海難1890のレビュー・感想・評価
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【日本人として生まれた事を誇れる映画。先人の豊かな人間性に対し、現在の日本はどうだろうか・・。】
- 日本とトルコの友好関係の礎となったエルトゥールル号遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ
当時の日本人の無垢な、忖度を度外視した人としての行動・言動に感動し、落涙した作品である。-
<2015年12月7日 映画館にて鑑賞>
日出る国と月昇る国の物語
映画「海難1890」(田中光敏監督)から。
冒頭、こんなフレーズで始まる。「1889年(明治22年)7月
日出る国と月昇る国の物語は、この小さな島で始まった」
題材となった「日本とトルコの友好関係」を考えると、
これはキーワードになるな、とメモしたが、
なかなかその言葉の意味が理解できなかった。
しかし、両国の国旗を眺めて、なるほど・・と納得をした。
国旗のマークが「日本は太陽」「トルコは三日月」。
この映画で、私は「トルコ」という国が好きになってしまった。
特に、私たちの記憶に新しい「1985年、イラン・イラク戦争」の時、
日本政府でも危険だと、救援機を送らなかったのに、
トルコ政府は、95年前に自国の民が日本国民に助けられたから、と
自分たちの危険を省みず、日本人215人を助けてくれた。
あの救出劇から約30年、もし同じようなことが起きたら、
現代の日本人は、困っているトルコ人に手を差し伸べられるだろうか。
最後に、こんな台詞もある。「人びとの真心が国を動かす」
そして、自国民より、他国(日本人)を助けなさい、と命じたトップに
「国民からの電話が鳴りやみません。この救出劇を誇りに思うと。
非難はひとつもありません」の報告がされる。
その報告を受けたトップが胸を張って、こう言う。
「そうか、私はそう言ってくれる国民を誇りに思う」と。
映画とわかっていても、カッコいいなぁ、この国のトップは。
良かったけどね
トルコと日本の絆を描いた良い映画です。
前半は、トルコ船が、永い航海を経て来日します。
その後帰国についたトルコ船は、無理をして嵐の中を航海し、難破してしまいます。
それを発見した、村人が救助にあたり、奇跡的に助け出された船員は、手厚い看護を受けます。回復した船員は、帰国の途に就き、歳月が経ちます。
ここまでは、丁寧に描かれていますね。
ここからトルコでのシーンなのですが、少し、物足りなさを感じました。そこが少し残念でした。
真心をもって接すること
海難事故まで、エルトゥールル号の様子と和歌山の村の人たちの様子が丁寧に描かれていて、平和で楽しい雰囲気から一変して事故の緊迫した状況が真に迫っていた。
出港から観ていたからこそ、ムスタファの耐え難い悲しみに心が痛み、共感した。それに対して村の人たちは、全員で協力して、見返りを求めず事故に遭った人を助けようとし、真心をもって接した。怪我の手当てだけでなく、死者の弔いや、持ち物もできるだけ拾い、血や汚れを丁寧に落として返した。その姿勢は、傷ついたトルコの人たちを癒し、元気づけた。
テヘランの出来事にも、トルコの人々の真心を感じた。
国籍や人種に関係なく、人としてあるべき姿であり、多くの人に語りついでいくべき話だと思う。
もう一工夫・・・
題材は最高。本やテレビで幾度も取り上げられ、そのたびに感動に身が震えた人間として、ついに映画化!!と、胸躍ったものでした。だからこそ、惜しいっと思う点がいくつか・・
まず食うものにも困る貧しい村に遊郭・・・これはいらんでしょ
遭難シーンと遊郭でのシーン(金魚とかね)は、きれいだなぁ、いいなぁとは思ったけど、でも・・やっぱり遊郭は無理があります。
一つ一つの献身的な対応エピソードにほろりとしただけに残念。
あとは現代パートでエルトゥールル号の恩返し云々-という動機付けではなくて、困ってた人を助けるというだけだったのはちょっと弱いかなと。「エルトゥールル号のことはみんなも学校で学んで知ってるだろう、だから今度は俺たちの番じゃないか!」とか何とか言ったほうが、空港での日本人の皆さんどーぞどーぞ的な演出に説得力がわいたと思うんですけどね。
それにエルトゥールル号の避難民に対して日本全国から寄せられた寄付金の話とか、トルコ大使が日本人の救助をした理由を語ったことなど、後日談やエピソードを補完という意味で、字幕での説明があったほうがより感動が増すような気がしました。特にこういういい話は。
ちなみにトルコでも興行収入で初登場5位みたいなんですけど・・
本当に国民的美談として認知されてるのかなぁ・・・
見ててイライラした…
みんな良い人過ぎ…
行為に対する理由や根拠が全てにおいてない。。。
演出がクサ過ぎて終始サブイボが止まらない、、、
船の転覆シーンは無駄にしっかり撮られているが、演技がこの状況でそんなん??って感じ…救助のシーンも『手が離せないんだー』ってお前バカなの?体温めるシーンも『私に任せときな』って、1人で何人いると思ってんの?そもそも遊郭のシーンが意味わからん?食べ物を分けるシーンとか転んでこぼすのとか全て??別れのシーンとかいつの間にそんなに仲良くなったの???などなどあげたらキリがない。。。
現代も何故そんなに助けてくれるの?
『前に会った様な気がする』って…
そして意味不明の花道拍手。。。
脚色され過ぎていて『なんじゃそりゃ』って感じ。。。。。正に茶番劇!
そして何よりも、
この作品の評価が高いのが疑問
ナルシストで右よりな日本人ばっかりなんだなぁと、、、若しくは私の感性がおかしいのか???
イスタンブールでも見ました。
12月26日にイスタンブールのキャピタルというショッピングセンターのシネコンでも見ました。
劇中で拍手が起きたり、終演後私は隣の見知らぬトルコ人と自然にガッシリと握手したり大変に盛り上がりました。
日本人は市民のモラルが優れ、トルコ人はトップの見識と胆力が優れている事が、良く描かれていると思います。逆はダメな事も。
ただ、前半の部分が日本人には分かる表現だと思いますが、なぜ見知らぬ人を命懸けで、自分たちが食べないでまで救ったのかを、もう少し丁寧に説明した方が、外国人には理解しやすいと思いました。
助けられたから助ける。という仏教的な因果応報ではなく、困った人がいれば全力で助け合うという、日本とトルコにある世界に誇るべき普遍的な精神性の高さを分かりやすく描いた秀作だと思います。
日本が子孫に残すべき事は、市民の精神性の高さではないでしょうか。軍事は2番目だと思います。
なお、パンフレットは劇場ですぐ売り切れて、再入荷しませんとの事。ご興味ある方はネットで入手して下さい。
正月から涙腺がユルユルニなってしまった
明治編、昭和編共に日本とトルコとの助け合いの実話を元にした作品ということでしたが、当然エンターテイメントとして脚色を加えてあるわけで、それを承知で見ないとそんな都合のよい話はホンマかいな?ってことになりそうな危うさがありますが、結構涙腺が緩んでタラ~っと涙が零れ落ちる感動は清々しかった。
違和感のあった点として、明治中期に都合よく貧しい漁村にネイティブ風の発音の英会話ができる医師がいて、しかも友人が海軍さん。
気丈な紀州の女が、許嫁を海難事故で亡くして失語症になるのだろうかとか、貧しい村のはずなのに遊郭があり、そこでどんちゃん騒ぎしてるし、小さい村のはずなのに業突張りの医者もいる。
昭和編でも都合よく若い日本人学校の教師がトルコ大使館員と巡り合うのかとか、突っ込み入れたら枚挙にいとわない。
とどめはいつもはエンドロールが始まるとそそくさと退出するのを何かまだ有りそうだと最後まで見ていたら、エンドロールが終わったところで、見慣れぬ紋章みたいなものが移った直後に何とエルドアン大統領のメッセージが出てきたのはびっくりした。
昔の友好的な良い話がなんだか政治的な話になってるし!
昭和編で日本の自衛隊が救援機が出せないと何度もアピールしていたのは昨年の安保改正を睨んでの発言かとも勘ぐってしまい、折角の美談を政治利用しているような雰囲気がプンプンします。
でも、確かに当事者としてみれば危険を顧みず自国民の救出を願うことに応えられなかった日本政府に憤りを感じていたことも事実なんだろうなとも思いました。
批判的なことばかり書きましたが、涙腺刺激度もそこそこあっていい映画だったと思います。
助け合いのテーマ
トルコと日本の二つの国で、互いに助け合った感動の話を映画化したもの。
割合は日本でのトルコ人を助けた話の方が長い。
日本編、最初はプライドが高く、日本人を突っぱね気味の船長だったが、最後には日本に感謝をするテンプレート感動もの。
後半、無理矢理取って付けたようなトルコ編は、正直もう少し枠を広げても良かったのではないかと感じました。あれでは日本編だけの予定がトルコに言われて仕方なく追加しましたと言う感じが否めません。
「海難1890」を観て・・
宗教、言語、民族の異なる東南アジアの日本と中東のトルコとは親善の関係・・この映画を観てよく分かった。1890年の和歌山の海難救助から95年経った1985年のイラン・イラク戦争勃発の時、イランのテヘランに取り残された在住日本人がいた。日航の臨時便も自衛隊も飛べなかった危険な地区にトルコからの最終便に在住日本人が乗せて貰えたのは感動だ。残されたトルコ人は陸路で本国に戻ると言う。これはネタバレか・・自分が若い頃、ソープランドをトルコ(ぶろ)と一般的に呼んでいた。それはトルコに失礼だとその後改められた。それだけ日本とトルコの友好関係は深い・・
偏り
史実は既知だったから今更感もあり、みようか迷ったけど、暇潰しに鑑賞。
主題である1890年の話しは迫力あり、物語あり、なかなか見応えがあったが、遊女と医者のチャラい描写とか、他にも省ける話しや短く出来るところを整理して、もう少し1985年の物語を充実させて欲しかった。
それと、時代を変えて違う人物の一人二役はいらない。
緩急のつけ方がイマイチだし、少し綺麗にまとめ過ぎた感じはするけれど、充分楽しめた。
ちょっと残念
貧しい村の近くで遭難したトルコの人たちを、
献身的に看病して面倒を見て、
生き残った人たちを送り出し、
100年近くの地にそのトルコの人たちが日本人を救ってくれた、
という話は感動せずにはいられませんでした。
けど、
この話自体をもともと知っていたうえで見ると、
後半のトルコの人たちが日本人を助けてくれた部分の描き方が、
雑だったように感じたのが、
ちょっと残念でした。
真心
完全にノーマークでしたが皆さんのレビューを見ると評判良さそうだったので観てきました。
内野さんは年齢を感じさせない肉体美でしたね。
史実に基づいた作品だと思うのですが、後半パートはフィクション感が勝ちすぎていて私は断然前半パートが良かったですね。
一人二役とか最後の海に沈んだ兜の飾りなどは蛇足に感じました。
一人二役にするよりはハルがムスタファにお礼にお守りを受け取って、それが別の役者が演じる春海にお婆ちゃんから受け継がれていたという方がより、スッと心に入ってきたと思います。
前半は、どのシーンも魂がこもってたというか、悲しみや怒り、喜びだったり感情が物凄く伝わってきて泣けました。
嵐の中の船と、島の人たちが音や映像でシンクロしている表現もすごくマッチしていて良かったと思います。
あとで調べたんですがエルトゥールル号の話はトルコでは教科書に載っていて誰でも知っている話のようですね。
だから、あれだけな少ない言葉で皆に伝わったんですね。
日本人はあまり知らない事だと思うので、その辺をもう少しわかりやすく描いてくれるともっと良かったかな。
トルコ人も日本人も真心こもったいい話だと思いました。
情けは人の為ならず
感動的な話だった。
何十年も前の恩義をずっと覚えてて、酬いる。それも、直接の子孫とかではなくアカの他人が。
国としてトルコ国民は日本に恩義を返してくれたと言うお話し。
実話なのである。
信じられない。
何十年も前の逸話を国家が民衆に告知し、語り継いできたって事なのだろうか?
とも、考えたが、大使館の人が何十年も前の話を引き合いに出したような事もなかったように思う…のだが?
見落としたかな?
となると、過去の事象とは関わらず、困った時はお互い様という話しにもなるわけだけど…。
過去の話しに起因しなかったとしても、2つの話しは事実であり、かなりな美談であると思う。
人が人を助ける事は特別な事ではなく、当たり前の事なのだ。
見返りを求めなければ、とても単純な事なのかもしれない…。
とまあ、そんな事をふんわり思った。
作品的には編集なのか芝居なのか、間延びしてるように思えた。
もっと簡潔にし挿入すべきエピソードがあるようにも思う。
竹中さんの役なんかは別に要らないと思う。
船員と村人の交流なんかも見たかったし、彼らの逗留中、村人が何をしたかとか、政府が何をしなかったとか。
そういう個々としてのエピソードがもっと見たかったかな…。
忽那さんの英語はとても流暢で驚いた。
近頃、英語を話す役者が珍しくなくなってきたような気がする。
トルコのパイロットが全員、挙手したシーンに泣けた。
ネットで調べると、この遭難事件はトルコ国民には周知の事実であったらしく、日本から受けた恩義を伝承していってたらしい。
という事は、文字通り命懸けで恩にむくいてくれたわけだ。
とても尊いテーマを扱った映画だったんだな。
真心
トルコの国民が親日的ということは情報として知っていたが、歴史に疎い私はこんなエピソードが
あったとは知らなかった。いや、もしかしたら聞いたことがあっても忘れていた。
そんな私だがこの映画を観て歴史の勉強にもなったし心に響くものがあった。
史実に基づいた話ではあるが、語り継がれた事実関係を再現して見せるだけではない。どうやって
映画として表現するかに工夫の跡が見られる。脚本も、減り張りのある演出も良かった。
1890年の描写と約100年後の描写に同じ役者を登場させ、助ける側と助けられる側の関係性・
縁を意識させるところもこの映画ならではの良いところ。
忽那汐里が良かった。1890年の、話すことができなくなった村娘。そして1985年の、国際社会で
活躍する教師。異なる役柄を見事に演じていた。表情に惹き付けられた。
真心の真髄を表現したいという、スタッフ・キャストの真摯な姿勢が伝わって来た。
地理的に近くても恩を忘れ言いがかりを付けてくる国もある。そんな国とは全く異なる、真心という
価値観を共有できる親日国・トルコ。トルコとの厚い友情を大切にしたいと思った。
フィクション部分が...
この冬、「杉原千畝」とほぼ同時に公開された日本人の美談。あちらは特定人物に焦点を当てた作品ですが、こちらは日本人とトルコ人というマクロなお話。
トルコとの競作ということでしたが、序盤と終盤以外は日本人視点が強く感じられました。海難事故が起きた知らせを聞いたトルコ国内の場面や、帰国したトルコの人達がどのような人生を送ったか等、トルコ側に寄せても良かったと思います。ドラマ的なフィクションの使い方はそういった所で使って欲しかったです。花魁や竹中さん演じる本土の医者が出てきますが、少し手伝っただけでフェードアウトしてしまうフィクション部分の必要性に疑問が残ります。せめて医療費無償の台詞は竹中さんに言って欲しかった。
所々惜しい場面がありますが、しっかりと感動的な演出はされています。ストーリーの大筋は史実ですし、日本人とトルコ人の真心が観る人に伝われば成功という映画なのでしょう。
この作品を観る前から史実(結末)を知っている方でも楽しめる作品だと思います。
フィクションと史実が分かり辛いところがあるかも
嘘くさい、フィクションだみたいに思われている部分がありそうなのでちょっと補足を
「事実」
・当時の串本町は食料に余裕がなかったが食べ物をかき集めて被災者の支援を行った
・体温の下がった被災者を暖めるために肌を寄せて温めた
・イラン、イラク戦争で救援機を飛ばした際にトルコの大使が「エルトゥールル号遭難事件の恩返しです」と語った
・日本政府と日本の航空会社が邦人救出を諦めた
→当時、邦人救出も含めて自衛隊の海外派遣は制限されており(憲法9条との兼ね合い)即座に自衛隊機を出すということが出来なかった。これは後に法改正がされる
「脚色」
・竹中直人のシーン
・どっかであった気がする
嘘くさいと思われる善意の部分は実は事実だったりします。もちろんそうするに至った理由もありました。
映画では語られてはいませんが、エルトゥールル号が被災したことを知った日本人が国内を行脚し義援金を集めトルコの人たちに渡しました。
この人物はトルコで日本語を教えるなどし日本とトルコの交流を進めます。その教え子の一人が後にトルコ共和国の初代大統領になりました。
またこの遭難事件、救出劇はトルコの教科書にも載っている話です。
後に続く日本とトルコの友好の歴史の始まりと言っても過言ではありません。
この映画で「エルトゥールル号遭難事件」を知った方は是非その話を深く掘り下げて調べてみてください。
そうすればこの映画は今以上にもっと楽しめると思います。
不覚にも涙
公開初日に観ました。
串本に縁があるので思い入れもありますが素晴らしい作品だと思います。
後世に伝えるべき映画だと思いました。
ほぼ実話に基づいたうまい脚本になっていました。
あんな遊郭が大島にあったのかと思われるかたもいらっしゃるようですが、実際に昭和のはじめまで遊郭はありました。串本節に、“障子あくれば 大島ひと目 なぜに佐吉は山のかげ”と唄われる、佐吉と云うのが佐吉楼という遊郭のこと。
多少の脚色を加えて素晴らしい作品に仕上がったのだと思います。
いろいろすっ飛ばしすぎ
この事故がトルコで広く知られているから非常に親日であること
その前提抜きで話が進むのでよくわからないかも。
地元では 良い行いをした、ではなく
気の毒な大変な水難事故があった、認識なので
話を広めなかったと思います。
地元ではよく知られた話なので、救援機や311支援などは知っていました。
その話はもっと多くの人に知ってほしいとは思っていました、が
なんかもうちょっと違う映画に出来なかったのかモヤモヤします。
前半の嵐と酔っ払いどんちゃん騒ぎは不必要だと思います。
なんの意味があったのかまったくわからないです。
最後のは地元にある慰霊碑です。
解説無しでわかるのかなーと色々思いつつみた映画でした。
大島は名の通り、島。小さな島です。
今でこそ橋がありますが、昔は本州とは船のみ。
海が荒れると孤立します。何日でも。
そんなところでのお話です。
えっ、それ言うの
この類の映画としては出演者も良くしっかりと造られていたが
フィクション部分がちょっと残念な造りになっていた。もしも
この内容の全てを真実と受け止められる事になったら映画を造
った意味が無くなってしまうと思った。
もう1点気になったのが内野聖陽さんの英語のしゃべりで、相手
のトルコ軍人役より流暢過ぎると思った。もう少し日本訛りが
あったほうが現実味があったと思う。
これは映画に対する意見ではないが、試写会が始まる前に司会の
方が映画の説明をされるなかで「忽那汐里さんが1人2役で出て
おられます」と言われたが、事前に調べてる人は知ってるし
そうでない人の中には私みたいにそういうこと知りたくないと
思ってる人いるんだから「言わないでくれ、司会者要らないよ」
と強く思った。
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