第一の敵

解説

南米ボリビアでアンデス先住民の現実を描いてきた映画制作集団「ウカマウ」が、1974年に亡命先のペルーで撮りあげた作品。とある農村。農園主に盗まれた牛を返すよう求めた農民が、農園主に殺されてしまう。非道な仕打ちに激怒した農民たちは農園主を捕らえて判事に引きわたすが、判事は農園主を無罪にするばかりか、農民たちを投獄してしまう。その村へ、ゲリラ部隊が隊員の補充を求めてやってくる。事情を知ったゲリラは、農民たちと共にゲリラ作戦を展開し、再び捕らえた農場主を人民裁判にかける。こうして既成の秩序を打ち破った彼らの前に、第一の敵であるアメリカ帝国主義が現われ……。

1974年製作/98分/ボリビア・ペルー合作
原題:El enemigo principal

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
ホルヘ・サンヒネス
撮影
クトル・リオス
ホルヘ・ビグネッティ
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