ダニエル・シュミット 思考する猫

劇場公開日:

ダニエル・シュミット 思考する猫

解説

虚構性と幻想性に彩られた独特な映画作品を残したほか、オペラ演出なども手がけたスイスの映画監督で、2006年に他界したダニエル・シュミットのドキュメンタリー。1940年代、ホテルを経営する一家に生まれたシュミットは、祖母が語って聞かせてくれる物語に刺激を受け、いつしかホテルのロビーを舞台に、客人をキャストに見立てて物語を作るようになる。60年代、ベルリンの大学に進学したシュミットは、そこでニュー・ジャーマン・シネマの鬼才となるライナー・フェルナー・ファスビンダーと出会い、映画監督の道へと進んでいく。パリ、モロッコ、ポルトガルなどシュミットが撮影でたどった足跡をなぞり、シュミット作品のミューズだった女優イングリッド・カーフェン、親友の映画監督ベルナー・シュレーター、シュミット作品の撮影を担ったカメラマンのレナート・ベルタ、映画研究者の蓮實重彦ら、親交のあった人々の証言なども交えながら、シュミットの人生と作品の映画的探求について紐解く。

2010年製作/83分/スイス
原題:Daniel Schmid - Le chat qui pense
配給:ユーロスペース
劇場公開日:2014年7月19日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6

(C)2010 T&C Film AG. Alle Rechte vorbehalten.

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る