劇場公開日 2014年4月12日

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「英国パブ文化的黙示録」ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! No. Qさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5英国パブ文化的黙示録

2020年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

人生の最高潮だった高校時代を忘れられないゲイリー・キングは、最も輝かしい栄光の日のはしご酒を再現するため、高校時代の親友4人を集めてホームタウンに舞い戻り12軒のパブ巡りを敢行する。ところが、町の人々の身にとんでもないことが起こっていて、ゲイリーと仲間たちはアーサー王と円卓の騎士よろしく危機に立ち向かう。

エドガー・ライト監督×サイモン・ペッグ×ニック・フロストの「コルネット3部作」の最終章となるSFアクションコメディ。過去2作と同様「少数VS多数の戦い」の構図となっている。ジョン・ウィンダムの「呪われた村」などに代表されるボディインベージョンものに、イギリス伝統のパブ文化を掛け合わせたのが彼ららしい。

40代に突入した彼らが辛辣になってしまったのはちょっと残念だけど、おきまりの柵越えのギャグや、トリロジーにゆかりのある人たちのカメオ出演は、ファンとしてはやはりうれしい。

CGの進化と監督の編集センスに磨きがかかっていることを感じさせる男子トイレでの団体戦は必見。ドアーズの「Alamaba Song!(Whisky Bar)」にあわせて6軒目に向かう場面は、歌詞の内容も振り付けも楽しい。

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No. Q