MIFUNE: THE LAST SAMURAI

劇場公開日:

MIFUNE: THE LAST SAMURAI

解説

世界の映画人に愛された名優・三船敏郎のドキュメンタリー。息子の三船史郎や、黒澤組のスクリプターとして撮影現場をともにした野上照代ら家族や親交の深かったスタッフ、役所広司、司葉子、八千草薫ら三船敏郎をよく知る俳優たち、そして三船に魅了されたスティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシといった海外の名匠たちなど、国内外の映画関係者への膨大なインタビューと貴重な映像により、サムライ映画を世界に知らしめた三船の波乱万丈の人生や、その精神に迫っていく。監督は、HBO製作のドキュメンタリー「ヒロシマナガサキ」などで知られる、日系3世のスティーブン・オカザキ。ナレーションは海外版をキアヌ・リーブス、日本版をEXILE AKIRAが担当。

2016年製作/80分/G/日本
配給:HIGH BROW CINEMA
劇場公開日:2018年5月12日

スタッフ・キャスト

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(C)“MIFUNE:THE LAST SAMURAI”Film Partners 写真(C)TOHO CO.,LTD.

映画レビュー

5.0何故彼はスターだったのか?

2023年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

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しゅうへい

3.0ミフネだ

2023年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2023年6月18日
映画 #MIFUNE: THE LAST SAMURAI (2016年)鑑賞

三船や黒澤の息子、黒澤組のスタッフ、役所広司や八千草薫等の俳優、スピルバーグ、スコセッシなど豪華出演陣が語る #三船敏郎
ナレーションはキアヌ

三船プロの経営が苦しい時は、世界のミフネが率先して机並べたり掃除してたらしい

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とし

3.0ひときわ輝く大スターを実感

2023年3月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

クロサワとミフネ、世界に誇れるコンビだが 意外にも「赤ひげ」が最後なんだねえ。現代劇でも時代劇でも見たかったな。
世界のミフネは、目で演技ができる役者だった。いすくめるような鋭い眼光と温かく優しい眼差し、このギャップが凄い役者。渡辺謙もサニー千葉もすごいがやっぱりミフネでしょう。映画がエンターテイメントの中で占めるステータスが違う時代だから、スターの格の違いがあるかなあ。
子供時代から亡くなるまで関わったヒトのインタビューだったが、不思議と役作りに関する話は少なかった。そういう苦労はわざと隠したのか、想像に任せようとしたのか?
「男は黙ってサッポロビール」を真似して大人に叱られたなあ。懐かしいませガキ時代の記憶。

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Bluetom2020

3.5三船敏朗を新しい視点から描く

2022年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

2016年(日本)監督・脚本:スティーブン・オカザキ
日系三世のオカザキ監督はチャンバラ映画の歴史から紐解き、
チャンバラを芸術作品にまで価値を高めた黒澤明と三船敏朗の共同作業とも言える映画が、
世界に与えたインパクトと影響力を詳しく伝えている。
三船敏朗の黒澤明作品以後の外国作品出演や、
晩年にも触れられています。

オカザキ監督は映画は世界に共通する芸術で
国境を取り払うことが出来る。
そう言う。
黒澤明監督の『七人の侍』は、あっという間に世界に拡散して、
ジョージ・ルーカス監督作品『スターウォーズ』が生まれるきっかけになった。
ルーカスはダースベーダーにミフネをオファーしようとして、
スタッフに止められたそうです。
マーティン・スコセッシとスティーブン・スピルバーグも大きな影響を受けた監督である。
『赤ひげ』を最後に黒澤明との共同作業とも言える黒澤・三船の監督・主演作は終わる。
その後の三船敏朗は海外作品に多く出演することになったのだった。
今、Wikipediaをみると1961年(ミフネ=41歳)の『価値ある男』から
1995年(ミフネ=75歳)の『ピクチャー・プライド』まで実に、
16本の海外作品に出演しているのだ。
残念ながら私は『グラン・プリ』さえ観ていないのです。
私が観ているのは黒澤明監督作品に出演している三船敏朗の全作品。
たったそれだけ。
最初に観た映画。
『野良犬』
その美貌に驚いた。
本当に美しい青年だった。
市川雷蔵・佐田啓二・・・が綺麗だったと聞くが、まったく写真しか知らない。
アラン・ドロン、ジェームズ・ディーン、モンゴメリー・クリフトも美しかった。
だが三船敏朗は彼らすら上回る世界標準の大人の男性の美しさ。

私が彼を最初に認知したのは、
『男は黙ってサッポロビール』のCMだった。
1970年。三船敏朗50歳の時である。
渋かったですね。
大型船のデッキで瓶ビールの蓋をはね飛ばして、ググッと飲む。
白い泡が唇に付いている。
泡を口で吹き飛ばす。
今見ると、三船敏朗は無邪気に笑っている。
画面いっぱいに黒い字体の
『男は黙ってサッポロビール』と、
台詞は一言もない。
強いけれど愛嬌のある三船敏朗。
コマーシャルさえ芸術だ。

海外出演作品は、
敢えて観ない・・・
私はそう決めている。

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琥珀糖
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