リバーズ・エッジのレビュー・感想・評価
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二階堂ふみの演技を楽しむ映画
アマゾンプライムにて鑑賞。
現代人が抱えている問題(ドラッグ、摂食障害、セックス、同性愛等)がこれでもかというぐらい盛り盛りの映画。そんな問題を抱えながら生きている若者たちを役者たちが体当たりで演じている。特に二階堂ふみのヌードシーンはとても美しく魅力的だった。また吉沢亮の終盤のある表情は見事。あまり意識していなかった役者だが今後の活躍に注目したい。
一方で高校生たちが高校生に見えないという問題もある。流石に二階堂ふみは高校生役にしては大人っぽすぎる。
正直、あまり物語そのものは面白くはなかった。登場人物の多くはイカれているし、感情移入は絶対無理。唯一まともな二階堂ふみ演じるハルナは、何度も吉沢亮演じる山田君を気遣うが、それもよくわからない。
本作はシナリオを楽しむよりも、役者の演技と、様々な問題を抱えながらも懸命に生きる人が醸し出すダークな雰囲気を楽しむのが一番の楽しみ方かもしれない。
まあまあだった
90年代の感じを出そうとしているのだけど、スマホや携帯がないくらいの違いしかない。当時、ズボンにインはなかったはずで、違和感がある。ストーリーは原作をほぼトレースしているのだけど、暴力シーンが過剰であれで軽傷なのが変だ。モデルの子が過食嘔吐を繰り返している割にほっぺがぷっくりしている。漫画のままの表現だと映像で変なところもあり、原作に対して腰が引けているようだ。
タイトルなし
画面のサイズ、今じゃあり得なさそうな荒れ具合の学校、とかなんか古臭さが真っ先に印象付けられてしまった。
いきなりインタビューから始まって、???ってなって2回続けて見た。
最初は彼らの心情が分からなすぎて、正直つまらないなと思ってしまった。
スコップ持って川原に4人で行った後半から、彼らのやるせなさとか空虚感とかもどかしい心情が分かりやすく伝わってきた。
ちょっと上の世代の話だし、流行に乗ってて友達も多い人のことは自分と違いすぎててよくわからないけど、思春期のはっきり言語化、明確化できない悩みみたいなのにどうしようもなくなる部分は共感できた。
最後の歌、良かったな。詩の朗読も声を重ねない方が聞きやすくて良かったと思う。
原作派
ヘルタースケルターと同じ岡崎京子の原作が好きな者の感想。
インタビュー演出はいらない。
山田くんと吉川さんがどうもハマらない。
原作のイメージに引っ張られてるせいもあるけど。
自分はおかしくない、
周りが馬鹿なだけ、
でもそんな世界でも好きな人もいるし
薮の死体や子猫に癒される瞬間があるのに
なんだかずっとずっと低体温。
最後に目がギラギラするところ、吉川さんも映して2人が同類なのをなぜ出さないのか。
ルミちゃんの熱演がすごかった。
時代の雰囲気懐かしくてそこは好きだ。
あの頃の渋谷よかったな。
うーん、なんの話? ストーリーが無いからテーマも見えない。 いじめ...
うーん、なんの話?
ストーリーが無いからテーマも見えない。
いじめ、同性愛、ドラッグ、摂食障害、家庭不和…
一昔前に流行った題材をとりあえずいろいろ詰め込んでみましたーみたいな。
同級生が死体見つけたり焼死したり刺されたり、現実味がない。
セックスシーンも気持ち悪い。
インタビューも全くストーリーに絡んで来なくて意味不明。
ど真ん中世代です
リバーズ・エッジがCUTiEに連載されていた時に丁度高校生だったので、世代的にはど真ん中です。原作はCUTiEの連載でところどころ読んでました。今作は90年代が舞台ですが、劇中で描かれた人物や空気は当時の多数派ではなく少数派のことですね(そもそもCUTiEを読んでいるのが少数派でした)。
例えば、93年のヒット曲と言えば、チャゲアス、サザン、BZ、ZARDで、ヒットした映画と言えば、ジュラシックパーク、ボディガード、アラジンです。ほとんどの人は、このヒットチャートにある『楽しく』『感動』できる『健康的』なものが好きでしたし、フリッパーズギターを聴いているのは一部の洋楽好きかマニアでした。今よりも裕福でチャラチャラしていた当時を知るからこそ、劇中の描写に『虚無な90年代』という押し付けやあざとさを感じてしまい、なんだか冷めて鑑賞してしまいました。裕福でチャラチャラした空気の中で、一部の人が感じていた虚無感、所謂岡崎京子や小沢健二的な感性だったら理解できたのに。
25年前よりも現代の若者達の方が虚無感が強いと思うので、20代の監督が撮った方がリアリティがあって良かったのでは?と思います。
それに、セックスシーンや殺しのシーンが今時ではなく気持ち悪かったです。今の時代は#metooなのに、AVの様なセックスをする女性や女性への暴力の描写に辟易してしまいました。確か、原作は違ったような。表現の方法も色々とあるだろうし、今は女性の描写に細心の配慮をする時代です。邦画が良い方向に変わって欲しいです。
欲望と焦燥の中で生きる、衝撃の青春ストーリー! 短い永遠の中で、何を見つけるのだろう
2019年12月29日
#リバーズ・エッジ 鑑賞
#岡崎京子 原作
R 15+指定映画
#二階堂ふみ の演技はもちろんいいが、この映画で #吉沢亮 は一皮むけた感じがするね。
ヒリヒリする!
#二階堂ふみ#吉沢亮
救いのない映画。
救いのない、観ているのが苦痛になる映画。クズのような人間しか出てこない。原作は名作と言われている漫画らしいが、漫画だと違うのだろうか?後から知ったのだが、設定になっている高校は定時制ではなくゆとり教育を採用した至福の高校だったらしい。てっきり定時制かと思っていた。
難しいけど嫌いじゃない
色んな心の闇が渦巻いていて、ずっしりと重くて、理解するのは難しいけど、この心がざわざわする感じ、全然嫌いじゃない。
前にも感じた感覚だと思ってたら、パレードと同じ監督さん。納得納得。
若者達の生き辛さ
今みたい多様性がまだ認められてない時代の若者達の息苦しさ、生き辛さなどがひしひしと伝わってきた。吉沢亮と二階堂ふみが身体をはった素晴らしい演技をしている。焼死体が誰なのか解った瞬間の吉沢亮の表情には鳥肌がたった。ただのイケメン俳優枠と思っていたけどキングダムの一人二役の演じ分けを観てから彼を見る目が変わった。
93年からの手紙
映画終了後、ぼんやりと考える。93年は生きているのも死ぬのも同じだよという北野武の「ソナチネ」があって、それでもそこであなたたちは生きていく術を掴めるという岡崎京子の「リバーズ・エッジ」があったんだなとか、小沢の「アルペジオ」はあの季節を過ごした人たちへの私信でもあるのかなとか。
二階堂ふみの身体を張った演技と、小沢健二の歌をもってしても、岡崎ワールドを映像化するのは難しい。
河原に放置された、”宝物の死体”の存在を共有することで、若草ハルナ(二階堂ふみ)と山田(吉沢亮)とこずえ(SUMIRE)は不思議な絆で結ばれていく。
山田の自らの性癖に悩む姿を始め、荒涼とした若者達の心がヒリヒリとした映像で伝えられる。
それを彩る、岡崎京子の長年の友人小沢健二の”アルペジオ(きっと魔法のトンネル)”
それでも、魔法は起きなかった作品。
<2018年2月16日 劇場にて鑑賞>
闘ってるのは伝わりました
未成年のタバコ、ドラッグ、暴力、いじめ、摂食障害、家庭不和、性行為、同性愛、嫉妬心…。未成年が興味を惹かれそうな影を詰め込んだような作品でした。
皆苦しい環境の中で闘ってるのは伝わったし、分かる部分もあるけど、観賞後は救われない気持ちが残りました。ドキュメンタリー調の撮影はいらなかったと思います。
大人になるまでの通過儀礼を”こころ”で感じた作品でした!
言葉で文章化してしまうと、心が泣いてしまうので、あまり申し上げることができませんが、この映画は現代社会の中で(今生きている世界の中で)可視化することが難しい若者たちの闇を宇津井出しているのではないかと”こころ”で感じました!
一度は見るべき作品であるし、ここでの映画が作られた意味を考えながら、映画とともに生きていきたいと思いました!
ただただ重い、けど面白い
普通に面白かったです。吉沢亮好きとしては闇吉沢亮が最高でした。湊かなえの映画が好きな人は好きかも?
濡れ場がもろに出てくるし、しかも何回も出てくるので家族と一緒に見ないほうがいいと思います笑
二階堂他1名があっさりぬぐ、やる
4:3ラスト1カットだけフルサイズ
ゲロ吐く
漫画実写化、漫画未見
物凄いことが淡々と起きる高校生、そら呪われてると考えても当然
円光、ドラッグセックス、ゲイ、ゲイ売春、シックスナイン、学校でフェラ、セックス、あおかん、白骨死体、首締めセックス、放火、猫が3匹とも洋猫アメショ柄、ミートボール描写しないけど不快
川崎をイメージした
浜松
足利市
桐生市
大田区
ほんわか小沢健二のエンディングテーマのセンスがわからない、劇中に言及あるとはいえ
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