劇場公開日 2014年12月13日

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「辛いはずの展開なのに、軽やかに流してハッピーエンド」あと1センチの恋 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5辛いはずの展開なのに、軽やかに流してハッピーエンド

2024年1月24日
PCから投稿

幸せ

いやー、すれ違いもここまでかってくらいだった。
その期間、なんと十数年。
主人公はシングルマザーとなってしまい、その後は自分の夢をあきらめて…
なのだが、辛さなど微塵もなく 軽やかに のびやかに時をかける。
邦画だと、目標を失っても清貧に精一杯生きる、的なテイストにするんだろうが、
本作はコメディ寄り。微塵も辛さを感じない、いや 楽しそうで、それがイイ

なんといっても主人公のリリー・コリンズが、とても魅力的。
調べてみるとフィル・コリンズの娘との事で、ビックリ。
いままでも出演作は観てたのに、全然知らなかった。
で、その女優が、高校生から中坊程の子持ちのおばさんまでを演じてる。
欲を言えば期間を短くして、異常な程に若く美しい違和感を無くして欲しかった。

とはいえ、ハラハラも味わえるし、とても後味の良い作品でした。

ビン棒