劇場公開日 2019年1月25日

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ヴィクトリア女王 最期の秘密のレビュー・感想・評価

全64件中、21~40件目を表示

4.0こういう話が観たかった!

2019年10月16日
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泣ける

楽しい

幸せ

この評価が映画として正しいかどうかよくわからないけど、私はこういう話が大好きだ
こういう話が好きでこういう話が観たくて
間違って「女王陛下のお気に入り」を借りてしまった後での感動は想像以上だった。(こういう話は最も嫌い

ヴィクトリア女王役の女優さんが超キュート!
まるで少女のような純心さが、息子や周りの貴族達の嫉妬にまみれた醜さと対比して際立っていた

アブゥドゥルが女王の靴にキスするシーンがとても好きだ
昔は、靴を舐めるとか足元に口づけるとか聞くのもおぞましいくらい嫌で、卑屈で侮蔑的だと思っていたのに
あんなに愛おしむキスをされたら女はみんな舞い上がるよね

私の大好きな小説家の永井路子さんが、女王の時代にイギリスは必ず繁栄したが、その中でヴィクトリア女王の時代の繁栄は他と異なると言った
ヴィクトリア女王だけは、女王である前によき妻であった。
補佐である夫の意見をよく聞いたという。
ヴィクトリア女王時代の繁栄は女王の器量というより当時のイギリスの国力が最大であったからだと。(産業革命期?)
その話を読んで私はヴィクトリア女王のファンになった(「歴史をさわがせた女たち外国編」

永井路子さんのこの話はアブゥドゥルの日記が発見される前に書かれている。
この映画の冒頭に書かれた「この映画はほぼ事実である」というのは信じて良いと思われる。

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アクアMARINE

4.0ヴィクトリア女王の哀しみと退屈を救った異邦人従僕との交流を優しい眼差しで描く

2019年7月16日
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悲しい

知的

幸せ

2019年は英国女王を主題にした映画が3作、日本でも上映され、どの作品も興味深く鑑賞した。

歴史の順で言えば、

1.「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」
 シアーシャ・ローニャンとマーゴット・ロビー演じる二人の女王が16世紀のスコットランドとイングランドの複雑な関係に翻弄されつつ 自らの生き方を貫いた姿を描いた秀作。

2.「女王陛下のお気に入り」
 18世紀初めに英国を支配していたアン女王を取り巻く人物たちを描いた物語。主演のオリヴィア・コールマンがアカデミー主演女優賞を獲得した鬼才ヨルゴス・アンティモスの秀作。

3.そしてこの作品。
 内容は表題から類推できます。

<もし時間と英国王室に興味がある方であれば、この3作品を時系列で観ると(繋がりはありませんが)英国王室の姿が少しイメージできるのではないかなと思います。そして、豊かな時間も過ごせると思います>

<2019年1月26日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

4.0落ち着いた良い映画でした。

2019年4月7日
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泣ける

知的

幸せ

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Kumiko

4.0ジュディ・デンチ

2019年3月21日
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幸せ

ジュディ・デンチ 素敵です。

最近、女王、王女、インド統治という英国を題材にした映画が多いですが、これは国策(?)ですか?

日本では皇室を題材にしたこのような映画は考えられないので、これはこれで素敵でしたが、時の権力者から必要以上に寵愛を得るとこうなりますよね!二人とも分かっているようです! ほぼ事実ということですが、どこまで事実かは分かりませんが良い実話だと思います。

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taiyasan

3.5ヴィクトリア女王って開明的だったんだ!

2019年3月12日
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鑑賞方法:映画館

イギリスは今だに階級社会だというのに、100年以上前の女王は階級、学歴、血筋などにとらわれすぎずに、実力で人を見る目を持っていたことに驚きです。そりゃ隠すわな。

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こばりん

3.0人生の最後の輝き

2019年3月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

映画が始まってすぐにこのお話は「ほぼ」真実です
と言うテロップが入るので、初めて、ああ、そうだったのか〜
と知った次第。

そう思って見ると、すっごい話だな〜〜

前半はビクトリア女王を演じる流石のジュディ・デンチが
物語に引き込んでくれます。
80歳のおばあさんで寝起きこそ悪いけど、
食欲も旺盛、行動力もあり、そのパワフルさは
時に御付きの人々を置いてけぼりにしてしまうほど〜
そこはコミカルだけど、人を糾弾するときは流石の目力!怖〜

で、ビクトリア女王が心を開くインド人青年にアリ・ファザル!
彼がインド系にしては割とマイルドなイケメンでなかなか良いですね。

正直、行き着く先は想像がつく作品でその通りなんだけど
最後に「女王陛下、良かったですね〜〜」と言う思いが湧いて来て
なんだかジワ〜〜ときました。

中高年には響くでしょうね〜

で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては

今ちょうど「女王」映画が渋滞してて
この映画はちょっと割りを食ってしまってるけど
大筋の話としては「女王陛下のお気に入り」と
そんなに変わらない話なんです。

「女王陛下のお気に入り」のアン女王はひたすら愚かな女王で
実在はしてるけどお話は完全にフィクション。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」のヴィクトリア女王は
大英帝国を率いた偉大な女王で、このお話はほぼ実話

どちらも権力者の孤独と
それを取り巻く周囲の人々を描いてますが
「女王陛下のお気に入り」は作り話だから、
ひたすらゲスに面白おかしく描いているのに対し

「ヴィクトリア女王 最期の秘密」は実話だけに
ちょっと感動的に描いてます。
でも、インド青年は100%善人という訳でもなく
それなりに女王に嘘も付いてますが、
賢明な女王だけにヴィクトリア女王の孤独の闇は
アン女王よりもずっと深かったのな〜〜

だから、最後の最後、映画としての、
もしかしら脚色かもしれませんが
ジワ〜〜と目頭が熱くなりました。

インドの港に停泊する数多くの帆船のCGがなかなか見事です。
大英帝国の往時を感じさせる宮廷シーンも見事。

@もう一度観るなら?
「ネット配信とかでじっくり観たいですね。」

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星のナターシャ

3.0教養ってどうやって培われるんだろうか?

2019年3月7日
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幸せ

学歴や身分では教養って身に付かないんだなぁと。
大英帝国の全盛期、女王の孤独や辛さを理解できるのは、教養があったためか、なかったからか。
人を思いやる心は身分関係なく通じるものがある。
素直さも大事だと思った。
それにしてもジュディデンチは素晴らしい🎵

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em

3.5孤独な老女王の求めた人間らしい愛情

2019年3月5日
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しずる

老いらくの恋⁉

2019年3月5日
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星🌟🌟🌟🌟 実話に基づいた作品だそうですが女王とアブドゥルの関係が途中まで老いらくの恋に思えて仕方なかったです❗と言うのも彼を叱るシーンがなかったから…もうちょっと女王の内面とか描いてくれれば2人の関係がどうなのか解るような気がします❗面白かったから老いらくの恋だろうが無かろうがどちらでもよかったけど…日本でも奈良時代独身の年配の女帝が坊さんと仲良くなり天皇の位を譲ろうとして側近に阻止させたことが有りますが女帝が亡くなると左遷されました❗時代や国が変わっても同じなんですね❗

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ミリン一番搾り

3.5孤独が伝わってくる

2019年3月3日
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多分ほんとにあんな風に孤独なんだろうな。
周りにいない感じの人に恋心のようなもの?友情?は理解できる。でも周りの人達の言い分も尤もと思う。最期は幸せであったと思いたい。

細部までおしゃれでキレイ。さすがイギリス🇬🇧

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kyocool

3.0なぜか「日の名残り」を思い浮かべて涙。

2019年3月1日
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階級制と自由は表と裏。
英国と言う国が凋落の坂を転げていくのはこのころから始まっていて驚いた。
女王の賢明さは受け継がれることはなくバカ王子は権威にしがみつく。時代は変わって行くのに気付かぬ愚かさは今も変わりないのだろう。
経済以外の尺度を待たぬ為政者は置いてけぼりになることすら厭わないのだ。

他者の意見を聞き入れぬ者には自由は手に入れられない。

今の英国を見れば然もありなん。

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はる

2.0咲いて散る桜

2019年2月28日
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身分も年齢も超えた女王と従者の素晴らしい絆。しかしその関係もつかの間で最終的には元の木阿弥。一瞬で咲いて散る桜のような物語でした。
2019-38

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隣組

2.0永遠の宴へ

2019年2月24日
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単純

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いぱねま

4.0It's very nice!

2019年2月23日
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I like this.The story is truth.But her son had hidden this truth. And it is found in 2010.Only 7years after this movie was made. I think this movie is very fantastic.The actress is very charming.She is amazing. And the indian actor is very cool.He's smile is very pretty.

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moo\(^-^)/

3.5予想外に女王様素晴らしいです。

2019年2月18日
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イギリス連邦、女王様冴えてませんか。

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びわ湖のこーちゃん

4.0世界一女王様が似合うデンチ様

2019年2月17日
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女王を讃えよ! ジュディ! ジュディ!ジュディ! (それは違う作品)
前半はかなりコメディタッチでお茶目なデンチ様を堪能できます。
後半はぐっと雰囲気が変わるので、かっこいい/か弱いデンチ様を堪能できます。
最初の顔を映さない演出は好きだが、デンチ様のご尊顔と美しいブルーグレーの瞳を鑑賞する時間が少なくなったので、痛し痒し。
周りの洟たれどもはデンチ様の邪魔にはなっていなかったので、褒めてつかわす。

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なお

3.0史実に限りなく近いのであればアヴドゥルの人間像、当時のイギリス王室...

2019年2月16日
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史実に限りなく近いのであればアヴドゥルの人間像、当時のイギリス王室の人間模様、宗教観など全てにおいてもう少し掘り下げてほしかった。

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tsumumiki

4.0素晴らしい映画

2019年2月16日
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豪胆なビクトリア女王というイメージが晩年を描くことにイメージが変わりました。
もちろん愛が会ったからこそだとは思いますが

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なかわんくま

4.0ウェルメイドで見やすい。

2019年2月13日
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だいず

4.0嫌う前に、まずは相手を知ることから

2019年2月13日
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素敵な映画だった!

19世紀後半、イギリスのヴィクトリア女王と、インドからやってきたアブドゥルとの間に芽生えた絆を描いた作品

彼らが出会ったきっかけは、ヴィクトリア女王の在位50周年の式典だった

アブドゥルは、インドで発行された記念コインを女王に献上するために「背が高くてイギリス人に負けず見栄えがするから」という理由で選ばれ、式典に出席する

その式典で女王はアブドゥルを一目見ただけで好意を持ち、彼を側に置くようになり、そこから絆が生まれていく

私は、その時の女王の気持ちが分かる気がした

アブドゥルのピュアな笑顔を見た瞬間に夢中になったヴィクトリア女王は、
韓国の俳優やアイドルに夢中になってしまう私たちと同じだと思ったからだ

日頃、仕事や家庭の忙しさに気分が滅入っている時、休み時間にネットを見ては、アイドルの笑顔に癒される…

ヴィクトリア女王もまた、王室の人間関係からくるストレスフルな日々も、アブドゥルの笑顔で癒されるようになる

アイドルや俳優の笑顔に癒され、そこからはまった私たちは、彼らの国を知りたいと思い、言葉を学び、韓国料理を食べ、文化を知りたいと思うようになる

ヴィクトリア女王もまた、アブドゥルの話す言葉を学び、インドの食べ物や文化に興味をもつようになるのだ

そして、すっかりアイドル沼にはまった私たちが、周りから白い目で見られるように、
女王もまた、周囲から白い目で見られるようになり、孤立無援になってしまう

そんな女王の孤独を理解してくれるのが、アブドゥルだけだからこそ、女王はますますアブドゥルとの絆を深めていく…

そして、韓国好きたちの行動に対抗するように、嫌韓の人たちがヘイトスピーチを浴びせかけるように
ヴィクトリア女王のアブドゥル贔屓は、政治を巻き込む論争へと発展していく

そこに、この映画が「今」描かれる意義がある

アブドゥルは、キリスト教徒が対立し続けてきたイスラム教徒だったからだ

ヴィクトリア女王が、ただインドから来た人と仲良くしていたから問題なのではなかった

イギリス国教会の首長である女王が、イスラム教徒と親密な関係にあるから、問題になってしまったのだ

しかし、それから100年以上経った現在、未だに、イギリスがかつて植民地にしていたインドやパキスタンから移民を受け入れるかどうかで論争が起きている

そんな今だからこそ、ヴィクトリア女王の「相手の国を知ろうとする姿勢」に学ぶべきことがあるのではと感じるのだ

日本のおばさんたちが、韓国のアイドルや俳優に夢中になるのと、
イギリスの女王がイスラム教徒に夢中になるのでは次元が違うと思うかもしれない

しかし、国民の長である女王だからこそ、模範となるべき姿を見せるべきなのではと思う

相手に自分のことを知って欲しいと思うなら、まずは、自分から相手のことを知るべきで、
お互いに知り合ってこそ、真の信頼関係が築けるのではと思う

現在の移民排斥の風潮をヴィクトリア女王が見たら、なんと思うだろうか

きっと悲しくて涙を流すに違いないと思う

多くの人に彼らの友情を知って欲しいし、そこから、たくさんのことを学んで欲しいと思った

本当に素敵な映画なので、興味のある方はぜひ

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とえ