劇場公開日 2016年6月25日

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二重生活のレビュー・感想・評価

全86件中、61~80件目を表示

3.5なかなか

2016年8月19日
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鑑賞方法:映画館

面白い視点の作品でした。

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かん

3.5哲学の要素に惹かれる。映画鑑賞も「尾行」の一つ?

2016年8月13日
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当時の感覚をよく表している表現に出会ったので記しておく。
「映画とは“窓越しの覗き見”である」
(2017.01.06)

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still_ontheroad

3.0哲学こわい

2016年7月31日
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ストーリーというか、理由なき尾行という発想自体は面白い。
やっぱり哲学って、あんまり人を幸せにしないなぁと感じた。哲学ってやらなくて済むならやらない方がいい、やらずにはいられない人は大変だと思う。
でもそういう人の話は大抵面白いけど。

全体を通して何ともしがたい閉塞感に満ちている。
空っぽな心の奥底を埋めようとするあまり、身近な大切なものを失っていく。もうすこし、目の前の幸せに気付ければよかったのだろうか。

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ペンペン

1.0不思議と惹かれる妖しさ。理由なき“尾行の哲学”。

2016年7月24日
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悲しい

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:“尾行”を通して、他人の本性を覗き見た主人公の葛藤が率直に描かれ、不思議とハラハラさせられる。大学教授のサイドストーリーもまたしかり。
否:描写自体は淡々としているので、興味を惹かれないと眠くなるかも。必然性に疑問の残るラブシーンもかなりあり。

 論文のテーマがきっかけで、“尾行”という禁断の世界に足を踏み入れてしまった主人公が、対象の人間の本性を垣間見てしまう様子が、まるで主人公の視点を追体験しているようで、淡々としているのに思わずハラハラさせられてしまいます。
 そんな主人公のストーリーとは別に、彼女に尾行を勧めた大学教授・篠原の、こちらは切ない“二重生活”にも、“家族”が持つ意味について、改めて考えさせられます。
 「・・・必要?」
と思ってしまうようなラブシーンも結構ありますので、好みは分かれそうですが、妖しくてどこか惹かれる“尾行”の世界を、ご覧になってみて下さい。

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映画コーディネーター・門倉カド

2.0雑貨屋で売られるボサノヴァカヴァー。

2016年7月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

門脇麦氏を観に行ったのだが、毒にも薬にもならず観終えて何の感想も残らない一本。

まずストーリーが酷い。いや、脚本が酷いのか。
「二重生活」という意味深なタイトルに対する満足と納得が全く得られない。
さらに演技はさておき、幼稚なセルフィッシュ理論を振りかざす麦氏が無関係な周りにド迷惑をかけて回る様は、観ていて頭にきた。
大学院生といえば年のころは23か24、それが(そう、院まで行くような人間が)こんなに幼稚なのはどうなのだろうか。
はたまた今どきは押しなべて皆こんなもんなのだろうか、それはそれで眩暈がするが。
眩暈がするといえば尾行のシーンもまたこれが酷くて…

リリーさんが素晴らしかったので、まぁ良しとはするけれども。

雑貨屋で売られるボサノヴァカヴァーのような作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

2.0私はだめでした。

2016年7月23日
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総じてレビューが高いので、単に私の感性や勉強不足、主観がこの評価を左右してしまっているかと思われますが…
話としては面白いものの、自分の中で納得できない部分が多かったり何よりヒロインのキャラクターが苦手すぎて途中で観るのも嫌になってしまいました。。
役者さんたちの演技はよかったです。

いらいら、もやもや沢山なのですが、最も釈然としないのが論文。
論文のテーマに対して導いた結果考察、論点ずれてませんか、、、尾行についての論文じゃ、ないですよね。

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miho

3.5愛の渦のサイドストーリー的な?

2016年7月21日
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鑑賞方法:映画館

出てくる役者さんがみんなうまい!

門脇麦は「愛の渦」のまんま、同一人物のサイドストーリーと言っていいほど似たキャラクターだけど、逆にそう考えたほうが面白い。

あと、烏丸せつこにはびっくりした、こんなに存在感ある女優さんだったんだ、どこかの小劇団の人かと思った。おっぱい大きい水着の人のイメージしかなかったけど。

深いテーマの映画でちょっと難しい、哲学の事は全くわからないからなぁ...

物語もあまり多くを語らないけど、語らない事で考えさせられる映画でした。

オススメです!

<追記>
観終わった後で色々考える映画ですね。良い映画の証?
よくよく考えたら、主要な人物みんな誰かを尾行”らしい”事してたわw

星4つにしたい所だけど、僕が哲学難しくて理解出来ないので....
えぇ、僕がダメなだけです、すみません。

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むく

4.5もやもや系女子を描く

2016年7月21日
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鑑賞方法:映画館

背筋がふわふわする映画。
この映画は、尾行を否定しているわけではない。むしろ肯定している。
作品は、近年増えているもやもや系女子を見事にかきだしているけれど、原作者本人が尾行、もしくは同等の思考実験をしているから描ける。
私ももやもや系女子であるので、主人公のたまは、私を尾行してできた人物ではないかと、ドキドキする。

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ツン子

4.0なんだかドキドキ。

2016年7月20日
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観たかった作品、やっと観れました。
とても良かったです。
流れは淡々としてますが、ドキドキするストーリーでした。
門脇麦が本当に上手いです。

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Mi-chan

4.0抑制の効いたストーリー展開が心地良い

2016年7月17日
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リリー・フランキーのタメの効いたセリフ回しと抑制されたストーリー展開、映画のムードを象徴する音楽と何れも満足のいくものでした。自分の生活が満たされている人って今作の主張通り、そんなにいないのでしょうね。

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M.E

3.0もっと尾行の緊張感があっても

2016年7月10日
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鑑賞方法:映画館

難しい

尾行に夢中になるうちに
いつしか他人に感情移入して
もう他人事ではなくなってしまう。

好奇心と心地よい罪悪感。
人に話すことの出来ない
自分だけが知っている他人の秘密。

尾行の対象は誰でもいい訳がなく
やはり好みの異性でないとこんな大胆な行動ができるとは思えない。

しかし自分の生活を放置してまで
他人の生活を覗き見ることに何の意味があるのか。

尾行の経験が自分の人生に
何かしらの影響を与えてくれるのであろうか。
人生が豊かなものになるのだろうか。

誰もわからない。
だから実行するのか。

観て分かったことは
他人の生活を知ってしまう上で他人の隠し事まで知ってしまい
日々の生活では味わえない驚きや興奮、刺激を求めるようになり
他人の日常を追いかけることが
非日常となり抜け出せなくなるということ。

それに他人の生活を今の自分と比べた時、今の生活がいかに刺激のない淡々とした普通の日々であることに落胆し、
これほど自分は毎日を必死に生きていないことに気付くということ。

世間の人の方が自分より一見充実した日々を送っているかのように
見えるが実は装っているだけでみな一生懸命必死に
不器用に生きていることを自分の目で確かめてしまった。

そしてふと我に帰った時、自分の生活が置き去りになっていること、
自分の人生が止まってしまっているということに後悔し愕然とする。

尾行に費やした時間とエネルギーは無駄であるということ。
日常と非日常の二重生活が人生において意味の無いことである
ということ。何も残らない。ただそれだけ。

主人公のセリフ
「自分の深いところは空っぽで考えても考えても何も変わらない」

いくら頭で考えても分からない。だから実行に移してしまった。

他人の携帯を覗き見るのと同じで
見た後は後悔と疑念しか残らないと思う。
探偵か刑事でない限り尾行なんてやってはいけない。

主人公は尾行なんてしないほうがよいことに気付いたのだろうか。

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puccino

4.5余韻もすごいよ

2016年7月10日
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知的

やられました。すごく良かったです。尾行が哲学的かどうか、そこは全然問題じゃないですね。

私たちって映画やドラマ、小説や絵画に影響され、少しぶれるじゃないですか。それをこんなエキセントリックな手法で見せつけられた。門脇麦さんの演技も素敵。引き込まれました。余韻度はピカイチです。すごい。

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umineko

2.5一流陣のメジャーな作品ですが

2016年7月10日
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鑑賞方法:映画館

設定 や内容がマイナー感が?
普通教授が若い生徒にそんなことさせますか?タイトルも視点は彼女なのだからどうなのだろうか?教授はレンタル家族で母に結婚していると思わせたかったのか?あの家族の中身は細部省略気味か?

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ゆたぼー

2.5菅田将暉を初めて見た映画

2016年7月6日
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鑑賞方法:映画館

長谷川博己を見たかったので見ました。後味は良くなかった。でも、菅田将暉がとっても透明というか清潔というか、男の子でもあり女の子でもあるようでした。不思議な生き物を見るような感じ。

門脇麦さんは演技上手いと思います。でも、見ていて辛くなるような役が多い印象があります。幅広い女優さんになって欲しいな。

リリー・フランキー、相変わらずよくわかんない役どころだったなー。そんな指導する哲学専攻(思想系)の先生なんて居ない!と思います。

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talisman

2.5ちょっと詰め込み過ぎかな…

2016年7月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

主演の麦さんの演技は自然で良かったです。ストーリー、設定については少し首をかしげてしまいます。個人的にですが、色々と詰め込み過ぎ感があってあまり好きじゃないです。

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イノウェイ

3.5見たことのない日本の哲学映画。

2016年7月5日
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悲しい

知的

難しい

僕たちは、他人の人生を生きることはできない。音楽が少ないため、息詰まる展開だった。

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kubonbich

4.0人は秘密があるから、生きていけるのかも。

2016年7月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

修士論文を書けない院生の女子が、

教授の勧めで尾行にのめり込み、

そこからいろんなことが

見えてくるというお話。

半信半疑

おどおどして尾行していた女の子が、

様々なもの掴んでいく様がいい。

人間の存在意義みたいな

哲学的なお話がテーマだけど、

ハプニングも織り交ぜながら、

尾行という非日常のスリルが

全編を引っ張ります。

しっかりエンタメをキープしているから、

夢中になれます。

なかなか惹きつけられました。

主人公タマは

受け身で生きてきた女の子。

そんな彼女が

覗いた他人の生きざまから

自分にツジツマを合わせていく

その繊細な変化が生々しい。

タマを演じるのはの門脇麦さん。

彼女は「愛の渦」から注目してますが、

繊細さも大胆さも持ち合わせている、

異端実力派の若手女優ですね。

今回も無意識下からの、

心の動きが上手かったですよ。

長谷川博己さん、

リリーフランキーさん、

菅田将暉さん

異なった年齢の3人の男。

彼らも様々な秘密が色気を放ってて、

素晴らしかったのだけど、

その差異をひきだたせていたのも、

門脇麦さんの演技力でした。

この監督は映画デビューのようですが、

臨場感や俯瞰を使い分けたカメラワーク、

映像トーン、音楽と、

計算された表現手法に手腕を感じました。

この世の中に生きていて、

人は満たされるわけない。

毎日が苦しい。

そんな状況から逃れるために、

人は秘密をもつのかな。

それを想う自分だって、

実は秘密がたくさんあるから(笑)

生きていけてるかもしれない。

映画から感じることが、リアルでしたね。

どんな人にも秘密があって、闇があって、

それが魅力になるかもしれない。

そんなホントのことが、

やけにせつないなぁ。

精神的にきちんとオトナの人には、

よけいに響いてくる作品なのかも

しれませんよ。

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Cディレクターシネオの最新映画レビュー

4.0理由なき尾行をしたくなる

2016年7月2日
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知的

難しい

いやあ、面白かった。 R15+なんだけど、 なんせ門脇麦の色気がすごい。
あんなに透明感があって清純そうなのに、なんなんだあのエロさ。

ストーリーとしては門脇麦演じる大学院生の白石珠が教授の勧めで"理由なき尾行"を始める。
その尾行で他人の生活を覗き見しながら、論文を仕上げていくのだが。。。
・・・続きは映画館でw

私は今まで人との距離感が近くて、自分自身のことは全てオープンだったし、
相手にもオープンを求めてきていたけど、最近変わってきた。

誰にでも秘密はあるし、開けない方がいいことがある。

というか、本人でもわからない部分てあって、そこは誰にも開けられない。自分でも。
大人になるといろいろあるんだな。パーソナルな部分が。
そして、そこがあるからこそ人というか、闇があるのが普通というか。

正論ばっかり言ってた頃の私は若いなと思う。
人にもそれを求めて、押し付けていたなって。
今も信念は変わらないし、曲げられないところが人より多いけど、
ちょっとずつ大人になって、いろんなことが見えてくるのかなあって。

そんなことを考えた映画でした。

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エミタソ

5.0尾行

2016年7月1日
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鑑賞方法:映画館

結論からいうと、浅はかではあるけど、凄く惹き付けられる映画だった。
もっと哲学的に難解に振り切ればそれなりに評論家筋からも評価されるんだろうけど、出演者の顔ぶれも含めて割かしポップで予想通りの展開で、でも個人的にはそれが凄く良かった。

何よりカメラワーク、そして音楽が絶妙で、それだけで画面に見入るのに十分な要素だった。
対象者と接触してからの尻つぼみ感はあったものの、ここまでじっくり観た映画は久しぶりかもしれない。

凄い可愛い子が一人で見に来てて、映画が終わった後に尾行しようかと思ったけど、さすがにやめた。

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ヨッシー

3.5観入ります(^.^)

2016年6月30日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

萌える

セリフでは誰も決定的なことを言わない。しかし、俳優たちの演技で目で心情を訴えてました。
門脇麦さんこれからも出続けて欲しい女優さんです。

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ちぃ