リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
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絢爛なれどやがて悲しい死者の世界
とにかく死者の世界が絢爛豪華で、びっくり。これなら皆さんあちらで楽しくやっていけるよねと思いきや、現世で忘れられてしまうと完全に魂が消滅してしまうと言う残酷なルールがあるので、二度びっくり。もちろん歌や映像も素晴らしいんだけど、この死生観が日本人にも分かりやすく、しんみりします。お盆だけでなく、時々亡くなった人を思い出してあげるのって大事だよね。
教材に良さそうです
「人は亡くなっても残された人の心の中で生き続ける」とよく言いますが、この映画ではその言葉が分かりやすく具現化されていました。
子供から大人まで楽しめますが、どちらかというと子供が見やすいように作られた作品だと感じます。
残念だった点が、細かい部分で気になる箇所がいくつかあったことです。
「最後、おばあちゃん元気になりすぎじゃない?」「猫や犬は結局どちらの世界で生きるの?」など…
また、家族愛がテーマですが、押し付けがましい表現もありましたので、作品自体を受けつけない方もいらっしゃるかもしれません。
観客の心の逃げ道が考えられていないようでした。
映像の美しさに関してはさすがピクサーです。マリーゴールドの橋、素晴らしいですね。
ジブリを彷彿とさせるシーンもあり嬉しい気持ちになりました。
そして吹き替えの声優さんたちも、心のこもった演技です。
特に皆様がおっしゃるように、ミゲル役の石橋くんは本当に凄い!鑑賞後に耳に残る声なんて今までなかったので驚きました。
彼の演技・歌声だけでも映画館へ足を運んだ価値がありました。
同時上映の短編が不評のようですが、健気なオラフの姿が見ることができて、個人的には良かったです。
鳥にケーキを奪われた時のセリフが印象的でした。
あの状況であんなセリフが言える人間になりたいです。
愛する人と観る映画
予告なしで内容も理解していないまま観賞しました。まずはめちゃくちゃ感動したし泣けました、ディズニーで泣けるのはあまりないような気がしたので。吹替えで観ましたがミゲル役の声の子が歌が上手いです。藤木直人さんも上手いです。あと途中からどんでん返しがあり驚きました。アナ雪の方はオラフが全部持っていったって感じでした。あとは新たに制作された子ども時代のエピソードもあり面白かったです、オラフのかなりのポジティブさに笑えました。
深く考えてはダメ
・なぜ盗みを犯したのにその物の所有者の許しではなく家族の許しがいるのか
・死者の国の最後で音楽はやらないと自分から申し出たのにも関わらず、無条件の許しを貰ったら音楽をやる辺りに家族を尊重する意思のなさを感じます
・音楽に対する血統主義が不快に感じました
・作中で登場人物が歌っていたリメンバー・ミーをたいきなりエンドロールでどこの誰かも分からない人物が歌い上げるのが不思議です
・死んだのにも関わらず第二の死を恐れながら生活しなければならない世界観が辛いように思います
・家族に限られた絆はPixarらしくないように感じました。リメンバー・ミーはディズニーアニメーションらしいとは思いますがストーリーからPixarの良さは感じられません
・ギターを壊す、無条件での夢の否定などが不快で家族っていいね、とは到底思えません
・曲もグレイテストショーマンの方が響くものが多いように思います。
・映像美は素晴らしいですが、水の描写等は過去作で美しく魅せられている為特別いいとは感じません。
・ヴィランの掘り下げが甘いように感じました。
リメンバー・ミーよりも同時上映のアナ雪の方が良いと感じました。
家族を特別に思っていない人の意見です。家族よりも血の繋がりよりも、友情や歪な絆に価値を見出す者としては、過去作のファインディングドリーやカーズ、トイ・ストーリーの方が特別な作品のように思えます。
家族愛は伝わったが…
さすがピクサー!一部の隙もない、エンタメ映画としては完璧に近い作品なのではないでしょうか。最初から最後まで退屈なシーンは皆無で、ストーリーもいい感じのどんでん返しもあり、キャラも魅力的。特に犬のダンテとココおばあちゃんがキュートで最高!ミゲルのミスフィッツメイクもなかなか似合っていて良かった。
そしてそしてそして…ミゲルがココおばあちゃんにリメンバーミーを聴かせてばあちゃんの記憶が戻るクライマックスのシーンにはまんまとやられました。号泣です。あんなに泣いたのは2016年の邦画「カノン」のエンディング以来です(でもカノンの方が泣いたな)。
マリアッチ風の曲も好みでした。でも、リメンバーミーなんかはコード進行も割と凝っていて、ポップとしてのクオリティも当然高い。映画館には子連れも多かったですが、本作で映画を初体験した子がいたら幸せだと思います。
そんな素晴らしい作品でしたが、正直乗れなかったです。
理由はただ一つ。この世で忘れられた人は2度目の死を迎える、という本作の根幹に関わる設定と、死者の国の住人たちはそれを怖れていることが自分と合わなかったのです。
これは到底受け入れることができませんでした。とても残酷ですよね。まるで忘れられた人は価値がない存在だ、と烙印を押されるようなものですから。
家族を持てなかった人は?配偶者や子どもを早くに亡くした人は?いいじゃん、別に。みんな生きてるときはガチで生きてるんだから、生ききっただけでオッケーじゃん。そこに変な優劣なんかないって断言できます。
しかも死者の国での彼らの生活ぶりといったら、まるでゲットーのようなところに住んでいて、死んでからも格差社会かよ、世知辛れぇなぁと痛感しました。
忘れ去られる、結構なことじゃないですか。そんな風に思っている自分の価値観と本作の基本設定が相容れず、本作を楽しんで感動までしながらも、心の底から揺り動かされることはありませんでした。
家族愛は描かれていた。でも人類愛はなかった。ピクサーなんだから、もっとスケールのでかい作品を期待します。
良いですね
心がほっこりします。
ずっと忘れずに覚えてていてくれれば心の中で生き続けてる。
みんなの歌のヒーローがまさかのおじいちゃんだと思ってたらまさかの悪者で、悪者かと思ってた人がまさかの本当のヒーローのおじいちゃんで。
ココのために作ったリメンバーの曲。
最後、ミゲルがココおばあちゃんにリメンバーを歌って、ほとんどボケてしまっていたおばあちゃんがリメンバーを歌い出し、おじいちゃんの切れた写真の片割れを自分の手帳から出したシーンは感動でした。
ミゲルがリメンバーを歌った時のココおばあちゃんの表情の変化にすごくCGの技術を感じたし、表情で涙が出ました。
素敵な映画でした。
原題はcoco
吹替版で観賞。
表面上のストーリーは王道の展開、序盤は家族という鎖を振り切り夢に向かって突き進み、やがて様々な経験をへて家族の元に帰還する。
きっとヘクターの人生は、主人公がこれから歩んだであろう人生だったのではないか。死後の世界でヘクターが娘のココとの再会を願う思いと、ココが父を慕う気持ちが、結果として主人公の将来を救っているのではないかと思う。
また、母親や子供たちが父と音楽を世代を越えて拒絶するのを見続けたココの気持ちを考えるととても辛い。大好きだった父を忘れ去る寸前だったのだ。また、家族写真から破り取られた父ヘクターの写真はどの様にして彼女が保管したのだろうか。とても気になる。
しかし主人公のお陰で死後の世界で家族を取り戻すことができた。親子三人で抱き合う姿はとても素晴らしい。
家族というのは、気付きはしなくとも、それだけ絡み合った物なのだろう。良くそれをこれだけ簡潔に描ききったと思う。
それにしても死後の世界のイメージが日本と違いすぎて興味深い。
家族がいると泣いてしまう
家族ネタは王道で感動する。
長さもちょうどいいし、すっきりするし、設定も面白い。
ファンタジーなので細かいことは考えない方が正解だが、家族が音楽を受け入れるシーンをもっと手厚く描いてくれたほうがいい。少し薄く感じてしまった。
想い
吹替にて鑑賞、泣けた。
曽祖母に聞かせる「リメンバーミー」を聴きながら静かに流れる涙が心地良かった。
その1年後に主人公が高らかに歌う様が、センチメンタルを吹き飛ばしハッピーエンドを感じさせてくれる演出も良かった。
今作はキャラの表情がとてもいい。
微妙なニュアンスをとても良く表現してくれて、伝えてくれる。
画期的な技術革新でも起こったのだろうかと思う程に、豊かに感情を伝えてくれる。
台詞のテンポが物語にリズムを与え、カラフルな色使いが場面に華やかさを与えてくれた。とても心地いい時間だった。
脚本の仕掛けも、よく出来ていて満足。
吹替のキャストの伸びのある歌声。
映像と合わさってガンガン胸に響いてくる。
オリジナルを観たわけではないのだが、吹替版を観て良かったと思う。
幸せな時間だった。
感謝!
泣ける。お盆をちゃんとしようと思う作品。
まずメキシコの風習に日本のお盆のようなものがあることに驚いた。仏壇的なものがあったり供えの花を飾ったり親戚が集まって先祖を迎え入れたり。なぜ死者や先祖を大事にしないと行けないのかはこの映画で説明がつく。所々泣けるシーンが多いのでハンカチ必須。リメンバーミーというタイトルは秀逸だと思った。
不法侵入と盗みはいかんです。
映画はとても素晴らしい作品で、ミゲル少年の家族と音楽に対する想いがよく表現されており、またPIXARらしいストーリー展開にスッと引き込まれつつ、あーやっぱりね、的な感じの展開も、子供が見るのには良いと思います。
ただし、最終的に自分の家族の物であったとしても、実際には悪い奴だったとしても、人ん家の建物に勝手に入り、展示物を取って使おうとする事はやっぱり悪いことなので、子供が見る事を考えると、もっと別の手段で上手く表現できそうなところを、安易に取っちゃうようにした点は頂けない表現だったと思います。
家族って
主人公は音楽が大好き。
だけど、家族はそんな自分を認めてくれない。
自分を認めてくれる家族なら大切なのは当たり前だけど、
自分を認めてくれない家族でも大切なのか。
なんだかんだあって、
主人公は最終的には家族を選んだ。
さらに、幸運なことに家族が音楽を認めてくれたことで、ハッピーエンドで終わって、感動したけど、
もし、音楽を認めてくれてなかったら、家族を選んだ主人公は、自分の夢を諦めて、靴職人にならなければいけなかった。
それって幸せなのか。
かといって家族を捨てて音楽で生きていくことを選ぶことが正しいことなのか、それで幸せになれるのか。
映画が終わっても答えは出ていない。
ということで、非常に考えさせられる作品だった。
また、映像も綺麗で音楽も感動的だったので良かった。
なぜアナと雪の女王のスピンオフが同時上映だったのか
本編であるリメンバーミーと、アナと雪の女王のスピンオフがなぜ同時上映だったのか。
二つのストーリーには共通点があるからだと思う。
それは家族、そこで引き継がれる伝統である。
【リメンバーミー】
死者が現世に戻ってこれる条件は、現世にいる人が死者を「覚えている(remember)」こと。
すなわち、死者が「死者」として扱われるのは現世の人が覚えている間だけ。
現世に生きている私たちが「死者」をつくりだしているのだ。これを実現できる一番の集団は家族。
そして、家族が時を超えて引き継いでいたリメンバーミーという歌(=伝統)が現世と死者の世界をつないでいた。
【スピンオフ】
それぞれの家族がどのようにクリスマスを過ごすか、その伝統がテーマだった。
そしてその伝統はすごく身近なところにある。
とても温かい物語。
字幕版が終了してたので吹替版にて鑑賞。
心が温かくなる家族の繋がりのお話だった。
個人的に印象的だった点。
・吹替版のミゲルの声いいなー!歌もかなり上手い。ヘクターのイケボは観ながら「誰だろう」と思ってたら藤木直人だった。この作品は吹替の声優みなさん上手だった。
・メキシコが舞台なのが面白い。ラテンの空気が良いし、死者に対する想いとか死者の出迎えに関する文化は向こうのものなんだろうな。音楽もメキシコテイスト満載で楽しい。ギターの音色が優しくてうっとり。
・死者の国の世界観がすてきだった。街の風景。生者の国と死者の国を結ぶ花が敷き詰められた橋の美しさ。切なさ。あと魂を導く動物たちが、日本人の私から観ると異国感を感じて神秘的だった。
・ストーリーは途中ちょっと先が読めてしまったのだけど(ごめん)、「死者を想う」というテーマはすごく良いなって思った。死者の国でヘクターに看取られて消えたおじいさんのシーンは切なかったし、「あなたは亡くなった家族のことをちゃんと覚えてる?大切にしてる?」って問いかけられてる気がして身につまされた。
・ママ・イメルダのヘクターに対する態度がすごく女性の可愛らしさを表現しててくすりとなった。「愛している」けど「まだ許す気はない(という形だけのポーズ)」。笑
家族とは…
「リメンバーミー」
この題名が、この作品の全てだと思いました。誰かに思ってもらえることがどれだけ幸せなことなのか。忘れ去られてしまうことがどれだけ悲しく、心細いことなのか。そういう意味で、家族はかけがえのない、大切な宝物。
家族って近すぎるが故に、時に疎ましかったり、面倒だったりするものだけれど、ミゲルの成長やヘクターとイメルダの和解、ママココの歌に涙する家族の姿は、それでもやっぱり家族って…と思わせてくれる素晴らしいものでした。
ミゲルは、自分のためではなく、愛する誰かのために音楽を奏でることで本物のミュージシャンになりましたね!ヘクターのように!
ミゲルと家族の思いやりのあるリメンバーミー
最初は、家族が歌をダメダメと言われたミゲル。でも諦めかった。最初は、エルエストデラクルスに憧れてたミゲル。そしてまさかの死者の国にいったミゲルそこにに亡くなった家族と出会うミゲル。追いかけてたのはエルエストデラルスだった。自分も最初は、ミゲルと一緒にひかれてたが、まさかのヘクターの歌だった。本当にびっくりしました。エルエストデラルスは、そのヘクタの歌を盗んだしかも殺した。本当にさいやくでした。でも、ヘクターは、リメンバーミーを作った人がでした。しかもここばあちゃんのために作ったリメンバーミーでもある。そこにも感動でした。昔から一緒に歌っていました。そこがヘクターの思い出かなと思いました。また、ここひいばあちゃんがヘクターのことを忘れたらヘクタが消えるので死者の国から、ミゲルが元の世界に戻りリメンバーミーをひいひいココばあちゃんに聞かせたところが感動しました。またミゲルがここばあちゃんにリメンバーミーを歌ったのでヘクターの事思い出出したところも自分も感動しました。これからギター習うのでこれからミゲルみたいにギター弾けたらなとおもいました。また、絶対みたいなとおもいました。そしてそして、ミゲル役石橋ひいろさん。13歳で声優で主役やるのすごいなとおもいました。これからも頑張って欲しいです。
歌って、家族を忘れないで
馴染みの無いメキシコの“死者の日”。
でもこれって、日本のお盆と全く同じ。
年に一度だけ死者が現世に帰ってきて、家族と過ごす。
死者と生者はいつまでも繋がっている。
万国共通。こういう習わしって素敵だと思う。
それを、ファンタスティックな冒険と感動的な家族の物語に仕上げ、さすがのディズニー/ピクサー。
また一つ、名作が誕生した。
魅力的なポイントが多々。
順々に。
まずは、音楽。
劇中彩るメキシコ音楽が心地よい。
中でも、話に深く関わる主題歌の“リメンバー・ミー”。
ゴージャスなステージで歌うのもいいが、ある人物が歌う本当の“リメンバー・ミー”に瞼が熱くなった。
イメージを覆すようなカラフルな“死者の国”。
これはもう、アニメーションならではのイマジネーション!
出国/入国審査や手続きとか、現世をちょっぴり風刺。
あの世がこんなにユニークだったら、もし死んでも嫌じゃない…なんてね。
キャラ描写の上手さもいつもながら感心する。
何と言ってもやはり、主人公の少年ミゲルが死者の国で出会う陽気なガイコツのヘクター。
主人公に同行する少々問題アリのコメディリリーフかと思いきや、実は…。
意外や歌も上手く、ここら辺の伏線が終盤感動に繋がっている。
音楽が大好きな靴屋の少年、ミゲル。
憧れは、偉大なミュージシャン、デラクルス。
実はデラクルスこそ、ひいひいおじいちゃんだった。
が、そのひいひいおじいちゃんが家族を捨て音楽を選んだ為、一家では音楽が禁止に。
家族に反発までして、音楽を諦めないミゲル。
死者の日にひいひいおじいちゃんのギターを弾き、死者の国に迷い込んでしまう。
戻るには、先祖の“許し”を得る事…。
どんな家庭にだって決まり事はある。
でも、この一家の音楽禁じは厳し過ぎる。極端に言えば、音楽の“お”の字もダメ!
大好きな事が出来ないミゲル。
勿論、家族も大事。
その板挟み。ダメ!ダメ!ダメ!…と抑え付けられる子供は見ていて胸が痛くなる。
それを決めたのは、ひいひいおばあちゃんのママ・イメルダ。
なので、死者の国で、音楽に理解を示してくれない先祖より、同じ音楽を愛するひいひいおじいちゃんから“許し”を得ようと、ひいひいおじいちゃんを探す…。
てっきり、ひいひいおじいちゃんが家族を捨てた本当の理由があって、家族と和解して…という話の流れになるだろうと思っていたら!
驚きの展開に!
話の展開は面白く飽きさせず、見事、家族と家族を繋ぐ音楽の物語に着地している。
それにしても、家族の中に大悪党が居なくて良かった…。
死者も死ぬ。
それは、現世で自分を覚えている人が誰も居なくなった時。
何だかそれが日本でも問題になってる孤独死と通じるものを感じ、悲しさや寂しさをひしひしと痛感した。
せめて、家族だけでも自分を覚えていてくれたら…。
もし、家族からも忘れ去られたら…。
だからこそ、我々は先祖を忘れない。
先祖が我々に何を遺してくれたか。
だからこそ、先祖は我々を忘れない。
我々が先祖をどれほど想っているか。
困った時、悲しい時、辛い時、嬉しい時、楽しい時、幸せな時、いつだって傍に居てくれるのは…
先祖が居て、家族が居て、自分が居る。
せっかく日本には、彼岸やお盆がある。
家族と共に、先祖に会いに行こう。
お盆
冒頭ショートムービーはアナ雪でした。
普段よりはやや長めでしたがアナ雪は好きな方なので久しぶりにアナとエルサに出会えて良かったです。
アナ雪はオラフを中心とした物語でアナとエルサの為に奮闘するも上手く行かずという展開でしたが、短いながらもちょっとジーンとしてしまう物語でした。
雪だるま作ろうのメロディーが一瞬流れた時は嬉しかったですね。
さて本題のリメンバー・ミーですが、これは日本で言うところのお盆が近いのかな。
写真を飾ってないとの現世に戻れなかったり二度目の死だったり世界観が面白かったですね。
ミゲルという歌う少年と聞いて消臭力を思い出したのは私だけでしょうか?(笑)
音楽がテーマなのでミュージカル調の作品かと思っていたのですが基本的には歌う必要がある場面で歌っているだけなので、どちらかというと冒頭のアナ雪の方がミュージカルでしたね。
ヘクターの声を藤木さんが当ててたので、この人は多分重要人物だと思ってしまって出会ったぐらいで父親だとわかってしまい、展開が、ある程度わかってしまったのであんまり感動はできなかったのですがジーンとするシーンは何度かありました。
字幕で観ていたら、もうちょっと感動が増していたかもしれません。
この物語は家族との絆が描かれていますが生きている人たちだけじゃなくて、これまでに生きてきた人、その人達が自分の命を繋いでくれてたり、いろんな人に支えられているということを思い起こさせてくれる映画だなと思いました。
アナ雪もリメンバー・ミーも春に観るには季節外れ感がありましたが、リメンバー・ミーを観るならお盆に迎え火でも焚きながら家族と一緒に観ても良いんじゃないでしょうか。
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