劇場公開日 2014年5月30日

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「X-MENの今までとこれから」X-MEN:フューチャー&パスト 智哉さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0X-MENの今までとこれから

2014年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

過去三部作への愛と、これからのX-MENへの可能性を提示した、黙示録-アポカリプス-への布石。

過去をいじって未来を修正すると言うタイムパラドックス物はSF作品の王道でもあるが、X-MENにそう言った新機軸を導入する事で、目新しいX-MENを演出する事に成功していたと思う。

ミュータントと人間の対立を今作も物語の主軸に添えているが、特筆すべきキャラクターは、やはりミスティーク。
ミュータントであれ人間であれどれだけ姿形が変わろうと、未来を変える為に起こす行動のその動機付けがあまりにも共感性に富んでおり「それやったら仕方ないよなあ」と、ミスティークを応援したくなる気分にさせられるが、しかしその行動そのものが、ミュータントも人間も巻き込んだ終末への引き金にしかならないのだから、皮肉と言うか悲劇と言うか、あまりにも切ない。

紆余曲折を経て最後は落ち着くところに落ち着く訳だが、久々に見たアカデミーの風景と旧三部作のX-MENの面々からは、言い知れぬ懐かしさを感じてしまった。

智哉