劇場公開日 2017年10月21日

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「残念…」あゝ、荒野 後篇 kawausoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5残念…

2017年11月11日
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鑑賞方法:映画館

単純

悲しい

結局、なんでこうなる?
これも人生ってこと?
だから荒野ってか?
前篇でまいた「種子」を上手く回収できてないというか、余計な登場人物を出しすぎ。期待させるだけ期待させておいて、最後に放棄するなら出さずに、もっと短く編集すべきだと思う。
正直、無駄が多い。
前篇が良かっただけに、残念…っていうか、この後篇を鑑みると前篇も考えものかなぁ…。
感情をむき出しにして殴りあえば、感動っていうのは、ちょっと違うかな?
無茶苦茶低評価ということはないけど、高評価もありえないかな…。残念…。

kawauso
いぱねまさんのコメント
2017年11月12日

コメントありがとうございました。文章構成は大変下手ですので、却って恐縮しております(^^;)
確かに前半の怒濤が後半で尻すぼみ感にみえますが、鑑賞後時間が経つと冷静に俯瞰できてきました。多分、ジワジワ来て、又咀嚼する作品なのだろうと思います。

どなたかのレビューにありましたが、原作の時代背景と現在の世相が一寸ズれてしまっていること、そしてそんな時代に生きている自分たちが想像できる世界観とのギャップが大きいと心に響かないのだろうと推察します。
在日韓国人、吃音症、少年院上がり、オレオレ詐欺実行犯、震災被害などの、当事者にしか分からない苦悩と、話が並行するように作品内に於ける極端な義務を課す法律の制定を元にした閉塞感に抗うデモと爆発テロ。群像劇を最後は力技で押し込めてしまったことが観客に戸惑いを覚えさせてしまったのだろうと思うのですが・・・
でも、行儀の良い作品ばかりじゃ外連味にかけるし、とりもなおさずバジェットが小さい邦画じゃ、大風呂敷を上手く畳むには人も金も足りないですよね(苦笑)
近い未来に時間設定したのも、多分日本に於ける頭の痛い問題はスパッとは片付けないんだから覚悟を持ちなさいというメッセージなのかもしれません。
長文、大変失礼致しました。

いぱねま