劇場公開日 2015年10月1日

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岸辺の旅のレビュー・感想・評価

全81件中、61~80件目を表示

0.5久々の途中退席。

2015年10月18日
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鑑賞方法:映画館
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栗太郎

1.0頭を撫でた犬に噛まれた、残念感でした。

2015年10月14日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

寝られる

いやぁ久びさに辛い映画でした。
結構期待してたんですよ、カンヌの監督賞にね。
予告篇も良く出来てたし、
様々な人々との出逢いで生前の夫の人物像を
知っていくという物語の設定も
映画向きな気がしてました。

ただ、
ある視点部門というカテゴリーには、
少し嫌な感じがしてたのですが...。
最初の30分でその予感は、
あえなく的中してしまいましたよ。

行方不明の夫が
突然死後の世界から現れて、
状況説明は一切置き去りのまま。
不在の3年間のお話すら、
無視なのね。

現実と虚構と霊界の境が曖昧のまま、
ふわふわとストーリーが
静か静かににながれていく。
驚愕したのは、
なぜか亡霊を
様々な人たちが受け入れてて、
ともに生活しちゃう。

ロジックも軸もないので、
何だかキモチ悪いです。
あれこういうのあったなぁなんて
デジャブなキブン。
そうだ2月に観た「悼む人」と同じだ。

それでもファンタジーに、
振り切るならいいですよ映画だもん。
けどね妻の虚構なのか、
ホラーなのかも中途半端で。
ギミックな驚きも、
怖さもありません。

幽霊と一緒に過ごしている
深津絵里さんは、
動揺するわけでも
葛藤も描くわけでもなく
終始ふつうの人。
だからなのか、
全く感情移入も出来ずじまいです。
死を受容できない狂気から、
幻覚をみたり死者と会話することもあるでしょう。
けどこんなきょとんとして妄想してる人
ただのサイコパスですぜ。
加えて亡霊の浅野忠信さんも、何だかふつう。
俳優たちは監督が何をやりたいのか
理解出来なかったのでしょうか。
少しぎくしゃくな様子にみえちゃって、
逆に可哀想な印象を受けました。

唯一5分だけ出てきた、
蒼井優さんは凄かった。
意味のない役柄であれだけの印象が残せるのは、
さすがです。

そんなこんなで、
せめてオチに期待してたけど、
あれれという終わり方で。

忙しいなかやっと時間を作って、観に行ったのにね。
その頑張りも虚しく、後半は久びさに落ちてしまいました。
周りを見渡せば、両隣もこっくりですわ。
映画賞絡みの作品は必ず劇場でみるのがコダワリですが、
年に一回はありますね、こういうの。
頭を撫でた犬に噛まれた、残念感でした。

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年間100本を劇場で観るシネオ

2.5地味でした。

2015年10月12日
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鑑賞方法:映画館

信じられないくらいの控え目な妻と、結構適当な夫。映画が表現している死後の世界と現世との境界線は、死んだことの整理が付いていない夫婦や家族の振り返りの空間なのだろう。

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M.Joe

1.0どちらかというと和風ホラー?亡くなって初めて知る“夫婦”の形。

2015年10月11日
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悲しい

怖い

難しい

【賛否両論チェック】
賛:様々な人々との出逢いを通して、生前は知らなかった夫の人物像を知っていく中で、主人公が“夫婦”について改めて見つめ直していく姿か印象的。
否:展開は極めて静かなので、退屈で眠くなるかも。内容も、見方によっては結構ホラーな印象。

 若干設定に無理がある気はしないでもありませんが(笑)、亡くして初めて実感する“夫婦”という存在の尊さが、不思議な世界観の中で描かれていきます。
 ただ、どうしても内容が内容なので、結構描写がホラーチックなシーンがあります。その辺り、怖いのが苦手な人には、やや向かないかもしれません。
 展開もかなり静かなので、興味を惹かれないと眠くなること請け合いです。ゆったりとした雰囲気で、大切な人をそっと想い直したい。そんなすっごく大人の方向けの作品です(笑)。

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映画コーディネーター・門倉カド

3.0期待し過ぎました…(笑)

2015年10月11日
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作品としては、普通ですね。泣いている女性の方が結構いましたが、先週パパの遺した物語を観たせいもあり、ついつい比べてしまいました。
あと、期待し過ぎてしまった事も挙げられます。

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キムキム

0.5ひとこと、つまらなくて退屈

2015年10月11日
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鑑賞方法:映画館

ヴェネツィア映画祭の件もあり、期待が大きかったが、淡々と進む単純かつ無理なストーリーに最後まで感情移入できなかった。

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りうな

3.0物足りない

2015年10月10日
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鑑賞方法:映画館

アッとおどろくオチもなく、死を扱うにしてもありきたりな感じ。

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ドラゴンミズホ

4.0あわい

2015年10月10日
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小二郎

0.5ファンタジーやホラーを感じさせない。

2015年10月8日
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難しい

監督の黒沢清は尊敬する評論家・蓮實重彦氏の立教時代の愛弟子である。黒沢の作品は初めての鑑賞で、蓮實氏の講義を直接聴いていた作家がどのような映画を撮るのか楽しみだった。
TVドラマみたいな画だなというのが率直な感想である。死んだ夫の亡霊が妻を旅に誘い、そこで彼が人々に会ってもらうという物語は多分に映画的なのだけれど、浅野忠信や蒼井優、柄本明らの好演も素敵だったけれど、幽霊と一緒に過ごしているはずの深津絵里にその不思議な体験をしている人間の高揚感や恐れが見えてこないのは何故だろう。何年か出奔してふらりと生きて帰宅した夫にすらあのような尋常な態度でいられるだろうか。
映画なのだから、嘘八百の作り話なのだから、もっともっと不思議な体験を観客は望んでいるとは思わないのだろうか。

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佐分 利信

2.5死せる夫とただ虚無空間を彷徨う妻の話

2015年10月7日
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またまた黒沢清お得意の怪談ものかぁ。
でも、今回は、いわば「死んだ夫に連れられての道行の旅」、もしくは「道行からの帰還の旅」のいずれかだろう。
ならば、さしずめ、妻と夫の間でのドラマが展開されるのではありますまいか・・・

といった予想は、巻頭10分ぐらいで裏切られる。

不在の3年間の埋めるドラマが何処にもない。
もう、ひたすら虚無空間を彷徨う旅が続く。

黄泉との境を夫婦で旅するハナシなのかぁ。

死んだひとが、生きているひとに混じって、何気なく生活をしている。
それを誰も疑わない。

あの世とこの世の区別がない世界観は面白いが、なにせドラマとしての対立軸もなければ葛藤がなく、映画が進んでいく。

なんだか、こんなヘンな映画観たような気がする・・・
思い出すと、フランス人監督が阪神淡路大震災をモチーフに死者の魂を描いた『メモリーズ・コーナー』の希薄感を思い出した。

この映画もフランスの資本が入っているもよう。
うーむ、黒沢清監督も阿(おもね)っちゃったのかしらん。
それとも、ここへきて、ドラマを構成できない弱点が露呈しちゃったのかしらん。

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りゃんひさ

3.0深津絵里

2015年10月7日
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1999年の夏休みの少女がモンペ長靴を履いた未亡人になる。彼女は顔や手のアップに耐えうる女優になっている。日本のどこにでもある美しくない風景が、どこにでもある感じに、ダサい感じに、掛け値なくピタリおさまっている。大友良英の時代掛かった音楽含め、まるでダグラスサークかどうかは分からないけれど、凄くエンターテインメント、メロドラマ。餃子屋の女房の美しくない涙、娘の生々しいチェックワンピース、奥貫薫の幸薄な白い顔、すき焼き鍋を投げつけもする小松政夫の怖い顔。なんだか本気。そのカメラワークに、対象の切り取り方に、アップとズームとキスに、ハッとさせられる。

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ssspkk

5.0癒やしの怪談譚

2015年10月6日
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泣ける

怖い

知的

昔ながらの映画の生々しさ、リアリティがありました。まさに、監督らしいホラー感が表現されていて、なおかつ、笑えて、涙できて、しかも癒される・・・見事というほかありません。
絵の美しさというものとは縁遠い作品です。しかしながら、力強さはどんなアクション映画だろうが太刀打ちできないものがありました。
深津絵里という女優の素晴らしさが、非常によく表現されていたように思います。彼女の演技ひとつで恐怖し、笑い、涙しました。
すべてカットカットで表現されているように感じて、すげぇなぁと思った次第。

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SH

4.0作家の想像力とは?

2015年10月5日
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泣ける

悲しい

幸せ

3年間行方知らずの夫が突然帰ってくる。
「僕は死んでるんだ」その言葉に、その姿に、夢か現実か戸惑う妻。そして「3年間の僕の足跡を追った旅をしてみないか」という言葉に、いまの現実もつまらないしのってみたのだが。

そんな冒頭のシーンから僕は試される。
あなたは現実=ロジックだけで生きているの?
それとも、霊的で幻想的な世界も受け入れるの?
当然、僕は、論理だけではない、情動みたいなものにも左右されるし、幻想的な世界も好きな人間ですよ。とは、答えてみたもののやっぱり、ちゃんとした筋がないと戸惑うよなという自分もいたりして。その世界にどれだけ自分を忘れて、ゆだねられるかというところが大きいわけです。

それでどうだったのか?
ある程度その流れに乗っている自分がいたんだよね。特にピアノのエピソードのところは自然に涙が流れたし。
妻の瑞希がこんな物語ってあり?、と思いながらもその世界を受け入れ、解放されていく様子も見て取れたのだ。それにしては、ラストシーンはちょっとあっさりしすぎだと思ったのは僕だけだろうか。
この作品、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞したという。映画通には、国際的にもこの死生観は認められたのだろう。これを書いた小説家も、それを映画にしようとした黒沢監督も一般的な人からみれば、風変りな人。でも、アートの観点からは、きわめて想像力の強い人といえるだろう。

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xtc4241

4.5とても良い作品でした

2015年10月5日
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泣ける

一言でいえば夫婦愛を描いた作品となるかもしれませんが、それだけでなく普通の生活やそれにまつわる物事や人への慈しみ、などが描かれていたように感じました。
日本(または東洋)的な死生観もおのずと表されており、その点で河瀨直美監督や是枝弘和監督の近作とも共通するものを感じ、個人的には興味深かったです。
あまり多く黒沢清監督の作品を観ておらず、これが4作目ぐらいですが、断然一番好きな作品でした。
深津絵里は後半になるにつれてドンドン良くなっていったと思います。ラストの2つのセリフには胸が熱くなりました。
大いに評価されるべき作品だと思います。

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鳩ぽっぽ

4.5流麗な音楽と美しい自然が、ちいさな物語を普遍へと導く。

2015年10月4日
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冒頭の、ピアノと風に揺れるカーテン。「トウキョウソナタ」のラストを想わせる、死の匂い。そこから一転、物語はホラーの気配を画面いっぱいに漂わせる。白玉の白さと、艶やかなまでに黒い摺り胡麻のコントラスト。不穏と、恐怖の予感。ああ、黒沢監督だなあ、とぞくぞくした。
そこに、往年の名画を彷彿とさせるような、流麗なオーケストラ音楽がかぶる。あれっ、なんか違う。この明朗なまでの穏やかさは…⁈ 意外というか、違和感というか。そんな戸惑いに浸る暇もなく、物語はスタートした。
この旅がいつ終わる(優介が姿を消す)のかと不安を抱きながらも、かけがえのない「今」を手放すまいと、果敢に身を委ねる瑞希。そんな彼女と同様、観客もいつしか、先が見えないながらも安らぎに満ちた旅に身を委ねていく。死者との交流は、決して目新しくはない。けれども、黒沢監督にかかると、唯一無二のものとなる。コマ落としのような画面の揺らぎ、対峙する二人のアップの切り返し…てらいもなく、往年の映画技法を散りばめられてるところにもびっくり、ニヤリとさせられた。
死者と遺された者が再び出会い、改めて深く互いを知り、真の別れを経て前進していく。大事件は起こらない。描かれているのは、ささやかでありふれた、(蒼井優演じる朋子が、自嘲気味に口にする)「平凡な毎日」の営みだ。これを普遍的な大きな物語に引き上げているのは、初めは違和感さえ感じた音楽と、美しい自然の力であるように思う。これまでの黒沢監督作品にはなかった、不思議な感触。特に初期作品で色濃く出ていた、黒くどろりとしたものに、美しい音楽と光や緑に満ちた風景描写が重なり、寄り添う。…「それも人間の一面」とでも言うように。包み隠すわけではなく、光と影、美と醜が見事に共存していた。
周到に高みへ到達したのち、感傷を許さぬかのように、潔く物語は幕を閉じる。ラストシーンから流れるようにエンドロールへと転じる幕切れに、瑞希の晴れやかな一歩が重なった。暗い映画館から、眩しい外へ飛び出す爽快感を味わえる作品だ。

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cma

5.0素晴らしかった。

2015年10月4日
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黒沢監督の作品は非常に好きで、これまで沢山観てきたが、今までの作品に比べとても映画として、強くなったという印象を受けた。
テーマの所為でもあるかもしれないが、大人な作品と、メッセージ性を強く感じた。

またセリフで多く語らせず、役者の表情や演技力で語る、それを映像として映す監督の表現の仕方にも感動した。
そのような意味でも、映画である必然性を感じた。

とても素晴らしい作品でした。

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tagu

4.0キャストが幸い。

2015年10月4日
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面白みは無し。
何故かキャストは良し?

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⭕

2.0どうしても黒沢ワールドが好きくなれない。

2015年10月3日
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難しい

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突貫小僧

3.5不思議なストーリー

2015年10月3日
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予告編で、興味があってみました。

不思議なファンタジー的なストーリーでした。
奥さんの思いがゆっくりとした展開で旅?を通して昇華していくような。

現実派には向きませんが、夫婦はいろいろな形がある。
そう思えた映画です。

深津絵里さんの背中、綺麗でした(笑)

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Nobito

3.0意表を突かれたな

2015年10月2日
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とむ