劇場公開日 2015年10月31日

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「親のエゴに勝った子供の夢。下ネタ満載のザ・フランス映画。」エール! 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0親のエゴに勝った子供の夢。下ネタ満載のザ・フランス映画。

2015年11月13日
PCから投稿

笑える

悲しい

難しい

【賛否両論チェック】
賛:夢を追うか、耳の不自由な家族に寄り添うか。簡単には決められない選択に苦悩する主人公と、そんな彼女と向き合おうとし続ける周りの人々の姿が、感動的。珠玉の歌の数々にも注目。
否:無意味にやたらと下ネタが出てくるので、家族やデートで観るのには不向き。回収されない伏線の多さも、消化不良。

 家族を残してでも、初めて見つけた自分の夢を追いかけるのか。それとも夢を諦め、自分を育ててくれた家族の世話をするのか。子供の夢を諦めさせようとするのは、かなり親のエゴのように感じてしまうところではありますが、それだけ耳が聞こえないということが、如何に一家へ重圧を背負わせてきたのかを痛感させられるシーンでもあります。
 ただ、やはりどうしても気になるのは、やたらと下ネタが多用されるところ。家族で観たり、デートで観たりするのには、絶対に不向きだと思います。
 村長選挙のくだりや、カンタンの初体験のくだり等、結局ほったらかしな伏線が多いのも気になってしまうところです。
 それでも、ポーラが歌う歌の1つ1つは、そんなことも忘れさせてしまうくらい魅力的。ラストの歌うシーンは、必見です。気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド