劇場公開日 2016年10月14日

  • 予告編を見る

永い言い訳のレビュー・感想・評価

全178件中、41~60件目を表示

主人公に二面性

2019年3月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

があるように感じたので、感情移入できないところもありました。あと、竹原ピストル演じる大宮陽一の性格も、短気なのかそうではないのか・・・。

真平くんを演じた藤田健心くんは、これからの成長が楽しみな俳優さんだと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たぶん辛口

4.0シリアスで現代的。そして見応えのある映画。

2019年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

見応えのある映画。西川監督の作品はいつも考えられる。単純な爽快感や、感情の起伏によるカタルシスを求めないほうがよい。

最初は女性視点から見た典型的なダメな男性像として、この幸夫なのかと訝しかったが、竹原ピストルによって払拭させられた。

男女や家族、喪失などのテーマにより、人間の卑屈さや矮小な部分が垣間見えるが、ちゃんとそこにも人の愛情が感じられる救いがある。
原作も含め、ストーリーやプロットがしっかりしているのだろう。そのうえで、演出が先行せずに、生きた人間がちゃんとそこにいる。という感じが出ている。
キャストもよかったが、この空気感を映像に出せるのは、制作現場の職人たちの技量がそこに窺える。

よい映画だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
トミキング

4.0あかりちゃん可愛い

2018年12月10日
iPhoneアプリから投稿

もっと暗いかと思ったけど面白かった
子供の素直な言葉を聞いちゃうと、演技ってなんぞやと思いますねー。
そのくらいあかりちゃん役の子が良かったです!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
猫柴

5.0ダメ男でもいいんですよ。

2018年10月7日
PCから投稿

ダメ男でもいい。
ダメ男だからいい。

映画ですから、こういう人いるけど、こうなりたくない。際どいラインで、際どい話をもってくる。マジでそういう展開なの?ってのも気持ちいい。最高です。最高の邦画来た。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Kentaro

4.0言い訳は少なめ

2018年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

非常に痛痒い内容でした。

自分の妻の友人の旦那さんとか、あまり会ったことがない。
それを妻が亡くなってから初めて会い、妻のことを聞かされたとき、自分も幸夫くんと同じような反応、知ってるフリをすると思う。

幸夫くんのマネージャーの池松壮亮のセリフも重かった。
「子育てって、自分がどんなにダメでクズな人間でも帳消しに出来ちゃう、免罪符ですよね。」

携帯が復活するタイミングが良過ぎだが、あの未送信メールはちょっとホラーだ。

好きにはなれない幸夫くんと自分が重なり、ヤダ見な作品でした。
でも、お涙頂戴とかでなく、寧ろ淡々と流れていく時間の中でちょっとずつ変わっていく幸夫くんは良いです。

竹原さんとその子供たちはとても良いです。
化学の先生がサイタマノラッパー、いやグンマノラッパーでしたね。彼女吃音かと思うくらいドモリ多すぎ。

愛人が黒木華ってサイコーですね。(←ゲスですね。)

エンドロールには是枝監督いました。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
クリストフ

3.5疑似家族

2018年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最近ヒット作がなく、国民栄誉賞受賞者と同じ本名(読み名)の作家・幸夫。
妻が友達とスキー旅行に行っている間に、不倫相手を家に招き入れている最中に妻が事故死。そんなイヤーな雰囲気で幕を開ける作品。

一緒に亡くなった妻の友達の夫や子供は嘆き悲しんでいるのに、幸夫は涙すら出ない。編集者に「妻の死について書くしかないんじゃないですか?」「もっと泣いていいんですよ」と言われる始末。
幸夫は作家ゆえにか、感情を表に出すことができないのかもしれない。
それを幸夫は「俺は妻を愛してなかったんだ」と思うところ。わかる気がするような。夫婦って所詮は他人じゃないのだろうか。

妻の友人の夫・子供が、妻・母が急にいなくなって困っているところに、偶然幸夫が子供の面倒を観るのは。疑似家族ってところかも。
幸夫は自分が一番大切で、子供を自分の意志で持たなかったのに。「自分より弱きものを守る」ことの重要さを、妻が亡くなってから気づくって、皮肉。自分自身にちょっと重なる。

冒頭で幸夫が妻に髪を切ってもらうシーン。20年ずっと切ってもらってたから、作品中ずっと髪が伸びたままなのが印象的。終盤妻が勤めていた美容室に足が向いたのが、幸夫の心が少し前を向いたのかな。

個人的には不器用なトラックドライバーの竹原ピストルさんがナイス。亡き妻の伝言メッセージが消せなくてさめざめしているところが、「もうちゃんとしなさいよ!]とおっかちゃん風に檄を飛ばしたくなりました。

終わり方が素敵でした。大切な人を失っても、明日は来る。前に進んでいくことが今自分にできることですね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆき@おうちの中の人

5.0いい映画。

2018年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

モッくんがいい。頭が良くて冷めてて嫌な奴が似合うとは思わなかった。竹原ピストルの存在感凄い。ピエール瀧みたいになってくのかな。ストーリー的には、ピストルさん万歳一色になりそうな予感があったけど、うまいバランスだった。いい映画だったね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
khapphom

4.0子役がかわいい

2018年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

竹原ピストルの味のある演技と、子役が可愛くて良かった。
ストーリーは突っ込みどころはあるけど、色々考えさせられる良い映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
YS

4.0西川監督は好きだ。

2018年8月5日
Androidアプリから投稿

この監督の作品はいつもわたしの好みの範囲にあって好きだ。これからもたくさん観せてほしい。
主人公の妻が実際何をどう思っていたのか、それはわからない。主人公は気持ちを確かめるような二人の時間を持とうとはしてこなかったのだろう。
後悔とか、喪失感とか、確かめようもない気持ちをもてあまして、苦しむ人間を見た。今さら何をどうすることもできない。
でも、生きる。
そうしている間にも生きていればいろんな人間と出会い、いろんな事が起きる。おき続けるのだ。
とてもよくわかるし、人間を見せてくれる映画だった。

タダ1つ、どうしても気になったのは音。
声が小さすぎて巻き戻して音量上げたり、そうかと思えば路上の雑音や、店の音楽がなど異常に大きくてまた音量を下げたり、何度もしなければならなかった。これだけが残念でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
かーりー

3.5リアルでいい映画

2018年7月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

やるかやらないかは別にして、
こういった言い訳ごとをしながら、
じぶんの罪悪感と向き合わずに折り合いをつけるようなひとって世の中にたくさんいるんだとおもう。
その中でたくさん後悔することもててきたり、半ばでその言い訳すらやめてみたい。
人間くさくて、すきだな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
♨︎

4.0やっと涙を流せた

2018年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

大切って気付いてやっと涙を流せた。
竹原ピストルと本木雅弘の両者ともはまり役だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
上みちる

3.0難しい、深い

2018年6月10日
iPhoneアプリから投稿

ラスト、電車でお父さんのところへ2人で向かうシーンのセリフがぐっときた。

自分のことを愛してくれる人を、自分の大切な人をずっとずっと大切にしたいと思いました。

難しくて、見終わってもたくさん考えさせられ、いろんな解釈ができる映画。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
りり

4.5良い映画

2018年6月10日
iPhoneアプリから投稿

静かだけど、力強い映画でした。

主人公はクズ男です。モッくんが、それを見事にセクシーに演じていました。性別も性格も年齢も私と主人公では全然違うのにこんなに感情移入できるのはなんでだろう。妻が死ぬ前には出来なかった家事能力上がっていく様は見ていて微笑ましかったし、子供が微笑んでくれたり秘密を打ち明けてくれた時にはこちらもうれしくなりました。

主人公は灯ちゃんから最後に渡された写真を見てどう思ったんだろうか。もっと早くみんなと会えていたら、もっと早く色んなことに気づいていればというところか。

竹原ピストル、とても良い演技でした。
深津絵里をもっと見たかったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
minori

4.0モッくんの色気。茶目っ気。

2018年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

電車の中、車の中、バスの中、
乗り物の中って、なんか、素直になれる。

いい塩梅に現実逃避できちゃう。
だから素直に言えちゃう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
72013001080306

5.0癒しの物語

2018年5月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

全てにおいて冷めている主人公が、妻の死をきっかけに、子供たちとその家族を通して癒され再生していくものがたり。

主人公が関わることによって、竹原ピストル演ずる子供たちの親も新たな視点を得ることで癒されていく。長男も主人公の子供扱いしない話で成長する。

どうしようもなく冷めた自己中な主人公ではあるが、子供たちの面倒をみることで、知らず知らずその家族を愛して彼らを必要とするようになり、人を愛することの意味を考えるようになる。

プライドゆえ向き合うことを避けていたが、主人公は本当は妻を愛していたのだろう。
妻の死は彼に対する強烈な報復(=実は愛だと深読みできるが)メッセージであると、彼は受け取った。

仕事の成功で鎧のようにまとっていたプライドの皮を一つずつ脱いでいく様子を、モッくんが好演している。本当に良い役者になった。

他のキャスティングも良かった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Zukko

4.5安定の西川節。四季の移ろいもいい

2018年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

バチンと切るラストといい、ピアノの淡々としたエンディングといい相性がいい西川作品。
人格者と真逆の主人公の悶え苦しむ様が滑稽でありながら次第に身につまされる感じがイイ。
竹原ピストルといいキャストのハマり具合も良い、池松壮亮はさすがにやりすぎ。
長男の子役が素晴らしい。
チョイ役の深津絵里が素敵。
「愛していない。ひとかけらも。」
おりじなるアニメを作ってしまうところもヤルなぁと。
ちゃぷちゃぷローリー

「自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない。
みくびったり、おとしめたりしちゃいけない。
そうしないと、ぼくみたいになる。
ぼくみたいに、愛していい人が誰もいない人生になる。」
人生は他者である。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
消されるので公開しない

4.5自分を生きること

2018年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

バスの転落事故によって、妻を無くした2人の夫と、その家族の話。衣笠幸夫(本木雅弘)は、人気作家で、事故の前からずっと不倫をしていた。大宮陽一(竹原ピストル)はトラックの運転手で、2人の子供がいた。

同時に事故で妻を無くしたことから、対照的な2人の繋がりが生まれる。陽一の2人の子供の面倒を見ることになった、幸夫。側から見ると、妻を無くし、しかし前向きに生きる、良き夫であり、良き人間。

周りの評価と自分の行動のズレが生まれる。自分でもどうすればいいか分からない。少しずつ変わっていく。幸夫の子供のことを真剣に考え、亡くなった妻への気持ちの変化が生まれる。

妻のスマホの中には、自分宛のメール。「もう愛してなんかいない。ひとかけらも」激動。叩きつけられたスマホ。

それでも前を向く。妻を大事にしていなかった自分を認める。夫婦であって夫婦でなかった。事故によって妻を失ってから、初めて夫婦になれた。失わないと大切なものが、大切だと分からない。失っても、後悔しなければ、大切だと分からない。大切だとわかっても、それを認められなければ、何も変わらない。自分を生きないと何にもならない。自分を生きるには、一番身近な人を愛すること。

全てを後悔し、認め、前を向いた。幸夫の顔。前とは別人のようだった。

幸夫の世間体を気にして行った行動や、仕方なく行ったこと、優しさからした行動、全てによって変わっていく様子から、人はいつでも変われれる。本気で人のことを思うことで、変われる。そんな気持ちになれた。

竹原ピストルの愚直な人間の役。よかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
パガーニ

4.0この作品の雰囲気がとても好き。 人のだめなところも、人との関係の中...

2018年3月13日
iPhoneアプリから投稿

この作品の雰囲気がとても好き。
人のだめなところも、人との関係の中に希望を見出すところも良かった。名言も多々でてきます。特に、愛してくれる人を無下にしたりしてはいけない、愛すべき人がいなくなってしまう人生になるから、というような台詞が胸に響いた。
役者のみなさんもピッタリで、すごかったなあ。時々観て自分を見つめ直してみたい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
のん

3.0妻は戻らない

2018年2月25日
Androidアプリから投稿

どんなに愛がなくなっていたとしても奥さんと歩んできた期間が無くなる事はない。その思い出も消える事はない。

妻が苦しみ命絶えた時、自分が不倫真っ最中だったとしたら、一体どんな気持ちになるんだろう。幸夫みたいな行動を取るのかな。
少なくともその事実を背負いながら一生を過ごしていかなければならない。
普通の人なら生きていけないかも。

幸夫とは対照的な家族と関わっていく事で、ちょっとずつ幸夫の心が変わっていく物語。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ノビ

4.0よーそこの若いの!

2018年1月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

いやー、泣いた泣いた。竹原ピストルも良かったけど、子役の芝居っ気の無さにすっかりやられました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Hideking