劇場公開日 2016年8月6日

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太陽のめざめのレビュー・感想・評価

全13件を表示

5.0こどもの気持ちを、繊細に表現

2021年10月30日
Androidアプリから投稿

秀逸な作品です。

養育能力の低い母親から受けた心の傷を抱えながら、成長していくマロニー。
彼が何を求め、何に怒り、どう表現していくのか、これが細やかに演出されている。

マロニーの成長だけでなく、周囲の大人たちの視線。ここも、素晴らしい。

どんなにひどい親でも、その親なりに愛があり(たとえそれが独りよがりでも)、常識的な人たちから見たら、ダメな親でも子どもは親を求め続ける。このジレンマが本当に、うまく描かれている。

国は違えども、日本でもまったく同じ光景を、どれほど見てきたことか。

このアンバランスを理解せずに、支援は成り立たない。常識が人を変えることはなく、マロニーと判事の交流を学びにするなら、陳腐だけれど「愛と信頼」が人を変えるんだろうな。

そして、親じゃなくても「信じてくれる大人」が子どもたちの回りにいれば、子どもはまっすぐ育っていく。
対人援助をお仕事にしている方々に、ぜひ観ていただきたい作品です。

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ミツバチば~や

3.0社会が試されている

2021年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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ミカ

5.0チャンスを与える

2019年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

迫力、DV、暴言、など凄まじい映画。マロニー(主人公で16歳)は交通事故、泥棒などで少年院に送られる。ヤーン(少年院のアドバイザー)もマロニーのような過去を持つ。だから必死でマロニーに社会で自分の好きなこと見つけて生きられる少年になってほしい。マロニーに対して最後まで諦めない判事(カトリーヌ ドヌーブ)とヤーンの姿に賛美。

人間、どこで道を間違って悪事に進むかわからない、特にマロニーのような愛のない破壊された家族の中で生まれて育つと、自分に自信なんてありゃしない。そこにあるのは、怒りだけ。ガールフレンド、ヤーン、判事との助けで、人を愛することができるようになる。

このような環境がマロニーを変えていく。

社会は未成年にチャンスを与えようとする(与えた)映画。
フランス映画で社会問題を扱う映画は、とても論理的な会話のテンポで進むので好きだ。

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Socialjustice

3.0札付きのワル

2017年9月27日
iPhoneアプリから投稿

車は盗むは暴れるはで救いようのないワル。

たくさんの大人達が更生させるために彼と向き合い努力する。
努力は虚しく彼が期待に応えることはなく、感情をコントロールできない彼は常に爆発。
ある事がきっかけで明るい陽射しが、、、。

人間は感情のある生き物だからこそ、忍耐強さや我慢って必要。
人の愛は優しさや厳しさもあり受け取る側の捉え方なのかも。心境の変化が演技や顔付きに、うまく表現されてました。

つらい時こそ手を握る。
素敵です。

ブノワ・マジメルがかっこよかった〜〜☆

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Riri

3.5暴力的だが繊細な少年の心の機微が丁寧に表現されている。最後に光が見えた。

2017年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

暴力的だが繊細な少年の心の機微が丁寧に表現されている。最後に光が見えた。

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tsumumiki

4.0辛抱強い

2017年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

難しい

フランスの悪ガキを更生させようと奮闘する大人たちの物語。
女性判事(カトリーヌ・ドヌーブ)は、愚かな母親のもとで暴力的な少年を、なんとか更生させようと矯正施設送りにする。
しかしこの少年は改善の兆しも見えず、悪さを繰り返す。
フランスの少年少女犯罪者対応は大変で、ある意味、極右がある程度支持を伸ばす理由もここにあるのでは。

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いやよセブン

3.5それでも子供は子供

2016年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

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まえじー(★は全部5にする)

5.0不良少年の成長

2016年11月17日
iPhoneアプリから投稿

物語の展開も豊富で刺激がおおいが、見る人によっては胸糞映画かもしれない。

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スケベニンゲン

4.5ラストが感慨深い

2016年10月28日
スマートフォンから投稿

キレやすく暴力、盗みなどを繰り返す少年の更生をはかる映画というものは、これまでにも幾つかあり、テーマとしては珍しくないかもしれない。

しかし、この映画は違うのだ。

何によって人は変わって行くのか?
あるいは変わらないのか?

カトリーヌ・ドヌーヴが懐の深さを感じる名裁判官役を演じていた。

ラストの演出、音楽が素晴らしかった。

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ama

4.0苦しみと助け

2016年9月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

苦しみは人の助けを引き出す。
しかし差し出された手を、上手く取れない人もいる。苦しい状況である事が恥とか、自分だけの事と思うとありがとうと言えなくなる。
生きているのだから、みんな苦しい。平気な顔をしていても苦しい。でも、色々な出来事は起こり過ぎ去っていく。苦しみの種類が変わるだけかもしれないけれど。
出された手を信じる事、苦しみに向き合う事を恐れない事、人は変わる事を信じる事、そんな事を考えながら観た。

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Momoko

4.0できることは信じ続けることだけ。

2016年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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だいず

評価は映画評論家にしてもらうとして

2016年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

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突貫小僧

2.5ガキんちょ

2016年8月6日
フィーチャーフォンから投稿

悲しい

怖い

寝られる

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Bacchus