ボーン・イエスタデイ(1950)のレビュー・感想・評価

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3.5当たり役

2020年2月22日
Androidアプリから投稿

ブロードウェイでヒットした舞台を映画化
ストーリーは米国のプロパガンダを感じさせ、凡庸か
(台詞のやりとりには、工夫がみられる)

ただ、愛人ビリーが舞台で当たり役となった
ジュディ・ホリディが映画でも主役を務めていて面白い

グロリア・スワンソン (サンセット大通り)
ベティ・ディヴィス (イヴの総て)
アン・バクスター ( 〃 )
エリノア・パーカー (女囚の掟)
を抑えてアカデミー主演女優賞を獲得している

旦那(妻なし)とジンラミーをする場面が出色で
そのカード捌きに おかしさと共に放置された愛人の悲哀も滲ませていた
(毎晩 ひとりでカード遊びして上達か… )
その声も不思議だったが、ミュージカルで受賞もしてるので YouTubeで歌声を聴いてみたら、美声だった!
この辺りが 強敵を退けた要因かな

監督がキューカーなのも 映画を彼女の独壇場にしているし、ワシントンDCの名所も 美しく織り込んでいる

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jarinkochie