「す、すごい、、。」サウルの息子　細川弘乃さんの映画レビュー（感想・評価）

この映画を見て、私自身の大学の卒論を思い出しました。題名「ヴィクトール・E・フランクル著『夜と霧』における人間の尊厳」。どうですか？この大それた、学部生には無謀なテーマは、、。内容は正直に言って、めちゃくちゃになったのに、どうして卒業が認められたのか。今、改めて読み返してみると、「序文」が結構、我ながらいい線の問題提起のような、、。A4の紙1枚ちょっとの中に、ホロコースト　差別　人権のことが書けていたので、指導していただいた亡きΦ先生も認めてくださったのかな？と、思い出の写真なぞ見ながら考えました。ご存命なら、この映画を、間違いなくご覧になったはず。そして、学生に感想を話して下さったはず。「人間、優しさが一番だよ」といつもの感じで。