劇場公開日 2017年2月10日

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「この脚本家は世界一かもしれない」マリアンヌ KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この脚本家は世界一かもしれない

2020年8月18日
PCから投稿

このネタはありそうでなかったんではないだろうか?あったとしても成功作がなかったんじゃないだろうか?こういう珍しいネタの作品をものにするというのは脚本家にとってとても大きな喜びであろう。そしてこれは実によくまとまったオリジナル脚本だ。前段後段に分かれたストーリー構成が成功の原因だと思う。また全体的にはロマンスの部分と戦争スパイのサスペンスの部分がうまく織りなされており 流れ的にもバランス的にもとても良い。こんなの素晴らしい脚本を書いた脚本家の事を誰も言わずに監督のことだけ言うのはちょっと不公平な気さえする。脚本家はスティーブン・ナイト。彼は良い作品をいくつか書いている。是非チェックしていただきたい。
監督のロバート・ゼメキスはバックトゥザフューチャーとリアルスティールしか印象になかった。調べてみるとこちらもまた優れた作品がたくさんあった。これからチェックしていくのが楽しみだ。

タンバラライ