劇場公開日 2020年12月18日

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「本当の幸せとは。瞬き厳禁の超絶アクション!!」ワンダーウーマン 1984 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5本当の幸せとは。瞬き厳禁の超絶アクション!!

2021年2月14日
PCから投稿

悲しい

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:予備知識は最悪無くても大丈夫そう。ド派手なアクションの連続が見どころ。願いを叶う石を巡って、「本当の幸福」や「願いが叶う代償」という、普遍的なテーマを考えさせられるのも印象深い。
否:展開は超ご都合主義で、ツッコみどころも多すぎる印象。スケールが大きいだけに、荒唐無稽感もかなりあり。

 何でも1つだけ願いを叶えてくれる石を巡り、実業家・マックスの野望によって、人類が滅亡の危機に瀕してしまうという本作。「本当の幸福とは何か」という普遍的な問いかけは勿論のこと、「願いが手頃に叶ってしまうことへの代償」という、どこか利便性が追求されてきた現代社会にも通じる部分があるテーマにも、思わず考えさせられてしまいます。
 そしてさすがアメコミヒロインだけあって、そのド派手なアクションの数々は、まさに瞬き厳禁です(笑)。スケールがメチャメチャ大きい分、ちょっと荒唐無稽感があるのは、ご愛敬ですね(笑)。
 展開も“超”がつくほどのご都合主義ですが、それを言うのは野暮というもの。予備知識がなくても楽しめる、そんなアクション大作ですので、是非チェックしてみて下さい。

門倉カド(映画コーディネーター)