「思いがけない傑作」ブリグズビー・ベア まままさんの映画レビュー(感想・評価)
思いがけない傑作
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それまで自分の中の全てだったブリグズビーベアが、実は誘拐犯の父による作品だったと知る
開けた世界にはブリグズビーベア以外の全てがあるが、ブリグズビーベアはない
絶望してもおかしくない状況で、主人公はブリグズビーベアの作者が元父であることに興奮する
そして続きは誰が作るのかと。誰もいないなら僕が作ろうと。
初めてブリグズビーベアの良さを共有できる友達もできた
一緒に劇場版を作ってくれるし、これまでの話をネットにアップして広めてくれもした
閉ざされた世界での救いや教育としての物語
(主人公は新しい父とのバスケより、よっぽどブリグズビーや映画作りに夢中)
そして作者の罪によらない物語
(昨今名作の監督がセクハラなりで問題になってたりするが、作品の価値はそれによらないと言うかのような)
監督の作品観が滲み出ていていい
そして映画作製の楽しさ、温かさがいい。
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