ひるね姫 知らないワタシの物語のレビュー・感想・評価
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まず娘から自立しようや、お父さん
高校受験控えた娘に家事を一任させるわ、自宅で徹マンにつきあわせるわ、娘の進路に無関心で、自分の仕事しかキョーミなしの職人肌の父親。始終ムッツリ顔なのにSNSでは饒舌で命令口調。
ココネの友達が「お父さんと話さないの?」と言ってたけど、口下手な父親ってまんま昭和のガンコ親父。
「ウチビンボーだから夏期講習ムリかも」と娘に心配させる甲斐性ナシ父を「筋が通っててカッコイイ!」とか称賛しないで欲しい。
ただ単に家族と向き合わず、自分の好きな仕事に逃げてるだけでしょ。
その成れの果てが、イクコの父親だよね?
娘が大人になって自分と肩を並べると「女だてらに」と排除する。
世の中の女は「自分より劣った幼い娘」であり「父親=男が保護すべきか弱い存在」としか見てないんだよね。
イクコの父親の会議、男性社員ばかりで
女性社員は受付。典型的な男社会の日本企業だったね。
娘の進学に無関心で仕事一徹のココネ父とイクコの父も根は同じなんだよ。
技術も娘も独占したいって男の願望。
愛情じゃなく独占欲や支配欲、心底気持ち悪い。
綺麗事だらけのファンタジーで騙せるのは子供のうち。
親の愛は隔離ではない。
そして技術は生活が豊かになる為にある。
親の愛情と技術は独り占めせず、沢山の人に分け与えようね、という話ではないかと。
作画や演出が宮崎アニメ(コナンやラピュタ)オマージュで既視感モリモリ。
もう一度見たい名作
3年前に見ました。見たときからお気に入りで、最近予告編や主題歌、聖地巡礼の映像を見てもう一度見たくなりました。
後半が圧巻。謎が次々に解明されていき爽快。
クライマックスは他の作品と大きく違くて、2つの世界を行ったり来たりします。2つの作品のクライマックスを続けて見てる、いや同時に2つ見てるような感覚。
ぜひ見てほしい。
あと、高畑充希さんの声優、歌声もステキ✨
実は巨大ロボットアニメ
2020年夏、倉敷市在住の高校3年生ココネは自動車工の父モモタローに旅行に行きたいと遠回しに提案するも、無愛想な父はガン無視。そんなココネは眠りに落ちるたびに自分がハートランドという国で幽閉されている王女アンシェンになっている不思議な夢を見る天真爛漫な女子だが、ある日父が警察に連行される事件が発生、父が残したタブレットが事件に関係ありと睨んだココネはたまたま帰郷していた幼馴染の大学生モリオを巻き込んで真相解明に乗り出すが、背後に謎の男達が迫り自分の夢と現実が次第に混沌としてきて・・・からのまさかの巨大ロボットアニメ。
紛れもない自分の分身でありながら同時に最もかけ離れた存在である娘との距離感がつかめない父のもどかしさを桃太郎伝説に被せる意外なトッピング。カリ城やナウシカ他の宮崎駿作品、AKIRA、ガンダム、エヴァ、ベイマックス、果てはギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』、『パシフィック・リム』からの影響も色濃く、エンドクレジットの映像と『デイドリーム・ビリーバー』を噛みしめていると涙腺があっさり決壊、お父さんの為の”高校生最後の夏休み”映画の傑作でした。
タイトルが違う方が良いかも
前半の東京行くまでは楽しかったけど、後半がいまいちかなあ。ファンタジーと現実が入り混じるのって個人的に好きじゃない。
自動運転のテーマは面白かったから、ファンタジーにせずこっちを掘り下げても良いのになって思った!
ひるね姫 :心根ひとつで人は空でも飛べるんじゃ
【ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜:おすすめポイント】
1.森川心羽(もりかわ ここね)役高畑充希の方言がとにかく可愛くて素敵!!!
2.映像がとにかく綺麗で鮮明で見やすくて、ずっと引き込まれる!!
3.高畑充希が主人公・森川ココネとして歌う「デイ・ドリーム・ビリーバー」もいいなぁ!
【ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜:名言名セリフ】
1.森川心羽(もりかわ ここね)役高畑充希の名言名セリフ
→「お尻触ったらいけんよ」
→「自らの意思で鬼と戦え」
→「エンジンヘッド お母さんとお父さんの思いを乗せてハートランドを救え」
2.森川モモタロー(もりかわ ももたろう)役江口洋介の名言名セリフ
→「心根ひとつで人は空でも飛べるんじゃ」
→「飛べエンジンヘッド」
3.森川イクミ(もりかわ いくみ)役清水理沙の名言名セリフ
→「あなたが困った時私は必ず戻ってくる」
寄せ鍋
うーん、まあ…。
色々と揶揄する事が、夢と現実に共通して起こるようなのだが…その規模というか理念のまあ、小さい事小さい事。
その小さい事を大きな事のように無理くり盛り上げたりするのに腹がたつ。
誤魔化し方も、鼻につくし…悪役の頭の悪さもいただけない。
最終的には夢と現実の境が曖昧になって、なんでもござれな展開も???だった。
まあ、途中寝てしまったので、しっかりと見れてもいないんだが。
カリオストロとかに影響受けたんだなあって雰囲気は嫌いではないが。
どおにも独断的な采配なのか、商業主義の蓄積なのか制作サイドの圧力なのか…外野の事情を勘ぐってしまう。
戦犯が誰かは分からんが、思い描く結果にならなくて残念だったすね。
東京オリンピックを絡めたら、どっかの省庁から制作費が支給されたりすんのかな?
作家性よりも、過去データーの分析によって作られたような大人の事情に合掌。
作り込まれてはいるけど…
映像は描写が細かくかなり綺麗。
舞台の下町やロボットの戦闘シーンには関心を覚えた。
現実と夢が混ざり合うというテーマは斬新だが、結末で何を伝えたいのかのメッセージ性が少し薄いかも。
ただ、風刺的な要素や比喩表現も含まれていると思うので、そこをどう捉えるかでこの映画の評価が別れるのかもしれない。
個人的にはいい終わり方だと思う。
これは、賛否両論だねー。
ストーリーは、夢と現実が交互になる、そこは途中まで良かったが最後は「交ざっちゃってる?」「なんで…主人公が落ちそうになってるの?」と後半で話がついてけないまま。
あとは自分なりの解釈で伝えたかった趣旨に奥深さを知るが、にしても結局「あのときのアレはなんだったの?」となる。
●例えば「主人公は最近、よく寝てしまう」という内容に何か重要な意味は?と思ったら、けして深い意味はなかった。ただ眠かっただけだろう。
●結局はおじいちゃんの会社は労働基準法基準法などのブラック企業のまま解決なし
●主人公の父親は料理もしないし会話もラインで会話。娘が大学に行きたがってるのに趣味のような仕事で稼ぐ気がない。後半も大手会社からの誘いを断る自己中な父親。娘が大変そうな時だけ頑張って「いい父親ぶってるだけやん」と思ってしまう。働け!(笑)
あと、墓に娘の大切なぬいぐるみ(タブレット入)置いてくな。しかも、ぬいぐるみごとタブレットが雨で濡れたらどうしたんだろうか?
●寝てる間に大阪まで移動って…結局何で?何の為?お母さんの優しさか?しかも普通高速バイクで走ったら寒いし煩いし二人とも起きるだろうね。謎過ぎる
●新幹線のチケットや食事の手配、支援してくれたらしいが、あまりにも早すぎないか?
まぁ、そこそこ気になる所はあるが
そういった理解できない部分がなければ伝えたかったことは分かります。
魔法のような自動運転の技術、それを認めない社長と娘。しかし娘は事故死。もっと早く自動運転が広まっていたら娘を失わなかったという後悔から現在頑張ってる社長。
そして魔法のような自動運転のオリジナルデータベースを権力や地位の為に狙う悪役。死んだ母親は一台のバイクに完成されたプログラムを残して、ずっと娘を見守っていた。
そうして見直すと深い部分に気付くから話としては面白い。しかし、話の飛びすぎについてけないといったところ。
理解できない部分が多い作品
まず閉口したのが、ぱくり(のような表現)の多さ。
夢と現実の繋がりといえば、君の名は。のような表現だし。
敵キャラが粉々になっていく様や、PASSWORDを入力するところなんかサマーウォーズそっくり。
全て新海監督作品をパクってんだけど、何一つオリジナリティー無く、全てが中途半端。更に肝心なストーリーの繋がりがやっつけ。
幼馴染も、最初は夢の中で同じ夢を見たからという設定が、いつの間にか寝なくても現実内で起こっているストーリーになっているし、最後なんで現実の世界であんな状況になっているのかわからないし。。。。。
絵や声優は大目に見て合格点だが、脚本・表現は見る価値なかった。
そーしん!という魔法
登場人物の心情と行動に、無理が。。。
カット割り、というかカメラワークやタイミング、、、音楽の入るタイミング、、全てが何か、みづらい。。。。
昼寝、あまりストーリーにもテーマにも関係ない。。
自動車、、も、、、登場してるけどテーマではない。。。
夢の方で自動車の王様に支配されてる設定<支配>、それに敵対して<心根ひとつで人は空も飛べる=自動運転技術>という夢見る心みたいなものが対立するかと思いきや、単に不完全な技術を隠そうとしたり、社長の座争いやら、そんななんやかやに終始。
私は自動運転が嫌いなので、、夢の技術だ、、とは思わないんだが、せめて自動運転の夢をもっと魅力的にみたかった。。
あと、魔法、が、、某リンゴメーカーのタブレットで送信ボタン押すことだとは。。。
しかも、、、「タブレット」って呼び方もまんま、、、夢がない。。
気楽に観られる映画
蓋を開けたら、正直よく観る話。
目新しさは特に感じない。
ただ、009(RE:の方)という抽象的な終わり方をした作品を作った監督だと考えると今回はよくぞ分かりやすい話にしてくれた…!と思いました。
不快感もなく、分かりやすいストーリーなので観た後はふんわりと良い気分です。
モモタローが、夢の中(エンシェンに対して)ではなんか紳士だな…と思ったらそらそーだ、と思いました。
起承転結の承、物語中に起こる事件が「ネット炎上」っていうのが今の時代らしさですね。その炎上を消火する為に、更に大きく衝撃的なことを見せるっていう解決方法は好きです。
新幹線乗れない!お金がない!ってなった時にココネが「640円しかない!」と言ってましたがお前同級生に自慢してた一万円はどうした…と思いました。
EDの歌とあの映像が映画の中で一番好きです。
高畑充希というのもいい。あの歌は森川家の歌だなぁと思いました。
超展開とか衝撃の結末とか求めずに、気楽に観る映画です。
自動運転物語。
想像していた雰囲気とは全く違う方向を描いた物語だと
いうのを観てから気がついた(^^;あー機械系自動車系の
話だったのね。監督の世界観を熟知していればもう少し
入り込めたのかなぁといった印象だったので勉強不足か。
とはいえ、親子関係や母娘問題に触れるシーンが後半で
謎解きのように展開されるので、見ていた夢はそういう
ことだったのかと感動はできる。夢と現実を行ったり来
たり、入り込んだり混じり合ったり、を繰り返す展開は
ちょっと観辛い印象で、オタク要素が多い感じを受ける。
主人公は可愛いというよりかなりのやり手に成長しそう
な気がして、男をブンブン振り回し会社を盛り立てそう
な感じがするのは私だけ?お母さんによく似ている気が。
(技術の進歩は凄いけど…すべて自動運転になるのかなぁ)
面白かった!
内容は夢の中と現実が混ざりある話で面白いけど、ちょっと「あれっ!?」と思うところが(笑)そういうところの違和感は『君の名は。』みたいな所はあるけど基本的に全然違う話でした。あと、エンティンソングの高畑充希がとっても良かったです。
メタファーたくさん
幼なじみのモリオがいいキャラしてました。
夢の中でモリオが向こうのキャラとして出てこなかったのと、悪役が夢の中で”炎上”と口にした時がロジックに気付くきっかけですね。ここから芋づる式にたくさん面白い仕掛けが発見できました。
カメラワークに気合を入れる監督、台詞回しに気合を入れる監督、ロジック構築に気合を入れる監督様々いる中で
映画の考察と監督の気合い入れたポイントを無視して寝られるとか言ってる人は
ずっと夢を見て〜♪
永眠してください。
ストーリーは分かりやすくて面白かったです。 メカデザも非常に好みで...
ストーリーは分かりやすくて面白かったです。
メカデザも非常に好みで観ていて飽きませんでした。
終盤の展開がわからなかったなんていう人はもう一度見直して、どうぞ。
結局「夢の世界」が存在したのかが判然としないところがこの映画の肝なんだよなぁ。
神山ロジックの極み
凄い作品です。本当に。だが、いったいどれだけの観客がこの作品の大仕掛けに気づけたのだろうか。
各所のレビューを見る限り、映画好きや神山作品ファンほどこのトリックに引っかかっている印象です。
酷評されている方にネタバラシしたいのはやまやまですが、どうか皆さんご自分で読み解いていただきたい。
正解にたどり着いた時のカタルシスはハンパないです。鳥肌が立ちます。神山監督の完璧なロジックが成立しています。
ご都合主義?シナリオ崩壊?
いいえ、意味がある演出です。
過去の名作のパクリシーンばかり?
「意図的に」名作の名シーンが再現されているのです。
本編に散りばめられた様々な「ノイズ」こそが優しすぎる監督からのヒントです。
トリックに気づいた時、全てが繋がります。圧巻です。
この作品の素晴らしさがどうか一人でも多くの方に伝わってほしいと心から願います。
夢のようなおとぎ話として楽しめた
ラピュタほど壮大ではないが、魔女の宅急便ほど内面を掘り下げないが、絵はきれい、主人公の仕草や性格はかわいい、岡山周辺の描写は心地よい、自動操運転バイクはかわいい、巨大ロボはかっこいい。スクリーンで見られてよかった。
喜ばれそうなエッセンスを集めてさらっと扱った、記号に満ちていて掘り下げが足りないという見方も出来るが、そうした大小の枝葉は「はてしない物語」でいう「それはまた別の物語」とすることが出来ると思う。
悪役に物足りなさを感じる向きもあると思うが、あの程度の存在感に留めておくことにより、ふわっとした、心地よい夢のような映画に仕上がったと思う。よく寝た朝、はっきりと思い出せない、つじつまが合わないんだけどなんか気持ちよかった夢のような。
母親に起こったことについては最後までよくわからず、最後の回顧シーンでヒヤヒヤしたが、それもまた別の物語なのだろう。
魔法のネタバレは東のエデンにも共通するところを感じる。
タブレットのひみつが実は「母親の作成した自動操縦プログラムソース」と知ってショボーン(´・ω・`)として「そこまで現実っぽく紐つけようとしなくても」とも思ったが、
まあ、一介のエンジニアとしてそのような突っ込みどころは目につくものの、誰も自分が昨晩見た気持ちよかった夢にいちいち突っ込んだりはしないだろう。とも思った。
男性として、わくわくし、爽やかになった、一夜の夢のような作品だった。明日の仕事も頑張れる。
因みに、一緒に見てくれた妻には甚だ不評だった(笑
ココロネがあれば空だって飛べる!
消化不良。
夢と現実を行ったり来たり。題材としてはとても面白かったです。けれど、テンポが速すぎてついていけなかったり、夢と現実がしっかりとリンクしなかったりで、消化不良になってしまう感じでした。夢の中の鬼の現実の意味や、お母さんの死、わからないことが多かったです。
エンディングのデイドリームビリーバーはとても良かったです!お父さんの声が、江口洋介だったのは気づかなかったなあ。
現実パートも現実味が薄かった
昨日深夜業務だったこともありウトウトしていたシーンで重要な話があって、単に自分が読み取れなかっただけかもしれんが。
歳を取ったせいかまだCRT モニターが一般的だったWindows95世代の自動運転?ーまだディープラーニングが話題になってない頃に組んだオリジナルコードが最強だというストーリーは全く燃え上がらなかった。
また試作機は少数スタッフで限られた環境でしかテストしてなさそうだし、これが大会社の威信をかけて盗み出す事というのはピンと来なかった。
後、敵のリーダーも最後駄々捏ねてヤケになるシーンも安っぽい。
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