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僕は「揚げパン」が大嫌いである。なぜなら、「揚げパン」の時に一緒に出てくる定番が味噌だったからだ。もっとも、味噌汁が嫌いな訳では無い。あのワカメが嫌いだったのだ。理由は我が亡父にある。
所謂、親父の家庭に於ける家庭内暴力である。
所謂、星一徹だったのだ。「怒涛のちゃぶ台返し」御膳に載ったものは混沌のゴミ。母はなくばかり。大概僕がそのゴミを片付ける。つまり、どんな時も味噌汁があって、その味噌汁には大概ワカメが入っていた。
それが僕のトラウマなのである。
なんで、親父が怒っていたかは忘れた。
そんな事が1週間に1回くらいあったので。
しかし、
ある日親父に「あんたは男の腐った様な人だね」と言ってやった事がある。小学校3年か4年の事である。
それから、なぜか、親父は僕に対しては暴力を振るわなくなった。(母に対しては僕に隠れて暴力は振るっていた。)
でも、揚げパンは今でも好きになれない。ワカメは大丈夫になった。
この映画はいくつかの視点が並行して進行して、最後に特殊学級(?)の「ひまわり」で紡がれる。オフビートであるが、非常に良く出来たストーリー展開である。
さて、こう言った問題を少しでも少なくするには、教育者を聖職扱いするのではなく、もっと労働に見合ったお金を出すべきだ。しかも、少子化なんだから、数を減らすではなくて、寧ろ数を増やすべきなのだ。愛の無いAIを導入するなどと短絡的に解決するのではなく、沢山の人材を投与すべきなのだ。
追記
特殊学級って今でもあるのか?僕も小学校1年の時に「みんなと馴染めないでいる」と言う理由だけで、その学級に入れられそうになった。僕の時代は特殊学級は差別的扱われていた時代がある。視覚、聴覚障害含めて、同一の授業を行うべきだと思うし、教師にはそれをまとめる事の出来る人材が必要に思う。それにはやはり報酬が少ない。
お陰様で我が亡父が学校にモンスターペアレンツして、1年の夏休み後に普通の学級に戻れた。と言うより、クラスを変えて貰った。詳細はまた今度機会があれば。