立ち去った女のレビュー・感想・評価

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立ち去った女

劇場公開日 2017年10月14日
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『ショーシャンク』とは腹違いの兄弟

長尺映画の鬼才、ラヴ・ディアス作品は初体験ということで、相当に身構えて観た。4時間近い上映時間、基本的に長回しのフィックス画面で描かれる、深遠な復讐劇である。

ところが、重厚な画面に圧倒され、ねじ伏せられるだろうという勝手な予想は大間違いだった。緻密に構成されたフィックス画面、というよりも、敢えて完成度を追い込まないような隙のあるショットも多く、難解さも感じない。確かにテンポは速くないが、いつの間にか慣れてしまい、気がつけば長さもさほど感じなかった。

物語のベースはトルストイの短編小説で、実は同じ小説にインスパイアされてスティーブン・キングが書いたのが『ショーシャンクの空に』の原作だったりする。いわば『立ち去った女』と『ショーシャンク』は父親を持つ腹違いの兄弟みたいなもの。それを踏まえてこの映画を観れば、おのずとハードルも下がるのではないだろうか。

バッハ。
バッハ。さん / 2017年10月31日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  興奮 知的
  • 鑑賞方法:-
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気合いを入れて見るべし

長くて派手さは全くない。それは不要な要素をそぎ落とした結果だと捉えることができる。
キャラ設定、シナリオ、光と影、それだけでこの長編を最後まで興味を削がれることなく見続けることができる作品は、非常に希だと思う。
出だしのシンプルな白黒映像と長回しを見た限りでは、正直、これは最後までは無理だなと感じたけれど、最後まで意識は作品に向いていた。おかげで見ているこちらの体が蝕まれたような感じで、見終わった後、体調を崩してしまった。それを作品のせいにするのはお門違いだとは思うけれど、そう思ってしまうぐらいのパワーを感じる作品だった。

SH
SHさん / 2017年11月23日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:映画館
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  • 共感した! (共感した人 0 件)

意外に終わってすぐもう一度観たくなる ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

前にYouTubeで予告編みて気になってたラブ・ディアス監督作品。東南アジア系作品はとりあえず街中の魅力はハンパない。
3時間の映画だと思ってたら、ざっくり4時間近い。けれどそんなに長いとか感じないのは基本フィックス画面でこちらも傍観というか観察したりいろんな想像したり、はっきり言って別のこと考えたりしててもついてける。近いと思ったのはジャン・ユスターシュの映画か。
復讐、たしかにそういう強いプロットはあれども、確かに拳銃はでてくるけれど、単純にはいかない。そしてエンディングもまったく違うところに持っていかれる。見せ方は本当にセンスある。特に終盤。

ONI
ONIさん / 2017年10月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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  • 共感した! (共感した人 2 件)

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