北の桜守のレビュー・感想・評価

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北の桜守

劇場公開日 2018年3月10日
58件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

実写パートと舞台劇パートの重層性から生まれる意外な効果

吉永小百合主演の映画にしては珍しく、通常の実写で描くパートに、ごくごく簡素なセットの舞台での演劇でストーリーを伝えるパートが繰り返し挿入される。この舞台パートは、樺太での出来事など悲惨なエピソードをリアリズムで描くのを避け、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出で抽象的に表現している。

はじめのうちは実写と舞台の切り替わりに違和感を持ったが、それに馴染むと、この重層的に描かれる世界が「人工的に創造された虚構の物語」なのだというシンプルな事実を再認識させる装置として機能するように感じられてきた。

すると意外にも、たとえば吉永と阿部寛が演じる夫婦の見かけの年齢差も気にならなくなってくる。もちろん、滝田洋二郎監督の演出は的確で、吉永の女優魂とでも言うべき極寒地での渾身の演技にも圧倒される。しかしそれと同じくらい、この仕掛けが持つ意外な効果に感銘を受けたのだった。

AuVis
AuVisさん / 2018年2月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 幸せ
  • 鑑賞方法:試写会
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いい加減辞めてください。出るのも作るのも

正直キツイです、吉永小百合さんが国民的女優と謳われているが、昭和回顧も甚だしい。東映は吉永小百合さんの映画を作り続けていて、アカデミーにも必ず入っていて、大昔に大もうけをしたのも知っていますが、彼女で主演で、相手役が子どもより若い俳優使って…
吐き気を催します。映画は、文化的ではありますが、昭和的ではありません、若い人が映画離れしている起因の一つが昭和回顧映画があるのではないでしょうか?僕は何時も思います、昭和のあの時代が良かった、あの考え方が良かった、昭和のスター、昭和の名画…
昭和という名の謎の美学。いい映画はいい映画だし、いつの時代にも残る。作品だけでなく、俳優もそう、テーマが普遍的でメーセージがあれば時代は関係ないんです、それを推し述べて、昭和のテイストそのままを(吉永小百合)使用して回顧するのは如何なものでしょうか?
古い映画が悪いとか、ではありません。吉永小百合さんを使った昭和回顧が嫌なんです。昔から嫌いなんです、昭和。
そういう人たちもいることを理解して欲しいです東映の社長さん

マーティー
マーティーさん / 2018年4月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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サユリスト

最近の吉永小百合に与えられる役柄は「戦争未亡人」的なものが多い気がします。年齢的にはその辺を十分に演じられて良いはずなのですが、奇跡的に変わらぬ美しさとアイドル顔からは戦争で夫を失った悲しみや、老人の醜悪さが表現しづらい。この辺りが彼女が120本もの映画に出演しながら、未だに「名優」という枠に入れない所以ではないでしょうか?
シニア料金と同じ¥1100の価格設定や吉永小百合を主演に添えて、熟年層を中心に観客動員数を増やそうとする姿勢に、明らかに作品に対する自信のなさを感じてしまいます。
日本映画界もいつまでも72歳の吉永小百合等に全てを背負わしてる様では酷であるし、行き詰まりを感じてしまいます。
私はサユリストではありませんが、観客が求める吉永小百合はもっと明るく溌剌とした姿なのではないでしょうか

Masaya
Masayaさん / 2018年4月18日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:映画館
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深い愛を感じました。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

てつの人生は人のためばかりのことで生きてきたのに、可哀想に思いました。
でも、最後にずっと耐えてきたことがやっと報われたところにグッと来ました。
舞台のシーンは賛否両極端に分かれてますが、私はこれで良かったのではと思います。

いのくん
いのくんさん / 2018年4月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい
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妻、母、そして女

 吉永小百合はその精神性そのものが訴えかけてくる稀有な女優である。そこにいるだけで周囲に熱を与え、気持ちを変えさせる。オードリー・ヘプバーン、イングリッド・バーグマンなど、大女優と呼ばれる人たちに共通の特性である。
 吉永小百合の映画はいつも何かをしでかす道化者がいて、愛すべきそのキャラクターを温かく見守る吉永小百合というのがお決まりの構図になっているが、本作では、吉永小百合演じる主人公テツの気持ちが中心になって作品が展開する。
 金儲け主義に凝り固まってしまった息子の精神が、崩壊していく母親の精神と寄り添うことで再び人の愛情を取り戻すのが物語の主眼である。
 いつもと勝手の違う設定だが、流石に大女優は、次々に落ちていく記憶と思いもしないときに甦る記憶との間で、喜びと悲しみと淋しさと愛しさが洪水のように押し寄せる様子を見事に演じ切る。妻としての喜び、母としての息子たちへの愛情と責任感、そして女としての人生のすべてがひとりの女性の中で混沌としている様子が伝わり、そのありようが観客に迫ってくる。
 戦後をこんな風に生きたひとりの無名の女性がいた。求めず、奢らず、決して怒らず、夫を愛し、夫の残した桜を愛し、息子たちを愛する。自分のことはいつも後回しだ。こういう精神性が世の中に存在しているということだけで、ホッとするし癒される。
 吉永小百合がこの映画を全国を宣伝して回った理由は、今だけ、カネだけ、自分だけという現代人に、どうしてもこの映画を見てもらいたかったからだと思う。その気持ちに共感する。

耶馬英彦
耶馬英彦さん / 2018年4月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける
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作りが古い作品

つまらなかったです。ちょいちょい挿入される舞台演劇は、単に制作費を抑えるためのようにさか思えませんでした。

futako
futakoさん / 2018年4月11日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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演技力と演出力

流石の吉永小百合。流石の堺雅人。
何で戦争なんかって当たり前に思う事をまた改めて何故?と戦争に対して疑問と吐きどころのない怒りを持った。
愛する人と最期だと思って告げる別れもそれはそれで身が千切れるほど辛いのだろう。
登場人物が全員、幸せになってほしい。
愛とか平和とかそういう形の無いものの話をするのは凄く嫌いだけどこの映画はそんな人間の心にも届く。過激な心情表現も恐れずにやってのけるから刺さる。
愛する人と普通に生活出来ることが本当の幸せだなんて、今時歌詞にもないような臭い事もこの映画では鬱陶しくなく届けてくれる。
演出の一つ一つも初めは「 なんでこう描く?」と思っても全て回収して納得させる所は流石滝田監督。
阿部寛も流石で、どう見ても小百合ちゃんと
夫婦だった。何なら年上だった。
なんと言っても、堺雅人。
毎回毎回、どんな演技でも想像を超えてくるし
ほんとにかっこいい人。
いつもの雅人さんスマイルも色々な感情があって、
役本人すら気づいていない成長も全部汲み取って一番の理解者になる雅人さん本当大好きです。
今回、雅人さんが修二郎という男をどう解釈したのかは全く分からないし分からなくても良いけど、少しふくよかにした事は分かった。優しいイメージだったりするとふくよかにする気がする。
一種の中毒化してきてる雅人さんの体型変化も楽しみの一つになってます。

久し振りに涙を流した。好きな映画上位に食い込みました。

Nene.
Nene.さん / 2018年4月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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戦中の樺太から北見、昭和の札幌と懐かしさを感じる生活風景。 吉永小...

戦中の樺太から北見、昭和の札幌と懐かしさを感じる生活風景。
吉永小百合の若さに感嘆。
あまり日本映画は見ないが、日本人とは家族とは何かをじっくりと
振り返ることができる映画。

Miyan
Miyanさん / 2018年4月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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「ぼけ」も悪くなぁ

「ぼけ」ても人として大切なことは忘れない。過去に辛い体験があったけども、年老いて周りに迷惑をかけたとしても、それがどうした。みんなで支えていく。尊厳を守っていく。設定は1970年代だけど、今の不寛容さの社会には参考にすべき点がたくさんあるように思った。監督は「おくりびと」の滝田洋二郎

にっしん
にっしんさん / 2018年4月2日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: -
  • 印象:  泣ける 楽しい
  • 鑑賞方法:-
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吉永小百合作品だと思った

新しい試みの舞台を取り入れたのは、最初は違和感がありましたが、最後はこれで伝わると思いました。つらい過去が有るのはあの時代当たり前のことですが表現が単純だと思いました。北の作品で一番面白くない作品で吉永小百合の為の作品だと思いました。

未散
未散さん / 2018年4月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 単純
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「衝撃のラスト」って多分あの踊りやろなあ。 映画の最初で、あああの...

「衝撃のラスト」って多分あの踊りやろなあ。
映画の最初で、あああのソ連に撃沈された帰還船で長男が死んだて分かってたしなあ。
「衝撃のラスト」に堺雅人や佐藤浩市が入ってのうて良かった。

Alexandros
Alexandrosさん / 2018年3月31日 / PCから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  笑える
  • 鑑賞方法:-
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壮大な贖罪

壮大な贖罪の物語において役者陣の演技が怪物じみていて映画が重厚で特別なものになっていました。
音楽の入れどころや舞台パートの秀逸さ、映像美、そして何よりキャラクターが魅力的。出てくる人全員がいい人なのはいい邦画の典型だと思います。

ねじまき鳥
ねじまき鳥さん / 2018年3月31日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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お母さんにはずきゅんと来ます

母として生きた女の物語

自分が母親のせいか こういう作品はやばいです
作品の作りがどうだとか こうだとかではなく
私も一人のお母さんとして 彼女と映画の中を歩んでました

堺雅人の妻の気持ち 堺雅人の母親の気持ち
どちらも経験している私にとっては
どちらもわかって
さらに夫雅人の気持ちが痛いほどわかりました

そして彼の母の思う気持ち
自分が子育てをして
初めてわかる息子の気持ちという感じです
お嫁さんは気持ち悪い 変と思ってしまうのでしょうね

と姑にいつかなる私は思ってしまいまし

夫をなくし 子を亡くし 自分を責め
生きていた母親が いったい何人いるのでしょうか?
子どもは親より先に死んではいけない
生きてくれているだけでありがたい

そう感じさせてくれる映画でした

涙が溢れて 溢れて
たまらない作品でした

ともちん
ともちんさん / 2018年3月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
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全然感激しなかった

母と暮らせば、、そっくりですね。
吉永さんがプッツンおばさん満載で残念。
堺さんも必死の形相ワンパターン。
挙句にミニ劇場スタイルのエンディング。。。
がっかり

とらきち
とらきちさん / 2018年3月29日 / PCから投稿
  • 評価: 0.5
  • 印象:  -
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過酷な時代の話 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

第二次世界大戦中の話
ソ連が日本に攻めてきて、てつと子供らが網走へ避難し、旦那の帰りを待つ。

その次男の修二郎がアメリカへ渡り、修行をし、やがてホットドッグ店の社長となり、日本で店舗を広げていく。
修二郎が久しぶりに網走を訪ねると年老いたてつがいた。
てつの住む住宅が取り壊されることになるので、修二郎の家で居候することになるが、嫁のまりが心地よく思わなく‥。

戦争の悲惨さと修二郎の母に対する深い優しさが伝わった作品であった。

maccyah
maccyahさん / 2018年3月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 幸せ
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吉永小百合の多歳

吉永小百合と阿部寛が夫婦、どちらが若いのか老けてる?のか驚いた、流石にちょっと無理があった。
舞台を取り入れたり変わった演出があったり、コンビニだったりイメージとだいぶちがってアクティブ!

あふ
あふさん / 2018年3月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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国民的女優で犠牲・ギャップ~国民栄誉賞もらえば~

「北の桜守」40点。

もう無理です。「昭和」をひきずるのは。
もう30年も経っています。流れの早い「映画界」では無理です。

「北の三部作(勝手に「東映」が銘打っているんでしょう)」全てがダメでした。全ての脚本の「那須真知子」がダメなんでしょう。

「三部作」だけではなく彼女の出演する作品の多くは、
人の世の「不幸(多くが「戦争」)」・「困難(欲望ゆえに罪を犯される)」・「貧しさ(恵まれていない環境)」の中で、
さらに「厳しい自然・時代条件」の中で、
「虐げられた人々(戦争犠牲者・罪を犯された人・ワケあって偏見を受け差別される人々・社会の下層の人々)」を取り上げ、
「ひたむきに」・「頑張って」・「決して落ちぶれず」・「情がわかり(特に親子の情)」・「(結果的に)くじけず強く」生きていく様子を描き、
多くが「肯定的な」・「決して非難されることのない」結果に落ち着きます。
+「お涙頂戴」的です。
結局=「昭和そのもの」なんです。
つまり=「文科省推薦」的作品ばかりです。

+いつも「キレイキレイ」な「アイドル(「120本」を全てを観たわけではありませんが。恐らく。この年齢になってもやっているんですから)」です。
つまり=「国民的女優」なんです。

したがって、どうしても「記念碑的」な作品になります。
「協力」=「稚内市」「網走市」「ニトリ(社長が「北海道」出身)」「伊藤園(お茶のシーンありました)」他の2つも何らかの関係が?
「特別協力」=「JR東日本」「JR北海道」
「協賛」=「ANA(勿論、飛行機映りました。せこいですが旅費は全てタダ?)」
「宣伝協力」=「宝酒造(お酒)」「LAWSON(「ローチケ」でチケット販売)」
「製作委員会」=「東映(社長があの「アカデミー賞」主催者「岡田裕介(「東映」の元社長の息子で、過去に彼女と共演)」「TV朝日系列(「北海道TV」も入っています)」「朝日新聞社(いかにも好きそう)」「北海道新聞社(オール「北海道」です。後でわかりました「北海度と命名150周年記念」と!)」「博報堂(「電通」があれですので)」などです。
何故こんなに多いんでしょう?また掲示しているんでしょう?

そして、「監督」が最近では「行定勲」「堤幸彦」「滝田洋二郎」「成島出」「阪本順次」「山田洋次」「大林宣彦」「市川崑」(過去にも一杯)と有名監督(食い散らし、多くの「条件・しばり」の中で苦しめて、結果的にその監督らしさを奪った?)ばかりです。

そして、どの作品に於いても「キャスト」の豪華さを言うまでもありません。
選ばれた「スタッフ」も一流でしょう。

どうしてこんなことが可能なんでしょうか?
「記念碑的」「文科省推薦」「国民的女優」だからです。
つまり、「国」「圧倒的多数の国民」によって製作されているのです。「国の花・象徴」である「桜」が散りばめられているのを観てもわかります。

で、作品そのものは「む~ん」でも、彼女の全盛期や支持してくれた人が多い時は良かったんです。
でも今は?ガラガラです。
観衆は圧倒的に「高齢者」です。涙を流されている方もおられます。それはそれでいいんです。昔を懐かしんでおられるんでしょうか。

しかし時が移るのは、「エンターテインメント」「映画」の世界は速いです。次々と時代を先取りして「新しいもの」を産み出していきます。「昭和」が終わって「30年」も経っています。そろそろ…。
「若い人(高齢者以外の全盛期を知らない人)はついて来ていないのでは?「温故知新」もいいですが。昔を懐かしむのもいいですが。それなら別の名優でいいのでは?

多くの「ひと・もの(お金)・こと」が「犠牲」になっています。
もう「引退」されて、静かに「余生」を送られ、死後「国民栄誉賞」を受けられたらいかがでしょう?大変失礼ながら。「映画界」への功績は凄いんですから。

もし作品が素晴らしいものであっても、同じことを言いたいです。
ただ「キレイキレイ」の「アイドル」を脱皮(? 今更?)して、映画の途中まで展開していた「汚れ役(老いぼれていく役や捨てられる役など)」を演じられるのであれば(ラストの舞台のシーンでそれも…)、「観に行こう」という気が起こるかも知れませんが。他の往年の女優のように。もう演じませんね?

さらに多くの(?)レビューに書かれているように、舞台のシーンの必然性です。監督はインタビューで答えています。「実写として描けば具体的悲惨しか伝わらない。抽象化することで心象風景がわかりやすくなる」と。
ここに大きな「ギャップ」が存在します。
私たち多くの(全国津々浦々の)観衆は、「舞台」を鑑賞する機会が実際に(TVなどは別にして)ほとんどありません。舞台の「抽象化」だの、「特色・魅力」など理解していません。突然に「舞台シーン(これまた有名な「ケラリーノ・サンドロヴィッチ」演出。ついでに主題歌が「小椋佳」)」が映されても戸惑うだけです。
「心象風景」?「舞台」など多くの「エンターテインメント」に触れている「都会」の「通(?)」の「映画人」と、「観客」の間に大きな「ギャップ」が存在することをわかっていません。

この「ギャップ」が「国民的女優」にも言えるのではないでしょうか。
恐らく「吉永小百合」は「スゴイ人」なんでしょう?性格が良くて(「堺雅人」が「謙虚でストイック」と絶賛)、才能があり美しく知的で、「ひたむきに」役に取り組む、まさしく前述の「国民的女優」と呼ばれるのにふさわしい「魅力たっぷり」の人なんでしょう?「何十年にひとり」の逸材なんでしょう?「大スター」なんでしょう?

でも全てに「?」が付きます。
何故なら今の彼女しか知らない世代の観客には、それほどには思えないからです。ガラガラが証明しています。私個人としては演技がうまいとも、美しいとも思えません。
もし多くの「映画人」のように実際に会ったら?「間接的」には一杯見ています。それらしくは感じます。でも「直接会ったがゆえに感じる魅力」についてはわかりません。「スター」と呼ばれる人とは比較にならないほど、会った人たちは魅了されるんでしょう。だからこそこれだけ多くの「映画界・エンターテインメント界」の人々がついてくるんでしょう。

魅了された「映画人・エンターテインメント人」と、その巨大な「+α」がない人との「ギャップ」は、特別な存在の彼女と他の「スター」との違いが顕著過ぎる分、「ファン」でない限りはわかりません。残念ながら。
わかりにくいですか?
圧倒的多数の「スター」とは圧倒的多数の観客は会えません。「番宣」や「SNS」で「素顔」が覗けても。だから「120本」ものある意味「異常な数の作品」を作ってもらえる彼女だからこその「ギャップ」です。

以上、長々と、誠に「エラそう」に申しました。
「神をけなすな!」というクレームも受けますので。

言い換えれば、このままでは
彼女も「国民・昭和という時代」の「犠牲」とも言えます🍀

PAPAS
PAPASさん / 2018年3月25日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  笑える 悲しい 単純
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TV放映で十分です

多くの方が「吉永小百合を観るだけの映画」と仰る通り
あれもこれもと主役以外の設定なりエピソードも断片的に全部描いてしまったことで、桜守の部分がぼやけてしまい、最終的に何を伝えたかったのか観終えた余韻の残らない作品でした。

特に演劇で表現する箇所があり、ラストも演劇とは酷い。
なんで映画観に来てるのにスクリーンで演劇みないといけないのか。劇をみるなら劇場いきますから映画を見せて欲しい。
予算削減の苦肉の策なんだろうかと興ざめでした。

TVドラマ2時間スペシャルのレベルなので映画館へ足を運ぶほどの作品ではないですね

ecec
ececさん / 2018年3月25日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
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意外とハードコア

勤務先の社長からチケットもらったので鑑賞。『おくりびと』の次が『釣りキチ三平』⁉︎でおなじみ滝田洋二郎監督最新作。樺太からの引き揚げ者一家の戦中、戦後、そして認知症の話。公開規模からあなどっていたが中々のハードコア描写が続き、胸を刺される。ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出による「舞台」という表現で差し込まれるエピソード攻めていて好き。ラストシーンには、泣いた。

映画ゴラク
映画ゴラクさん / 2018年3月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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全体的には良かった

恥ずかしながら、初吉永小百合主演映画でしたが、とても面白かったです。こういうストーリーも好きで、ただ不幸や苦悩の連続で、見てて体に力が入って疲れましたね(笑)。やはり引き込まれる演技、良かったです。舞台劇の挿入は違和感ありつつ、試みはいいと思います。しかし物語から引き離される感は否めませんね。あと気になった点は、、邦画によくある、この役この俳優じゃなくてもよくない?ってやつ。中村雅俊や鶴瓶・・いらない。。

ta928
ta928さん / 2018年3月24日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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