劇場公開日 2017年4月15日

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「社会風刺を込めたエンタテイメント」人生タクシー zzzさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0社会風刺を込めたエンタテイメント

2015年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

イラン社会を風刺したドキュメンタリー風の映画。
しかしお堅い映画ではなく、エンターテイメントとして楽しめる。

映画製作を禁じられた映画監督がタクシーの運転手となり、乗客との会話を描いている(セルフ撮影?)。
次々とお客が乗ってきて、いろいろなエピソードが展開する。
オムニバス形式でそれぞれのエピソードのテンポが良く、興味を魅かれる。

反骨精神が強い監督と思うが、たいへん優しそうな温和な監督である。

政府を批判する女性弁護士は本人が演技しているそうで、説得力がある。
学校の課題で映画を撮る少女は監督の姪が演じているそうだが、素人はだしの演技が素晴らしかった。

自主製作(と思うのですが)として映画を撮り続ける監督は尊敬に値すると考える。

東京フィルマックスで鑑賞

zzz