THE ICEMAN 氷の処刑人のレビュー・感想・評価

THE ICEMAN 氷の処刑人

劇場公開日 2013年11月9日
20件を表示 映画レビューを書く

善き家庭人が善き人であるとは限らない。

殺し屋を主軸にしたクライム・ムービーだから、見惚れるほどスタイリッシュな殺テクを期待してたんだけど、まんまと肩透かしを食らってしまったようだ。
それよか殺害した人間の数にブットビ❗
しかもこのマフィアの殺し屋は実在した人物だと言うのだから恐ろしい。
私たちのすぐ近くにもこんな危険人物が潜んでいるかもしれない。
大作でもないのに新旧スターがずらり。

みつまる。
みつまる。さん / 2017年9月15日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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家族愛があれば許されることがある

私欲のために人を殺す
命令する人、実行する人
国家、ギャング、思想集団

そこに
家族への愛が言い訳のように挿入される

映画では描かれなかった
この主人公が牢屋でどのように殺されたのか
その史実に迫って、そこまで描いてほしかった

見応えはある

seisinsei
seisinseiさん / 2016年7月13日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:-
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理解出来ないけど面白かった。

本当の話と言う事に驚き。
死体を冷凍保存して死亡日時を分からなくする手口からアイスマンと呼ばれてたわけだけど、冷徹ではあるが、案外感情的で後半なんて怒りに任せてドンドン殺して行く様は狂ってた。
70年代だから100人も殺せたのだろう、割と殺し方も雑で防犯カメラがなくて良かったなと思った。

家族も知らなかったというのだから、人を殺して金を稼ぎ生活を成り立たせてる事を誰にも言わず悩みを抱えてどうやって過ごしていたのか、全く理解出来なかった。
元々サイコパスで悩みなんてなかったのだろうか?

理解は出来なかったけど、丁寧に描かれててテンポも良く、クールで暗いククリンスキーだけど楽しめた。

いや、しかし近しい家族が殺し屋なんて恐ろしい話だ。

奥嶋ひろまさ
奥嶋ひろまささん / 2016年4月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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アイスマンの涙

表の顔は良きファミリー・マン。
裏の顔は殺し屋。
映画にうってつけの設定だが、これが実話とは…!
マフィアの殺し屋として、20年間で100人以上も葬ったというリチャード・ククリンスキー。
事実は小説より奇なり、とはまさにこの事。

人の表と裏の顔というか、二面性というか、常識では計り知れない。
血に染まった手で妻や娘たちを抱く時、何の躊躇も無かったのか。
ターゲットを殺す直前、相手にも愛する人が居るという事を微塵も思わなかったのだろうか。
その分別がはっきり出来ていたからプロの殺し屋で居られたのだろうが…。

映画は、妻との出会いから始まり、殺し屋としてスカウトされ、そして逮捕までを抑えた演出で描いていく。
暗殺シーンはプロフェッショナルの腕が光る。
やがて組織の魔の手は家族にも迫り…。
次第に焦燥していく様は、スリリングかつ哀しみも滲む。
100人以上も殺した凶悪人。
罪は必ず罰せられる。
いつまでも隠し通せる訳がない。
でも、妻と娘たちを愛していた…。

マイケル・シャノンの演技が圧巻。
危うい狂気を孕んだ役はもう十八番。
非道な殺し屋の顔と優しいファミリー・マンの顔を巧みに演じ分ける。
久々に女優ウィノナ・ライダーを見た。
マフィアのボスにレイ・リオッタ、クリス・エヴァンスやジェームズ・フランコらがクセのある役を演じる。

リチャード・ククリンスキーを全く同情の余地ナシと思わせないのは、妻や娘たちへの愛は本物だったから。
生まれ育ちのトラウマから暴力的な傾向はあったにせよ、もし、殺し屋の道など選んでいなかったら…?

“アイスマン”とは、殺したターゲットを凍りづけにする残忍な手口から警察が付けたあだ名。
アイスマンの目に涙が浮かぶ。
愛する者たちを悲しませた苦しみから。
氷のような男も人だった。

近大
近大さん / 2016年2月16日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い
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家族の本当の願いとは・・・ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

家族思いのパパが実は殺し屋だったという本作ですが、家族とのシーンはそのほとんどが主人公(父親)の主観で描かれ、家族が主人公に対してどのような想いを抱いていたのかは具体的に語られていません。
お金をたくさん稼いできて、おまけに家族の時間も作ってくれる父親には、何の不満もなかったのでしょうか。

収入とかそういう類の話ではなく、嘘偽りない間柄でいることが家族にとっての幸せですよね。

隠し事をせず正直に話してくれと妻から問い詰められる主人公を見ていて、嘘でつかんだ幸せはとても脆く、最終的には家族も自分も苦しめるのだと感じました。

ノリスケ
ノリスケさん / 2015年8月25日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
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父親の正体は…

嘘はいつしか必ずばれるし、それを知った家族は本当に辛いと思う。殺しの仕事をする反面、家族を思う気持ちがとても表れていて、その心の葛藤がすごく描かれている映画!!

S.I
S.Iさん / 2015年5月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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B+ (主人公がまじで怖いw)

B+
・実話:アメリカで100-250人以上を殺した殺人鬼!
・寡黙な主人公...怖いです。
・もうちょい1つの「殺し」を詳しくみたかったかも→主人公は何を考えているの??
・演技は全てA+

→ツイッター:@Joey_movies

Joeyと映画
Joeyと映画さん / 2015年3月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
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もし殺し屋になっていなければ…

二人の娘の優しい父親としての表向きの姿とマフィアお抱えの殺し屋としての裏の顔。
映画では、この相反する面を描くことに主眼が置かれているようだが、それよりも、興味深いのは、彼がもし殺し屋になっていなかったら、彼は家庭を持ち父親になるという人生(の一面)を持つことが出来ただろうか?
彼は、殺し屋という裏の面を持つことで、その暴力性を家庭の中で見せずに夫と父親の役目を果たすことが出来たのでは?
服役中の弟は、リチャードがなっていたかもしれないもう一つの自分の姿。
だからこそ、彼は弟はを拒絶したのだ。

リチャードを演じたマイケル・シャノン、彼の雇い主のマフィア、ロイを演じたレイ・リオッタはある意味イメージ通り(?)のキャスティングだが、デヴィッド・シュワイマー(マフィアの手下)、クリス・エヴァンス(リチャードの相棒)など意外なキャスティングが新鮮。ジェームズ・フランコがチョイ役で出ているのは、監督と親交でもあるのか?リチャードの弟を演じたスティーヴン・ドーフは強い印象を残すが、彼にはそろそろ代表作になるようないい作品に恵まれて欲しい。

arakazu
arakazuさん / 2015年3月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
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内と外のギャップ

家ではマイホームパパ,外では冷酷な殺人鬼というギャップがスゴい.キレたら手が着けられないエキセントリックな性格,バレないようにするための工夫とそのための相棒,その相棒までも邪魔になれば消すあたり,これが実話ベースなのが驚き.

ykono
ykonoさん / 2015年2月1日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 興奮
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すごく面白かった ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 日常の地つなぎの先に殺し屋がいることが、普通のトーンで描かれているところがすごく面白い。主人公の性格がサイコパス気質であるように描かれてもいるのだが、しかし、それにしたってそれほど極端ではなく、日常に割といる感じの程度なところがよかった。

 結末まで警察の動きが全く見えないのは、主人公の目線の行き届く範囲で物語が描かれていたからであろう。そんなところも安っぽくなくてよかった。

 人を殺すことよりもお金がないことや家族に白い目で見られることの方が重要なポイントであるところも面白かった。職業として割り切っていたのだろう。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2015年1月8日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 興奮
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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処刑人というよりは…。

マイケル・シャノン、レイ・リオッタ、ウィノナ・ライダー、クリス・エバンス、ジェームス・フランコという豪華な顔ぶれ。
クリス・エバンスなんてほとんど誰だか分からないというなんとも贅沢な起用。

まずは主役のマイケル・シャノンの顔力。
そしてレイ・リオッタと二人で映るシーンの胸ヤケしそうな濃さ怖さ。

ジェームス・フランコ特有の嘘臭い感じとかも良かった。

そして特筆すべきはやはりウィノナ・ライダーだろう。

この人昔は可愛くて人気もあったわりに(色々あって)今いちパッとしない感じがあったけど、本作を観る限り断然実力派女優です。
と言うように、演者の起用が上手くハマってたという印象。

ただ肝心なストーリーはと言うと…。

邦題の『氷の処刑人』というサブタイトルがなんともヒーローを連想させて頂けない。
処刑人というよりむしろ処刑される側の人の話だと思うのだが…。
あと家族を何より大切にしてるというが、そんなことは当たり前だし、外面が悪くても家では善き夫であり善き父である人はいっぱいいるはずで、主人公が特別凄い訳ではないと思うし、職業が殺し屋だからなんて論外である。

100人も殺しておきながら家族を想って泣いたところで、殺された人にも家族がいたことを考えれば身勝手以外の何物でもない。

まぁ話しとしてはムチャクチャな映画だが、俳優陣の頑張りでそこそこ観れる作品にはなっていると思う。

ウィノナ・ライダーの今後には期待できるのではないだろうか。

harukita
harukitaさん / 2014年10月3日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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実際のところはどうだったのか

実話を元にしたストーリーということでしたが、アイスマンが本当に作品中の主人公のような人物だったのかは大きな疑問でした。

作品自体は全く退屈することなく、あっという間にラストまで進んでしまいました。

アリンコ
アリンコさん / 2014年8月9日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:-
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これが真実の話とは! ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

テレビでも、このアイスマン、ククリンスキー当人のインタビューが流れてて、それを見た後なので、興味深く観れました。

裁判で証言する直前に、獄中で謎の死、さらには、彼を雇ったマフィアも殺され、真相は闇に葬られたという謎だらけの事件。

ごん
ごんさん / 2014年8月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 難しい
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殺人と家族愛は同じ感情の発露の違い ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

クリス・エヴァンスのチャラ悪党に始まりジェームズ・フランコやスティーヴン・ドーフのチョイ出演など本筋と関係ないところが無駄に楽しい(笑)
あ、もちろんマイケル・シャノン七変化も(笑)

真面目に評すると、家族への深い愛情もなんだか一般的な愛情を越えていて、執着や固執のレベルに近くて、僕は殺人と家族への愛が、まったく違う感情の元にあるのではなく、非常に近しい感情が表出の段階で異なった発露をした程度にしか感じず、殺人と家族がギャップというより、むしろさもありなんと思ってしまった。

この男は逮捕されなければ、いずれ家族を殺していただろう。そう匂わせる場面もたしかにあるし。

ひなひこ
ひなひこさん / 2014年7月7日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  楽しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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そんなに凄い人なのに

知名度はどのくらいあるのでしょうか?特にアクションもなく目的もストーリーもはっきりせず通常のサスペンスの方がよっぽどおもしろかった!!!

ゆたぼー
ゆたぼーさん / 2013年12月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:映画館
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サイコパスの悲しい末路

サイコパスでも結婚し、親になって家族愛を持てるのかを考えさせられた。マイケル・シャノンの顔力ははんぱないです。

担々麺
担々麺さん / 2013年12月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:-
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クリスエバァンス?

マイケルシャノンや久々のウィノナライダーの演技もさることながら、ファンタスティックフォーキャプテンアメリカクリスエバンスがどれっ?て感じでビックリした!まあ、うまいとか下手とか感じるはなしではありませんが…。
それにしてもアイスマンは完全に精神の病気?でしょ。この事件で家族を傷つけたって後悔しても結局は自分のせい。
イライラのストレス発散に殺人利用していたような気がする。
家族はかわいそうですね…気がつかない自分達も一生悔やんで生きたんだろうな。

peanuts
peanutsさん / 2013年11月13日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
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愛情の屈折っぷり。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

200人も人を殺したプロの殺し屋の話です。逮捕時まで家族には知られていなかったのがすごい。人は仕事として殺し、良心の呵責は一切感じない。これだけ聞くとただのサイコパスじゃないかと思いますが、この主人公の面白いところは、家族を心から愛していることです。なぜこういう心理に至ったのか考えたのですが、彼の妻と娘たちの、穢れを知らない、純真で、無知で、無力で、世間知らずな人間性を観ていて合点がいった気がしました。
たぶん彼は自分の理想の楽園を作りたかったんですね。苦しみも穢れも何もない、自分の分身の、美しい彼女たちが住む彼だけの美しい世界。それを守るためにはどんな犠牲もいとわない。幸い(?)良心の呵責に鈍感で優秀な殺し屋だったために、その利益をすべて楽園のためにつぎ込んだ。娘たちを修道系の学校に入れたりしたのもそういうことなのかと思います。最後の彼のコメントで、悪いことをしたのはわかっているけど、間違ったことをしたとは思わない、といった内容はその辺からくるんだと思います。たぶん。
何を隠そう僕自身変人で、自分の猫しか愛することができない人間です。(いや、もちろん親兄弟、嫁も愛していますが、本当に心から自分が素直になれるのは、僕の猫の前だけです。)なぜそこまでその猫を愛するのか、自問してみたんですが、おそらくその猫は僕の子供時代の性格と瓜二つで、まるで自分の美しい部分だけを抽出した分身のような存在だからなんだと思います。彼には世の中のつらいことなど知ることもなく、純粋に、無垢なまま、愛情だけを知っていつまでも生きていてほしいと思っています。こういうことを他人が聞いたら病院に送られてしまうので、誰にも言いませんが。。。たぶん主人公もそんな気分だったんじゃないでしょうか。

rocko
rockoさん / 2013年11月13日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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無表情な残虐性

不器用なデートから始まる。
ほとんど感情を表情に表さない彼が、唯一見せる家庭での穏やかな顔。
感情を抑えた演技が光るが、後半、徐々に感情をあらわにしてい様が、また、圧巻である。
ICEMANはその冷酷さゆえのニックネームかと思っていたいたが、それだけではなかった。
それが、事実の基づくための陳腐さになってしまうが、仕方がないところだ。
事実は小説より奇なり。
映画より益々奇なり。。。その手口など、もっと見てみたい気がした。

☆くっきー
☆くっきーさん / 2013年10月26日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:試写会
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不幸な実話

クリリンスキーは分かっていたんだと思う。自分の中の狂気に。
自分と弟は同じなのだということに。大きな何かが欠落した人格異常者だということに。

でも、彼の「良心」は決してそれを認めたくない。
そんな彼にとって「家族」こそが彼の「理性」であり、彼を表面上の社会適合者として存在し続けさせてくれる唯一の支えだったんだよ。だから、家族のこととなると発作的に常軌を逸した行動をしてしまう。

彼にそんな「家族」を維持し、自分を維持することこそが全てで、「命を奪う」ということに何の感慨も無かったのかも知れない。まさに「アイスマン」のように。

だって、彼は殺し屋ではない道を選ぶこともできたはずなのだから。そのきっかけ(失業)は確かに何度もあったのだからさ。

でも、彼はそれを選ばなかった、彼にとって「殺し屋」という仕事は、単に家族を維持するための「仕事」でしかなかったんだよね、きっと。
自分の「適性に合った仕事」だと感じていたんじゃないかな?

悲劇は彼の家族だよね。何も知らずに彼を「良き夫・良き父親」として慕っていた家族。
リッチで幸せな日常が一転、「稀代の殺人鬼の家族」になってしまったのだからさ。
その後どんなに苦しんだろうか想像に難くないよ。

そのあたりが気になってネットで調べてみたんだけど、彼の奥さん、その後著書を出版したらしい、その名も「Married to the Iceman」(笑)

気の毒な家族だけど、出版だなんて、それなりに強く生きることができたみたいだね。少しホッとしたよ。

それに、彼自身の人格破綻が、彼が幼児期に加えられた親による虐待が原因だとしたら、彼もまたある意味で被害者なんだよね。

誰も幸せにならない、不幸な物語だと思ったよ。

FUMIT
FUMITさん / 2013年10月24日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 単純
  • 鑑賞方法:試写会
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