劇場公開日 2014年11月15日

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「訳が分かりませんが、昔からある子供の遊びを、命懸けでやるところが面白かった。」神さまの言うとおり Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0訳が分かりませんが、昔からある子供の遊びを、命懸けでやるところが面白かった。

2015年12月17日
PCから投稿

笑える

楽しい

週刊少年マガジンに「神さまの言うとおり弐」が現在連載中です

私は2から入って、1を読んだのですが、マンガの方はなかなか面白かった。

ステージ3までは、原作どおりで、ステージ4からは映画のオリジナルです。

ごく普通の高校生、高畑は、平凡な毎日に飽き飽きしていて、刺激を求めていた。ある日突然、授業中にダルマが現れ、授業中の先生を殺し、負けたら即死の「ダルマさんが転んだ」を始める。次々に殺されていくクラスメート達。なんとか生き残った高畑は、他のクラスで、同様に生き残った仲間と共に、次々と登場する、おみやげの定番の置物みたいな怪物達と、生死を賭けたゲームをすることになる。

昔からある子供の遊びを、命懸けでやるところが面白い。

現実的に考えて、自分でやるのは絶対にいやだけれど、他人がやっているのを見るのはかなり面白いし、笑える。

設定に関する説明は一切なく、訳が分からないけれど、最初にダルマが出てきて、負けたら即死の「ダルマさんが転んだ」では、そんなことはどうでもいいような気になる。

次々に登場する、おみやげの定番の置物みたいな怪物が、しりとりの順番に出てくるし、定番でなじみがある。

場面も、基本的に1ステージ、1場面だから、覚えやすい。

原作マンガの方が、テンポがあって面白いけれど、記憶に残るのは実写映画の方です。

普通の映画は、一本全部、細かいところまで一回見ただけで記憶するのは、かなり難しいけれど、この映画はできる。

そんなに面白くはないけれど、頭の中でリピートして楽しめるから、けっこうお得な映画だと思う。

あと、怪物の声を担当している人が変です。

見ていない人は、調べてから見ると、さらに面白くなると思う。

Push6700