劇場公開日 2017年5月27日

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「仕事よりも親の重大さ」ちょっと今から仕事やめてくる サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0仕事よりも親の重大さ

2020年5月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

いつの日か見たカートに乗って坂を下るシーンが印象深かったので、鑑賞。確か予告だったと思うけど

まぁ、なんと言うか薄い。
脚本に雑さが見られるな〜...。
良いシーンはあるけどね。

青山(工藤阿須加)はノルマと部長が厳しすぎる会社に勤めていた。ある日、朦朧とし駅のホームから足を踏み外して死んでしまいそうになった青山を、小学校の同級生と言うヤマモト(福士蒼汰)に出会う。

2人が飲みかわしているシーンは良き。
ヤマモトというか福士蒼汰の優しさが顔から分かる。
こんな友達、欲しいな〜

中盤のシーンだが、1年ぶりに里帰りしたというあのシーンはすごく良かった。泣きそうになっちゃったよ。
改めて、親には感謝しなきゃいけないと感じた

ダメな点としては、脚本。
タイトルがこうなってるからこそ、このタイトルを放って終わりが綺麗な脚本と言えるでしょう。
そこから、慌てて抜けていた設定を埋める感じが雑。
やっべ!忘れとったわ!じゃないよ

そして、ブラック企業の描き方。
こんだけ苦しいんだ、と伝えたい気持ちは十分に分かるのだが流石にきつすぎる。ここまでしつこくなくていい。
この企業はブラックなのか?誰からも好かれていない厳しすぎる上司がいる会社じゃない?

2人ともこれからもまだまだ期待できる、いい俳優さんなんだけどね。脚本が...ね...
もったいない作品でした

サプライズ