劇場公開日 2014年8月30日

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「社会悪と戦う」ケープタウン 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0社会悪と戦う

2017年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

単純

興奮

南アフリカ、ケープタウン。二人の刑事が惨殺された少女の事件を捜査する内、背後に巨大組織の存在が…。

よくある犯罪×捜査のサスペンス・アクションだが、“ケープタウン”という地がミソ。
この治安の悪さにゾッとする…。

二人の刑事にはもう一人仲間が居たが、聞き込み中に手を切られ喉をかっ切られて殺される。白昼堂々、法の番人に…!
フォレスト・ウィテカー演じる刑事にもこの地で生まれ育ったが故の暗い過去が。
オーランド・ブルームはダーティな役を演じてイメージ脱却しようとする奮闘感じたが、不良刑事が真に正義に目覚める姿をそれとなく見せていた。

ありふれた題材に作られた設定ではなく、リアリティーと真実が納得を表していた。
勿論、ケープタウン全てが治安が悪い訳ではない。南アフリカ有数の都市国家なんだとか。
そのほんの一部…。
映画は社会に蔓延る悪と戦っている。
後味悪いラストも本作に合っていると思う。

近大