娼年

劇場公開日:

娼年

解説

「娼夫」として生きる男を主人公に性の極限を描いた石田衣良の同名小説を、2015年に上演した舞台版が大きな反響を呼んだ監督・三浦大輔×主演・松坂桃李のコンビで映画化。大学での生活も退屈し、バイトに明け暮れ無気力な毎日を送っているリョウ。ホストクラブで働く中学の同級生シンヤがリョウのバイト先のバーに連れてきたホストクラブの客、御堂静香。彼女は秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」のオーナーで、恋愛や女性に興味がないというリョウに「情熱の試験」を受けさせ、リョウは静香の店で働くこととなる。「娼夫」という仕事に最初は戸惑うリョウだったが、女性たちひとりひとりが秘めている欲望の奥深さに気づき、そこにやりがいを見つけていく。リョウは彼を買った女性たちの欲望を引き出し、そして彼女たちは自分自身を解放していった。

2018年製作/119分/R18+/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2018年4月6日

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(C)石田衣良/集英社 2017映画「娼年」製作委員会

映画レビュー

3.520代終盤に様々なチャレンジを続けた松坂桃李の一挙手一投足を堪能す...

2022年3月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

20代終盤に様々なチャレンジを続けた松坂桃李の一挙手一投足を堪能する意欲作。
そして、三浦大輔のこだわり抜いた演出にも注目を。
性を題材にしながら、日本では初めてR18+指定作品の女性限定応援上映が開催され、チケットは完売したほど圧倒的な支持を得たことは記憶に新しい。
テレビでは絶対に見ることができない役者たちの生きざまをご堪能ください。

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大塚史貴

4.0艶やかで哀しいイニシエーションと解放の物語

2018年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

一説ではゲイ筋にも人気が高いらしい松坂桃李。序盤から美尻が大写しになる全裸シーンが満載で、そうした客層も狙っているのかと思いながら見進めていくと、途中でリョウがゲイの世界を垣間見る(半分体験する、と言うべきか)場面が出てきて、妙に納得した次第。

さまざまな性癖を抱える女性客たちが、娼夫リョウとの行為を通じて解放されていくというパターンが繰り返されるのだが、セックス描写は生々しくも美しく、そしてどこかもの哀しい。日本の社会において男女の格差、非対称性が根強く残り、女性の性も抑圧されたままだという現実を反映しているからかもしれない。

リョウもまた、彼女たちとの行為を重ねることで精神的に成長し、“少年”から“大人”へと生まれ変わる。映画全体を壮大なイニシエーションの物語と見なすこともできよう。

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高森 郁哉

3.0タイトルなし

2024年2月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

おしっこシーンが印象的だった。
会話や声、音やBGMなどが繊細で良かった。
映像は、美術的に良かったが、被写体の営みの動きは氣に入らなかった。

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Don-chan(Daisuke.Y)

0.5あれでは娼年は務まらん

2023年11月28日
スマートフォンから投稿

とにかく女の扱いがド下手くそ。
なんだあの忙しないミシンみたいな工業的な動きは。あんなんでどうやって感じろと言うのか、、

あの描写がちゃんとしてれば物語として体を成していたのに、、
あれじゃ、あの女子たちに蹴り飛ばされて終わりだわね。

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しば
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