劇場公開日 2018年1月19日

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「どんな人にもきっと良いところがある」パディントン2 とえさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5どんな人にもきっと良いところがある

2018年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しかったなぁ
たくさん笑って、最後は泣かされた

汚い言葉を一切使わず
(アメリカのTEDとは大違い(笑))
いつも明るく、周りの人たちに親切なパディントン

ロンドン イチ親切で、安心安全な熊のパディントンは、現代人が失ってしまったものを教えてくれる

それは、難しいことではなくて、とても簡単なこと

目の前にいる人に親切にするとか、
美味しい朝食(マーマレードサンド!)を食べるとか、
人を見た目で判断しないとか
どんな時も身だしなみをキチンとするとか

そんな「当たり前のこと」をするだけで、刑務所でさえピンク色の安らぎの場所に変わってしまう

人は、囚人と聞くとすぐに「凶悪な人」だと思ってしまうし、人気俳優と聞けば「素晴らしい人」だと思ってしまう

けれど、その中にはパディントンのような冤罪の人もいるし、ナックルズのように話してみれば良い人だっているし、逆にフェニックスのようなワルもいる

ルーシー叔母さんの教えのように、人にはどこか必ず良いところがあって、親切にすれば、必ず親切が返ってくる

だから、人は見た目で判断してはいけない

叶えたい夢があるなら、周りの人に親切にすることが最短距離になる
パディントンにも周りの人たちの親切が返ってきたように

たくさん笑いながら、パディントンの親切や優しさにたくさん教えられた作品だった

これは余談だけど
「シェイプ・オブ・ウォーター」を観たあとに「水泳が得意なサリー・ホーキンス」を観ると、なんだかとても感慨深い

しかし、それにしても、こんなに、汚い言葉が出てこないイギリス映画を久しぶりに観た気がする(笑)

とえ