劇場公開日 2014年7月19日

「珍しい主人公」思い出のマーニー もんちさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0珍しい主人公

2020年8月26日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

楽しい

ジブリの主人公は明るくて優しくて行動力があって、憧れる尊敬されるような主人公が多いイメージであったけれど、思い出のマーニーの主人公は闇を抱えている少女だ。
現代社会で増加している不登校や、人間関係を上手く築けていない様子である。
最初に輪には内側と外側がある。私は外側の人間だ。という話があるが、1回でも外側の人間だと感じたことがある人は共感ができる話であったように思う。
勇気を出したけど傷つき。そんな自分が嫌になる連鎖。優しい言葉でさえもプレッシャーに感じる様子。
難しい心理描写を描いていて、風景も綺麗で観て良かったと思う。

もんち