劇場公開日 2014年5月24日

「噛みしめる感動」青天の霹靂 コジコジさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0噛みしめる感動

2014年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

青天の霹靂を初日舞台挨拶で鑑賞。
あまりに素晴らしかったため翌日に2回目を観に行きました。
この作品は物語にインパクトのあるような「大作」ではないため、インパクトがあったり設定に癖のあるのが好みな人には物足りないかもしれません。
物語は「王道」な話。しかし、王道だからこそ、登場人物の色や想いが丁寧に描かれています。
こういう作品て今ないんじゃないかな。
肩書だけの俳優がいない。
大泉洋は勿論だが、柴咲コウの愛らしい女性から子を身ごもって母になるという女性としての変化を見事に演じていた。
特に病室の悦子、悦子と晴夫の場面は涙が込み上げてきた。
チョコレートの件も涙。
大袈裟ではなく、主演男優、助演女優・男優、監督、美術といった賞レースに絡んでくるのは間違いないと思います。
それくらい皆さん熱演でした。

因みにあの一言で終わるのは原作と同じです。
晴夫のこれからを描いてすっきりさせていたら、そこらの映画と何ら変わらない。それこそありきたりな演出。
あの終わり方によって、ミスチルの曲が活かされていたように思います。晴夫が伝えられなかった母・悦子へのメッセージ。
2回観たけど、また観たい…そんな映画は何年ぶりだろうか。
エンドロールの最後まで映画の世界観に浸れる映画でした。

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コジコジ