劇場公開日 2020年12月18日

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「「ワンダーウーマン、黄金聖闘士になるの巻」」ワンダーウーマン 1984 なりさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5「ワンダーウーマン、黄金聖闘士になるの巻」

2021年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

◎アクション映画というよりラブストーリー
まずはなんと言ってもガルガドット様でしょ!
カッコよすぎるわ美しすぎるわで、
あぁーーもう大変大変←わら
ただ聖闘士星矢のコスチュームは正直微妙だし、
キーアイテムとしてはかなり薄味だったかな。
クリスパインも良い顔面してたーーー
役的に今作は彼の表情やリアクションが大事なんだけど、
すごく良かった。
ダイアナとスティーブの2人のシーンは個人的に好きで、
とにかくロマンティックで、ずっと見ていたいと思えるような素敵な空間だった。
終盤のこの2人のとあるシーンは、2人の演技も相まって、映画史に残ると言っても過言ではないだろう。

◎魅力的な2人のヴィラン
今作の敵役の2人は今までのDCのヴィランとは一味違っててすごく魅力を感じた
クリステン・ウィグ演じるバーバラは言ってしまえばアメイジング・スパイダーマン2のエレクトロ的で親近感湧くキャラクター。
ただすごい共感できるキャラクターだからこそ、
オチまでちゃんと描いて欲しかった←
ペドロ・パスカル演じるマックスもいわゆるLOSERなんですよね。
スーパーパワーも無ければカリスマ性も運もない。
ダメダメなんですよ、でもダメダメだからこそ彼の望みは理解出来るし、何も無いと思ってた彼が唯一持っていたものに、我々は心打たれるんですよ。

面白くないわけではないものの、ツッコミどころ満載だから全体的に作品への集中力、没入感が途切れてしまった作品だった。
気になる人は、前作を観てから劇場に足を運ぶのをオススメします。

なり