーンも手が込んでいる。少し物足りなさを感じるが、短い時間で温かさがぎゅっと詰まっている作品集だった。

1作目『カニーニとカニーノ』
ちいさなカニをの兄弟の冒険を描いたお話。大きな滴や巨大な天敵は『借りぐらしのアリエッティ』を彷彿とさせる。台詞こそ少ないがカニーニやカニーノの表情が豊かに表現されており気持ちが伝わってくる。冒険でできたハサミの傷は英雄の証。大きな自然で生きるちいさないのちを感じる作品だった。大きなお魚がこわい…。

2作目『サムライエッグ』
卵アレルギーを持つ主人公のシュンが卵と向き合うお話。絵はまるでたまごのような柔らい雰囲気。個人的にシャトルランの場面の音楽がまるでシャトルランのようでお気に入り。お母さんのダンスシーンからはアレルギーの息子を守る力強さと包み込む優しさを表現しているように感じる。

3作目『透明人間』
1作目、2作目と比べて少し暗い雰囲気で始まる。誰からも認識されない主人公を見ていると少し怖いような悲しいような気持ちになる。透明人間は赤ちゃんを救った英雄。赤ちゃんは透明人間を救った英雄。色々と考察することができ、もう少しじっくりと観たいと感じる作品だった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ゆぅい

3.5一度で三度おいしい

2018年8月26日
iPhoneアプリから投稿

メッセージ性があると感じる作品たちだった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
クロロ

3.0ポノックの実験的プレゼンテーション

2018年8月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
Naguy

4.0透明人間が良かった

2018年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
nmaibou

3.5あそぼ あそぼ ちいさな英雄 あそぼう

2018年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
コンブ

2.5見所はED

2018年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

正直映画化する必要があったのか?と思わせるほど3作ともストーリーが薄かったです。恐らく各監督の技術の練習という意味合いで作られたのでしょうか。
今後もシリーズが続くそうなので、続編に期待したいと思います。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mono

2.5正直物足りない

2018年8月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

昨年、メアリと魔女の花で長編アニメ映画デビューを果たしたスタジオポノックが今年は短編集を劇場公開。メアリが中々惜しい作品だっただけにポノックには期待しており、短編集とは言え観ないわけにはいかない。

まずは【カニ】だが、小さな川に住むカニを擬人化したお話。なんて事ない小さな川底が、小さなカニ目線だとまるでファンタジー世界のフィールドのように見える演出はお見事。
同監督作品である『借りぐらしのアリエッティ』などもそうでしたが、普通の風景を人間と違う目線の主人公視点で見せる事で異世界に頼らずファンタジー世界っぽさを出すのが上手い方です。
映像面もジブリを思わせる手描き風の美しい背景。今後もこの方向で続けて欲しいです。
時間が短いので内容的には超絶シンプル。登場人物は全員カニ語を話し、日本語は一切でないのですが、殆ど名前を叫ぶだけで強引に会話を成立させており、どうせならもう少しカニ語を作り込んで欲しかったですね。

2本目の【タマゴ】は卵アレルギーの男の子の話。ファンタジー要素は一切無しで、アレルギー持ちの子供のお母さんは大変だなぁという話。正直『ちいさな英雄』はさすがに大袈裟なテーマだと思う。

3本目は【透明人間】の生活を描いた作品。透明である事以外に色々特性があるようですが説明は一切無し。まぁ観ていれば大体分かります。三本の中で一番、短編はキツそう。時間が足りない。

三本とも各監督の個性が出ていて中々良い出来だったと思うけど、三本合わせて1時間未満という短さもあって正直映画館で観る作品では無い。動画見本市とかのイベントで公開するような作品という感じ。
次はまた長編アニメを作って、その次も長編アニメを作って、いつかジブリの後継となって欲しい

コメントする (0件)
共感した! 1件)
よもぎ

4.0小さな体に大きな勇気

2018年8月25日
Androidアプリから投稿

主人公が蟹、アレルギー持ちの子供、透明人間。三作品とも、私が見たことのない題材で新鮮でした。
物語は短いですが、その分簡潔にまとまっているし、声優には有名な役者さんが起用されていますが声に違和感を感じることもないし、音楽も良かったです。見終わったあとは絵本を読んでもらったような、暖かい気持ちになれます。

余談ですが、私は蟹を飼ったことがあるくらい蟹が大好きなので、あの兄妹が可愛くてたまらなかったです!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
かにお

5.0ポノック最高❤

2018年8月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

○カニーニとカニーノ
 カニの家族の物語で、楽しめました。米林監督作品なので冒険物の要素が盛りだくさんでした。

○サムライエッグ
 タマゴアレルギーの男の子の話でした。お母さんの声が、尾野真千子で関西弁なので親近感を覚えました。

○透明人間
 透明な男のはかない話。シュールではかなさが自分的には好きな作品でした。

ペンギンハイウェイとは、次元がちがうくらい面白しろいです!
短編ですが、何を描きたいのかわかりました!
もう少し、時間をかけて欲しかったです。残念です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
白い悪魔

4.5綺麗で癒され、最後は渋かった。

2018年8月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

萌える

「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」鑑賞。

*概要*
米林宏昌監督手が立ち上げたスタジオポノックが、新たに送り出す短編レーベル「ポノック短編劇場」の第1弾。

「カニーニとカニーノ」

*概要*
カニの兄妹の冒険を描いたファンタジー。

*声の主演*
木村文乃
鈴木梨央

*感想*
全体を通して、絵がとても綺麗で、キャラクターも可愛かった。セリフのほとんどは名前や喘ぎだけでしたが、十分話しは解ります。
どうしてカニなのに人間なんだ?って若干、疑問に思いましたが、感動も味わえたので、良かったです。(^^)

「サムライエッグ」

*概要*
たまごアレルギーに悩む少年と母親の愛情を描いた人間ドラマ。

*声の主演*
篠原湊大
坂口健太郎
尾野真千子

*感想*
見た瞬間、衝撃受けた。それは何かというと、絵です。カニーニとカニーノとは全然絵のタッチは違いますが、なんかこう…癒される。主人公の男の子がめちゃめちゃ可愛くて、タマゴが食べられない苦悩が細かく描かれ、それプラス母親との愛情もしっかりと描かれていて、ほっこりしたし、めちゃめちゃ良かったです!

「透明人間」

*概要*
誰にも見えることがない透明人間の青年の孤独な奮闘を描いたアクション。

*声の主演*
オダギリジョー
田中泯

*感想*
ん~この短編はイマイチでした。どうして透明人間なんだ?あの老人は一体何者なんだ?意味不明なことが結構ありましたが、絵は好きです。渋くて、アクション面はそんなになくてあまり面白くなかったです…。

個人的には「サムライエッグ」が一番好きです!\(^^)/

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ひろっぴ

4.0ちょうど良い。

2018年8月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

全てがちょうど良い。内容も時間も何もかも。実にうまくコンパクト。言いたい事もくっきりだし。2番目のアレルギーの作品が好き。どの作品もほんわか幸せに軽く元気になれます。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
peanuts

3.5それなりに!

2018年8月25日
PCから投稿

時間も短いし、内容もライトだからそれなりに楽しめました!
見応えや大感動とまではいきませんでしたが、それなりに及第点といった感じでした。
魚が、トラウマになるぐらい怖かった。。。。。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ハワイアン映画道の弟子

4.0小さくたってみんな英雄ばかりだよ!

2018年8月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

萌える

完成披露試写会の日が誕生日だなんて!
アニメ映画大好き女としては、運命的な日になりました(^^)

なんてったって、スタジオポノック作品なのですから面白くないわけがない!(笑)
短編が3作品ありますが、どれもこれも粒ぞろいの名作ばかりでした。

スタジオジブリでお馴染みの米林監督。
高畑勲監督の右腕だった百瀬監督。
宮崎駿監督の中心を担った山下監督。
どの監督の作品も、とても素晴らしく甲乙付けがたいのが難点…!

『カニーニとカニーノ』は、ジブリ美術館の短編映画から飛び出してきたかのような名作!
水の流れ、水の粒、光の反射、その自然の美しさを、ここまでアニメで鮮明に描けるのかと驚きました!
観ているだけで圧倒される、そんな魅力的な作品でした!

『サムライエッグ』は、いのちの強さを描いた作品。
柔らかなタッチで、高畑勲の『かぐや姫』のような雰囲気かと思いましたが、内容は現代を生きる少年の息吹のような命の尊さを感じます!
母と子が奮闘しながらも元気に生きる姿に、生きる希望と勇気をもらえました!
途中、思わず涙ぐむ感動シーンもありますので、感動したい人にはオススメです!

『透明人間』は、前二作とは打って変わってダークな印象。
突然透明になってしまった男の日常を描いた物語です。
透明人間って憧れますが、いざなってみると意外シビアな世界。
苦労や悲しいことがたくさんあるのが現実なのかもしれません。
大人の世界観を楽しみたい方にオススメ。

今回は完成披露試写会ということで、たくさんのゲストが登壇されました!
一番印象的だったのはなんと言っても、木村文乃さん!
あの溌剌と笑顔と、可愛い発言に終始メロメロでした(^^)
隣にいた鈴木梨央ちゃんとの仲良しな雰囲気も素敵でした。
隣にいた尾野真千子さんの姉さんっぷりも良い味出してます(笑)
さらに隣にいた坂口健太郎さんは、若い女性のの黄色い悲鳴に、終始困り顔(笑)
そして、田中泯さんの渋い独特の雰囲気にも圧倒!
それぞれの特徴が存分に現れた和やかな試写会でした。

それぞれの作品のキーワードを元に、作品の魅力を語ってくれた監督の方々、そしてキャストの皆さんに拍手!

さらにさらに、スペシャルゲストとして、木村カエラさんも登場!
このポノックのエンディングの音楽を作ってくださり、その場で歌まで歌ってくださいました!
元気一杯の雰囲気と、可愛い歌詞にウキウキワクワクしちゃいました(^^)

これからのスタジオポノックがますます楽しみにってくる、そんな素敵な作品の数々ばかりです。

最後に…。
実は高畑勲さんがこのポノックの4作品目を製作途中だったとのこと。
惜しくも亡くなってしまったのが残念でなりません。
プロデューサーも、高畑勲さんのことを悼みつつ、作品の完成の喜びを語っていました。
幻の4作品目観たかったなぁ…。
草葉の陰から高畑勲監督が、この作品の完成喜んでくれていることを願っています。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ガーコ