SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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音楽とファッションと配役。
世代があえば、楽しめる。
時代を代表する音楽は、素晴らしい。
楽しい青春時代を送った人は、幸せに楽しめる。
現代パートは、酒。病気、死、生活苦など、
少し辛い。
配役は概ね良いと思う。
個人的には、素朴な広瀬すずの未来が、
篠原涼子なのは、どうかな?と思った。
石田ひかりなんか良かったかな?
リーダーのセリカの山本が、すごく好演だと思う。
よかった
SUNNYがほぼ関係ないのに、強引にねじ込まれた形となっている。オザケンなら『LIFE』じゃないかとか、当時の音楽をあれこれもっと聴きたくなる。90年代の女子高生場面が見ているだけなのに、なんとも気恥ずかしかった。広瀬すずちゃんの名優ぶりに凄みを感じつつも楽しかった。
山本舞香さん
ストーリーとか大胆なダンスシーンとか、この映画とても楽しめました。
そして、もう一つ思ったのが、この映画は山本舞香さんの映画なんじゃないかと。
芹香の高校時代役に山本舞香さんをキャスティングしたのが、この映画の良さになった気がします。
山本舞香さん、もちろん美人なんだけど、今作品で特に印象に残ったのが目です。
彼女の目、とても強い意志を感じる目だなと。
だから、最初に目を見ただけでリーダーである事に異論が無くなる。ついて行きたくなる目です。
彼女の強い目を中心にした事で、広瀬さんの頼りなくあどけなくも感じる目も、池田さんのクールで陰のある目も引き立った気がします。
そんな彼女の目から涙がこぼれるシーンでは、強く胸を打たれます。より重みを感じるのかもしれません。
また、芹香が大人になってから事業で成功している事、死を目前に迎えても見せる強さ、これらも高校時代の彼女の強い目で納得してしまいます。
そして、サニーが最後に再集結出来たのも、彼女の目の力が根本にあるんじゃないかとさえ思えました。
山本舞香さんの目、強い気持ち、強い愛にも負けない強さだと思いました。
予告編で既に感動してたけど…
本編はそれ以上でした。
いやぁ、芸達者な女優陣に、広瀬すずを中心とした若手女優陣も負けず劣らず。素晴らしかった。
特に良かったのが、奈美が渉のDJ姿見に行くシーン。
グッときたな〜。
優しく失恋した広瀬すずちゃの肩を抱く篠原涼子。
探偵に依頼してたのは、そうか、そのためか。
本当に参りました。今年邦画一番の名シーン。
最後まで心配だった奈々の登場シーン。
鮮やかなラストで、最後のダンスも良かった。
へんな関西弁や唐突に始まるダンスも全て許せたよー(笑)
90年代のアンセム
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」2012年に年間マイベストに挙げた韓国映画の名作のリメイク。当然、号泣・嗚咽!過去と現在を往来しノスタルジーを喚起する手法、湿っぽくならずにあくまでコメディーなテイスト、数々の印象的シーンは原作にいい意味で忠実。ケレン味が強いのは原作へのオマージュだろう。
ここに90年代ポップカルチャーを当て込んだ大根監督の企画が凄い。今思えば狂乱のコギャル時代。でも誰しも多かれ少なかれ仲間とバカ騒ぎした青春時代はあるから容易に重ね合わせられる。男女や世代を問わず普遍的なテーマ。あれからみんな歳を重ね、日々の生活に飲み込まれていったのだ。
でも忘れられぬ青春。20年も経った今ではもはや夢か幻。大根監督は90年代の風景をこれでもかというくらい溢れる陽だまりの中で描くため、 その幻想感が加速する。そしてあのキラーチューンの数々が追い打ちをかける!最早なすすべもなく涙腺が決壊!以後ダダ漏れ。
広瀬すずは確かに今回も輝かしい魅力を放つが、すず映画にありがちな、すずが全てを持っていく構造ではない。同時代の山本舞香も池田エライザも負けず劣らずの存在感だし、篠原涼子をはじめとする大人パートの演者も皆魅力的。最後のダンスシーンの歳を重ねるがゆえに内面からにじみ出る美しさに拍手。
人間歳を重ねてもその時代それぞれの輝きを放つ。しかし本作は四半世紀の間全く変わらない輝きを放つ奇跡的な存在「安室奈美恵」をクローズアップすることで、逆説的にこの「歳をとることは美しい」というテーマを浮かび上がらせているのではないか。そして今月、その奇跡も終焉を迎えるのである。
主題歌小沢健二「強い気持ち・強い愛」20年経っても色褪せない。何だろう、あの高揚感。もはや宗教的。まさしく90年代のアンセムであり賛美歌。俺たちが生きた時代が間違いじゃなかったって肯定してくれる曲。帰りの車で繰り返し聴く。涙で前が見えない!歌おうと思っても嗚咽で声が出ないのであった!
男にはこの映画は撮れない
最高にツッコミどころ満載だった。
大根仁ってそういう作風なの?
ストーリーが単純な分、心理描写をして欲しかった。
どんどん追いつかないままに展開が進んでいくし、
現在と過去で時間軸がブラブラするんだから
それこそ丁寧につくって欲しかった。
ながいあらすじをみてる気分でつまらなかった。
役者も篠原涼子のわざとらしさが凄くいやだった。
脚本に無理があるんだろうけど、
みんなセリフがわざとらしい。
広瀬すずの全力の変顔は頑張ってたから★いれた。
正直おばさん達のきゃぴきゃぴはみていてしんどい。
女も年をとっても女のコなんだってことを表現しているのかもしれないけど、イタい。
あと、芹香の葬式のシーンで芹香の財産分け与えられてきゃっきゃしてるだけのおばさん達ハイエナにしか見えない。
死を扱う時はちゃんと弔ってほしかった。まぁ個人的な感想だけど。
曲の選曲はよかったし、
クラブでCharaが流れたシーンは思わず笑ったけど
音楽は大変よかったです。
コギャルたちの顔が可愛いのと音楽のおかげでなんとか観れた映画だったかな。
やっぱり若い子と比べると肌とかに年齢出るよね。
いいシーンも沢山あったけど、
この映画は男性の監督じゃ撮れないとおもった。
大根仁はもっと仕事の仕方考えた方がいいのでは?
別に、本人がそれでいいならいいけど。
私が主人公の物語は、まぁまぁだった。
昔を懐かしむ話なのかなと
単純に思って
映画館に向かいました。
たしかに、
冒頭の
回れ回れメリゴーランド~
で、
一瞬でもってかれました。
映像が生み出す空気感が
あの頃に意識を飛ばしてしまう。
オレじゃなくて、
オレら。
毎日、隣にあいつがいるのが
当たり前だった頃の
熱量と笑い声が
懐かしくて、懐かしくて。
笑いすぎて、腹筋割れてたな。
悲しくないのに、
潤んでくるのが不思議。
だけど、
回想録だけじゃないことに
途中で気づきました…
病室のベットで、
芹果が奈美に
芹果の主人公としての物語は
よかった。
あなたは?
と問う場面が印象的でした。
あの場面は、
この作品の根底に
流れる思いを強く表している
ようでした。
人は遅かれ早かれ必ず
最後の時を迎える。
どこのタイミングでもいいから
人生の終わりに、
あれが私の人生最高の時間
だったと笑って死ぬるように
今を生きろって。
そう。
懐かしむ話じゃなくて、
今をどんな風に生きるべきか
を伝えてると。
本作は、
人の絆が人生の糧となることを
真面目に伝えようとしている
ところがじわじわきます。
いろんな事情で疎遠になった人達の
笑顔を思い出す作品でした。
音楽って、記憶を呼び出す鍵
なんだなー
今年の年末は、
同窓会増えるかも。
山本舞香のってるなあ
広瀬すずも池田エライザも良いんだよね。でも山本舞香の方がもっと良いの。役柄もあるとは思うけど、ノッてるなあと思ったね。あと篠原涼子の足の綺麗さがすごいね。
話は「あ、こりゃ韓国映画原作だわ」って感じなのね。感情の起伏が大きくて。日本の女優さんがやってるとちょっと違和感あったかな。
ストーリーも大味だよね。ナナが最後まで見つからなくて、途中「身を隠してるとしか思えない」ってリリー・フランキーに言わせてるのに回収なしだし。
シンに金は残すは、店の敷地は残すは、アル中治療の予約はするわで至れり尽くせりだよね。それで「ありがとー」ってなんの迷いもなくもらってるけど、ここは「韓国映画だなあ」と思った。日本だとさ「最初の一歩だけは準備するから、後は死ぬ気でお前が頑張れ」みたいなものを残すよね。
この映画企画した人は「高校時代と現代を行ったり来たりする話だから、高校時代を1990年にすればコギャルブームもあったし、90年代楽曲は有名なの一杯あるし、こりゃいける!」と原作観て興奮したろうね。
それで、普通に面白く仕上がってるけど、作ってる途中では「あれ? もっと面白くなると思ったのに?」と思いながら撮ったんじゃないかな。
コギャルブームの話とか、90年代の楽曲とかが、ストーリーに関係ないんだよね。元の話が、どの年代でも成立する話なの。だから、舞台設定が、そこまで活きてきてなかったなあ。
でもチョベリバ世代の話は面白そうだから、誰か似たような舞台設定で、90年代が効いてくる話つくってくれないかな。
おもしろかった!
流れる曲が懐かしい。
小野花梨が上手い。広瀬すずをいじめるシーンが憎くなるくらい芝居が上手い。
僕は男だからそのまま感情移入しづらいはずなのに、何でもなれそうで、まだ何もできないあの頃を思い出します。おもしろかった!
オリジナル版との比較:『SUNNY』が優れている5つのポイント
※コメント欄に「ベトナム版、米国版の『サニー』について」を追記しました。(2018/09/10)
正直言うと、観る前は不安の方がはるかに大きかったです。と言うのも、オリジナル版の『サニー 永遠の仲間たち』は、笑いと涙、甘さと苦さのバランスが絶妙な奇跡の一作だと思いますし、本作とオリジナル版とでは、国や時代だけでなく、時代背景があまりに違いすぎますから。
しかし、実際に観てみると、これがなかなかの良リメイクになっていて驚きました。その一番の勝因は、本作がオリジナル版の優れたバランス感覚を受け継いでいるところにあると思います。
本作はいわゆる“病死もの”でありながら、からっとした笑いを織り交ぜ、湿っぽい雰囲気になりすぎないように上手くバランスを取っています。また、ノスタルジーを喚起する内容でありながら、青春時代の美しい思い出だけでなく、苦い思い出もちゃんと描いていますし、過去に耽溺せず、現在の自分から一歩踏み出す姿勢をきちんと描いています。
こうしたオリジナル版の精神を正しく受け継いだ本作は、十分にオリジナル版との比較に堪える作品になっていると思います。元の『サニー 永遠の仲間たち』が大変優れているので、相対的に劣っているように見える部分もありますが、ブラッシュアップされてむしろ良くなっている部分もあります。全体的にはカドが取れて丸くなり、気持ち好く笑えるコメディの要素が強くなった印象です。
以下に、本作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と、オリジナル版『サニー 永遠の仲間たち』それぞれの、特に優れていると感じたところを挙げていきます。本編の具体的な内容にも言及していますので、ネタバレにはご注意ください。
【SUNNY 強い気持ち・強い愛】
➂と➄あたりは賛否両論あるかと思いますが、「まぁ、こういう見方もあるのか」ぐらいに受け取っていただければ幸いです。
➀コメディエンヌとしての広瀬すず
広瀬すずと言えば、『ちはやふる』の綾瀬千早役での“残念美人”っぷりが素晴らしく、特に白目を剥いて失神する場面が強く印象に残っていますが、本作でも可愛さをかなぐり捨て、振り切った演技を見せてくれます。特に序盤のおばあちゃんが憑依(?)する場面は、オリジナル版にも全く引けを取らない“怪演”っぷりで、笑いを通り越してちょっと感動すら覚えました。
➁制服姿で裕子の夫に報復する場面
オリジナル版では、ナミの娘をいじめていた同級生たちを襲撃するという、さすがにちょっとこれはいかがなものか……と思ってしまう場面でしたが、襲撃する対象を裕子の夫に変更したことで、制服に着替える必然性も生まれ、気持ち好く笑える場面に生まれ変わったと思います。日本と韓国の女性観の違いなのかもしれませんが、逆にオリジナル版はなぜこうしなかったのだろうと不思議に思うぐらい、こっちの方が自然な流れになっています。
➂「心」が“SUNNY”の名付け親になっている
“SUNNY”というグループ名自体の必然性は薄れてしまったように感じましたが、この名前を思い付くのが「心」になっているところは巧いなと思いました。その直後に、「心」が“陽のあたる”とは言い難いような現状にあることが明らかになり、ビデオレターの場面では、そこで語られている未来の姿と現実の姿とのあまりのギャップに愕然とさせられます。なんとも皮肉な話ですが、だからこそ「心」に幸せになってもらいたいと願う奈美の気持ちがより際立っているように感じました。
➃「写ルンです」の写真の有効活用
結末部分の“ある展開”を考えると、新聞広告を全面にした方がまだ納得しやすいかなとは思います。それでもご都合主義だと言われればそれまでですが……。ただ、当時を彩るアイテムの一つである「写ルンです」をさりげなく活かしているのは巧いなと思いました。スタッフクレジットでも「写ルンです」の写真が活用されていて、大根監督らしい素敵なエンドロールになっていると思います。
➄ラストのダンスシーン
葬儀場でのダンスシーンの後なので、蛇足という気がしないでもないですが、個人的には結構好きです。実はこの場面と構造が似ているなと思うのが、現在の奈美が失恋した直後の自分と邂逅し、過去の自分を慰め、そうすることで現在の自分も癒されるという場面です。現在の自分と過去の自分が出会い、これからの自分を祝福する──という意味で、本作のフィナーレにふさわしいのではないかと思いました。
【サニー 永遠の仲間たち】
オリジナル版は80年代のソウルが舞台です。当時は学生運動が盛んで、女子高生たちの生態も“コギャル”というよりは“スケバン”に近いような印象を受けます。日本で言うと、60年代~70年代あたりの時代の雰囲気に近いでしょうか。音楽や服装などの若者の文化には、海外の文化への憧れが色濃く表れていて、本編を彩る楽曲も、ほとんどが当時流行していた洋楽のナンバーです。
このように、オリジナル版と90年代のコギャル文化を描いた日本版とでは、時代背景が全く異なります。そのため、日本人である私たちが、この作品を観てノスタルジーを感じることはできないと思いますが、その代わりに、映画を通して“異文化”にふれる面白さを味わうことはできると思います。
また、80年代の韓国の文化を90年代の日本の文化に“翻訳”する際に、何がどう変わったのかを見比べるという楽しみ方もあるでしょう。そういえば、オリジナル版では学生運動に明け暮れていたナミの兄が、日本版ではただのアニメオタクになっていたのには笑いました。
その他のオリジナル版で優れていると感じた点については、簡単に紹介するだけにとどめておきたいと思います。本作『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が気に入った方は、ぜひオリジナル版の『サニー 永遠の仲間たち』もご覧ください。
◎“サニー”メンバーの俳優陣がすごい!特にチュナ(芹香)の男前っぷりと、スジ(奈々)の圧倒的な美しさは必見です。
◎現在と過去を行き来する映像のマジックがすごい!日本版でも模倣されていますが、オリジナル版のそれは、あまりに自然すぎて、それだけで感動できるレベルです。
◎クライマックスの学園祭の場面でのサンミ(鰤谷)の鬼気迫る演技がすごい!
◎ナミの描いたスケッチで、“サニー”メンバーの現在、過去、未来を見せるエンドロールが素晴らしい!「絵が得意である」というナミの設定を活かした最高のエンディングだと思います。
とにかく強烈です。
オリジナルを観ずに、鑑賞しました。明るい映画なのかと思いきや、日々の現実を生きていくことの大変さをこれでもかとさらけ出し、逆にスッキリしてしまう程暗い映画でした。
青春の楽しかった思い出や当時の夢は、その後それぞれが抱えた日々の生活の中で少しずつ忘れ去られていく。誰でも経験のあることかと思います。
そんな現実の世界を、俳優陣の強烈な演技力で表現されてます。特にともさかさんのお店のバーで泣き叫ぶシーンはグサグサときます。また屋台で2人で飲み交わすシーンは、ありがちな表向きの綺麗な友情を描くのではなく、2人の奥底にある心の叫びを徐々に解き放ち、互いにぶつけ合う事で深めていく。演技力もさることながら、観ていて美しいものでした。
真の友情こそが、辛い現実を乗り越えるのに必要なのだということを再認識させれてくれる映画でした。
広瀬すずの顔芸が凄い
元の韓国映画の方は当然のごとく楽しんだ自分としては 若干の不安もありつつ鑑賞 特に大根仁の映画はいつも サブカル というものの扱い方に個人的にモヤっとすることが多いので肌に合わない傾向があり(バクマン。は凄い好きだし別に嫌いではないのだけど)心配していたが、見てみると原作の楽しさをそのままにキチンと日本の女子の物語に練り直されててとても良かった
後から思えば当然の流れなのかもしれないけど 原作における あの頃の私達 像を日本でのギャル文化に落とし込んで話を組み立てていったという部分が本当に上手くて、そういう側面では大根仁の サブカル造詣力 がとてもいい方向働いているのかもしれないと思うとナイス人選
正直、サニー というグループ全体としての輝きは原作の韓国映画の高揚感に到達できていなかったように感じたけど、日本版で原作すら越える勢いで輝いていた箇所があるとすると間違いなく広瀬すずの驚異の爆発力 もはや完全に 顔芸 の域に到達しているようなハッチャケぶりで 、原作でも印象的な腹ヘリからの暴走シーンもさる事ながら、必死に普通の靴下を ルーズソックス にしようとしてる時とか 果てはただ話を聞いてるだけの時の顔まで とにかく笑えてしかない。
能年玲奈が諸々ありイマイチ表舞台に出て来れない現状ではそのほかの若手女優と圧倒的な格の違いを見せつけるコメディエンヌぶりだった
そのほかキャストも学生時代、大人時代 両方みんな違和感もなく見事にハマってたと思うし、なぜ全体としてのパワー不足を若干感じてしまったのかというと特に悪いところはなかったようにも思えるだけど、 それは一重に原作の サニー というグループのパワーは奇跡のような仕上がりだったという事なのかもしれない
不満点としては、割と原作に忠実な話運びだったこともあり原作に自分だけではなく多くの人が感じたという
結局金ね
という印象もやはり本作に対しても感じてしまった
そこを打破してくれているのでは という期待も大いにあっただけに残念
とは言え、そんなのはそこまで大きなマイナスではないしとにかく広瀬すずを見るだけでも一見の価値あり、それ以上に、男の自分が見ると 女の子っていいなぁ! と思える良い映画だった
面白くてちょっと感動
引退が決まる前からオファーしていて
このタイミングで公開というのがまたすごい。
今アラフォー世代、安室世代には
余計に共感できる映画。
久しぶりに高校の友達と会いたくなる。
タイトルは5人の頭文字でもあるし
そこから色々想像したりして、、
つまらねぇ
誘われてつまらなそうだから断ったけど、特集観てたら小道具などで楽しみになり行った 笑。
なにもかも中途半端な。1100円で観れたのが救い。
衣装とかメイクとかもっとリアル追求してほしかった。ヤク中の子みたいな奴いたわ〜。その中の人メイクも髪の毛も当時の再現度は高かった。うざさも。
主役の髪とかメイクとか何あれ。垢抜けない子をギャルに導く子とかいたよなぁ
泣き所は全くありませんでした。モテキもバクマンもつまらなかったから。行かないのが正解だった
巨大サメ映画観て口直ししてきます
懐かしさが込み上げる…
『モテキ』みたいにいきなりダンスシーンとかに突入するんだけど大根監督だからって思っておけばオールOK🙆♂️
現代から90年代へのシフトも嫌いじゃない。
90年代シーンの懐かしさが目を曇らせているのかも… w
背景 小物を含めあったかくなりました。(あちこちにある『リンリンハウス』とか)
90年代のキャストも現代のキャストもサイコーですね。
心役なんてシンクロし過ぎて怖いくらい(笑)
落ちてく役のともさかりえ迫真です。
あの当時ファミレスでたむろしていた女子高生 プリクラ帳や安物の写真アルバムを広げては騒いでいた。
それを横目で見ては「うるさいなぁ…」って。
やっぱり写真は1枚10円でプリントされたのをみんなで見るのが楽しいんだよね。写ルンですフラッシュが映画で出てくるけどフラッシュ付きはお金持ちwww
1つ難癖付けるとしたら遺言読むのはやっぱりリリーさんじゃないよな。
お金たくさん絡むんだしお金あるんだから原作みたくキチンとした弁護士先生登場させなきゃ。
そしてできれば裕子に「あんたはお金あるんでしょ〜!」の一言日本版でも欲しかったw
ラストの全員ダンス。ほっこりします。
実演者全員に拍手!
オリジナルが好きな方は見ない方が良いかも
オリジナルが好きな方は見ない方が良いかもしれません。
国が違うことから変わってしまった背景は仕方がないと思います。
ただ、主人公と娘の関係、他の仲間の家族の関係というオリジナルで大切に描かれていたものが全て削除されていまったのが悲しいです。これが無いと、最後の遺言の想いが見ている者に全く伝わってきません。
敵対グループの「少女時代」も同じ学校の敵対グループに吸収合併され、仲間たちのキャラクター紹介の場と笑える場面がどこかに飛んでいってしまいました。
そして、オリジナルメンバーが1名マルッといなくなっているのも最後の遺言への重みを無くしてしまっています。
最後のダンスも人数が少ないので画がとっても寂しく見えます。
また、最後に踊る曲・・・グループ名を強引に決めたのだったら踊る曲も時代は違えどこじつけでも「SUNNY」にして欲しかった・・・
最後に出てくる方もしゃべらせては・・・オリジナルでは「あの人だよね?」と見ている者に希望を与え、主人公の書いた絵で皆のその後が静かに語られていくエンドロール・・・
皆で元気に踊るのも良いが残るものが何も無い。
でも、出ている役者の皆様は素晴らしかった。
シム・ウンギョンを研究して自分の動きとして取り入れていた広瀬すずさん。篠原涼子さん・板谷由夏さん・渡辺直美さん・小池栄子さん、そしてともさかりえさん。皆さん大熱演でした。
出演者の皆様はオリジナルの皆様にも負けていなかったと思います。
まあ、これはオリジナル版がとっても大好きな者の感想です。
はじめて見る方にとってはとても感動する良い映画だと思います。
ひねくれた見方をしてすいませんでした。
劣化コピー
ひと言でいえば劣化コピー。
奇跡のようなバランスで成り立っていたオリジナルの素晴らしさの表面的な部分を真似すべく努力した点は認める。どこまで改悪するのだろうと気を揉んでいたが、意外なほどに丁寧にコピーしていた。が、結局は表面的な設定だけを真似ただけだ。
サニーをサニーたらしめている大事な要素──80年代後半のソウルと現代のギャップがもたらすタイムマシン感、“漢江の奇跡”がもたらした発展と失われた女子高生の素朴さ──ジェンガのごとく絶妙なバランスで成り立っていたサニーらしさは、90年代後半の東京のビッチ女子高生に置き換えた時点で再現できないことは大根監督も重々承知していたはず。
しかし、彼は音楽だけでサニーらしさを再現できると踏んだのだ。ブルセラ女子高生でもサニーになれる……はず!
果たしてその試みは成功しているか?
いいや、大失敗だ!
今年の邦画で現時点では最高
まず広瀬すずが最高。キョドった演技からコテコテのコメディ的な動きまで完璧。引き出しの多さと天真爛漫さにおどろき。
全体的に演技とキャラクターに説得力があった。特に大人パート。板谷さんの角が取れた落ち着き。小池栄子はやはり芸達者。篠原涼子さんのソフトな感じ。ともさかさんのやさぐれ方。渡辺直美の安定感。若かりしころはみんなコギャルだからあんまり違わないけど歳を重ねた後のキャラクターがみんな別々で、それぞれの人生を歩んできたんだな、と。
地方出身の私には当時ニュースや雑誌でしかコギャルの生態を直接目にすることがなかったのだけど、都会の女子高生ってあんなにパワフルだったのか、、、。
ルーズソックス、いつのまにかすたれたけど、またリバイバルあってもいいんじゃないかな、いまみても味があってオシャレだと思う。
個人的には話から少し逸れたワタルのくだりが好き。
当時好きだった人がいまどうしてるか調べちゃって見にいっちゃう気持ち分かるなーと思った。実らなかった学生時代の恋の思い出ってステキだなと。うまくいって結婚なんかしちゃったらステキな思い出になんかなってないもんね。海岸線を歩く篠原さんの表情もステキだった。篠原広瀬の2Sはないほうがよかったかなと思ったけど。
平成もあとわずか。安室ちゃんも間も無く引退。今の働き盛り、30〜40代が中高生だった90年代は音楽業界も最高の売り上げとヒット曲数を誇った時代。
今だからこそリメイクする意味があったと思わされる作品。見事です。
陽だまりの仲間たち
2011年の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を日本でリメイク。
実はオリジナルを見た時から、日本でリメイクしたら誰がいいかなぁ…なんて想像したりして見てたので、ある意味待望の日本版リメイク。
話はほぼオリジナルを踏襲。
平凡で不自由無いが、空虚な日々を送る主婦・奈美。
ある日、母親の見舞いで訪れた病院で、高校時代の親友・芹香と再会。彼女は末期癌で、余命僅かだった。
芹香の願いで、奈美はかつて仲良しだった“SUNNY”の親友たちを探し始める。
大人になった今、皆それぞれ、問題や悩みを抱えていて…。
友情、笑顔、青春。
楽しく、笑えて、温かく、爽やかな感動…。
オリジナルは本当に良かった。今も大好き。
この日本版リメイクも、その魅力は全く損なわれていない。リメイクとしても上々。
さすがにオリジナルの方に愛着あるが、日本版リメイクの本作にも本作ならではの魅力がある。
懐かしのTHE90年代!
茶髪&ミニスカ&ルーズソックスのコギャル、プリクラ、TKサウンド…。
“あの時代”にスッとタイムスリップ。
自分も“あの時代”に青春時代を送り、肌で感じていたので、ドンピシャ!
自分の高校時代にも、あんなケバケバコギャル、居たね~。ホント、あんなだった(笑)
音楽は昔からそんなに聴いてた方じゃないが、それでもこの90年代の名曲ヒット曲の数々には胸躍った!
この選曲には、音楽ファンならチョー堪らないだろう。
中でもやはり、小室&安室。自分も初めて買ったCDは安室ちゃんだった。
本作の音楽担当は、小室。
そして奇しくも今年、安室ちゃん引退。
感慨深く、聴き浸ってしまった。
これら90年カルチャーに負けないほど揃い咲いた女優たち。
現代パートは、篠原涼子、板谷由夏、小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美…。
過去パートは、広瀬すず、池田エライザ、山本舞香、富田望生…。
綺麗所、可愛い所、好みの女優がいっぱいで、目の保養。
現代パートの女優たちの中には、90年代からの馴染みも。今や人気女優の篠原はバラエティーで体を張ってたし、ともさかは『金田一少年の事件簿』などで見ててアイドルだった。
過去パートの女優たちは、まだ赤ちゃんか生まれてもいなかった!
何か、不思議な感じだなぁ…。
それぞれのパートの女優たちが“共演”するシーンが、実はある!
音楽に乗せて、踊って、最高にウキウキウキウキ!
他キャストでは、三浦“キムタク”春馬はちょっとアレだけど、胡散臭いけど腕はいいリリー・フランキー探偵はナイス役回り。
コギャルや音楽面以外でも、ポスターや看板や街並みとか、よくぞ再現した!
個人的に、「伊東家の食卓」って台詞が出てきた時、思わずニンマリ。
このサブカル描写は、大根仁監督だからこそ。
ここの所不発続いたが、本作は久々にヒットするのでは?
90年代は大事件続いたけど、それにしてもあの時代のコギャルは良くも悪くもそれらに屈しないパワーがあった。
今の女子高生の友達と言ったら、スマホだけ。
ブッ飛んでて、バカみたいに大笑いして、本当にコギャルが時代を動かしていたと言っても過言ではない。
今思うと、何だったんだ、アレは? 当事者たちは、何バカやってたんだろう?
でも、決してそれは、悪い事でも恥でもないと思う。
時代なんてコロコロ変わり、色んな顔がある。
それぞれの時代、どれもが、その時代彩った顔、いい思い出、懐かしい思い出。
でも…
あんなに仲良しだったのに…。
あんなにいつも一緒だったのに…。
今はもうほとんど接点もナシ。
仕方ない事かもしれない。
皆、大人になる。それぞれの道を歩む。
今も高校時代からの友達の人たちは多いかもしれないけど、いつまでも一緒には居られない人たちも多い。
“SUNNY”の場合、ある事件がきっかけで…。
高校時代、全てがノーテンキではなく、悲しい事、辛い事はあった。
でもそれらも含め、欠けがえのない仲間たちが居たからこそ、全てが楽しかった。
今また、再会する。あの頃が蘇る。
時々、今の現実に引き戻される。
板谷演じる芹香の苦しい闘病。
ともさか演じる心のどん底の生活。
一人じゃとっくに心が折れていただろう。
でも、また仲間と出会って…。
支えられる。心強くなれる。やり直せる。勇気を貰える。
再会は、あの頃は良かったとか、懐かしいとか、戻りたいとかじゃない。
一度はバラバラになったけど、友情は、昔も今も、全く変わっていなかった。
皆、また一緒に笑おうよ。
あの頃と変わらず、バカみたいに。
ね、陽だまりの仲間たち。
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